三点確保トレーニング・金毘羅山
 普通
【日 時】 2017年7月23日(日)
【天 候】 曇り
【参加者】 女性6名、男性3名、合計9名
 

 

【コース】 8:00四条京阪-8:40大原駐車場-9:10Y懸取付き-Y懸尾根-14:50
      Y懸取付き下山-15:20大原駐車場
【山行報告】
                                                   記:Y・T
 午後から大原方面は降雨予想が出ていたが何とかトレーニングが合わるまで持ってほしいと思い
ながらゲレンデに向かう。大原駐車場には数台滋賀ナンバーの車が留まっていたのでY懸取付きが
混んでいると次は何処で何を使用かと考えながらY懸に向かう。ところが取付きには人影が見えず
私達だけがロープを張ることが出来た。今回の参加者は夏山に向けての岩稜トレーニングが目的の
ため特にクライムダウンを出来るだけ多く体験してもらうことを考えてメニューを考えた。取りつ
き尾根は前夜、雨が降ったせい手元、足元が滑るような感じでしたが1往復したあとザックを背負
って第2ステージに上がる。第二ステージのくの字と2段になった小さなチムニーを往復。ここで
行動食を取って一休みした後、短い垂直の壁までの岩肌をノーザイルで往復しているときポツポツ
トと小雨が落ちて来たのでここらで潮時と考えて取付きに向けてロープを出しながら下山。メンバ
ーの中にはノーロープで降りていくことが出来た人が出て来た。やはり何度かY懸を経験して戴い
たことが糧となって岩に対する恐怖が徐々に抑えられてクライムダウンに対しても足元手元が良く
見えて、降りるコースが見えてきているようだ。トレーニングの成果と言える。
やはり、何度も体験して頂く事で岩への恐怖が少しずつ薄れて手元、足元が良く見えるようになる。
周りを見渡す余裕が確かな手元、足元の確保につながり安全に登下向ができるようになり一段と余
裕が生まれる好循環につながる。
岩稜トレーニングを積んで頂く事で、穂高や槍、剣への山行も夢ではなくなります。穂高や槍に限
らず、キレットへの挑戦も可能になるでしょう。そして肝心な体力をつけることでその夢が叶うと
思います。
 

 



inserted by FC2 system