<個人山行報告>
           大無間山(2329m)
  
【日時】 2017年8月3日(木)〜8月5日(土)
【天候等】    3日…晴れ後曇り  4日…曇り後雨   5日…晴れ    
【参加者】   男性 1名   女性 2名    計3名
【コースタイム】

3日(木)・・・8:00 西山天王寺駅出発 新東名道 島田金谷IC 〜 
       12:20 諏訪神社着(昼食) 〜 13:35 諏訪神社登山口発(660m)
       14:25 雷段(1085m) 〜 17:05 小無間小屋着(泊)
4日(金)・・・5:05 小無間小屋発(1796m) 〜 7:57 小無間山山頂着 〜
        9:00 中無間山着 〜 10:25 大無間山山頂着 〜
        16:00 小無間小屋着 〜 18:30 諏訪神社着 道の駅泊
5日(土)・・・6:00 道の駅・おくしず出発 〜 6:30 山伏山麓林道ドライブ 〜
       9:00 道の駅・音戯の里 〜 9:50 千頭温泉(入浴・昼食) 〜
       13:00 浜松SA 〜 16:00 西山天王寺駅着
【報告と感 想】                                                                     < 記 吉野 あけみ >
 当初の予定では2日目は大無間山からの下山後、東海フォレスト運行のバスに乗って椹島ロッジに泊まる予定でしたが、大無間山までは結構厳し い登山道で思いの外時間がかかり、最終バスに間に合いそうにないので、ロッジをキャンセルしました。よって、椹島から登ろうと思っていた笊ヶ 岳を登れず、今回は200名山の大無間山だけになりました。
 2日目の大無間山の歩行時間は実に13時間30分を要し、熟達者向きの山であることがよく分かりました。途中に鋸歯尾根と呼ばれる起伏の多 いやせ尾根を4回ほど登ったり下りたりしました。
 また、小無間山への取り付きで、崩壊地の縁をロープを使って通りました。エアリアの地図には、「崩壊地のため通行不能」となっていたので、 井川の観光課に事前に尋ねたところ、「個人の判断に任せている。」と言われました。不安な気持ちはありましたが、小無間山〜大無間山間のシラ ベ林の緩やかな歩きやすい稜線歩きや南アルプスの展望などを期待して登っていきました。
 
 小無間山山頂では展望はなかったですが、着いた時はほっとしました。さらに、中無間山を越え大無間山山頂で大休憩をとりました。残念ながら 南アルプスの展望はほとんどありませんでした。
 また気を抜かないようにして起伏の多い所や崩壊地を通り、やっと16時に小無間小屋に戻って来ました。ここで連泊することも考えましたが、 水が無く、雨水のたまっている入れ物にはボウフラがわき、使えそうにないので、車の置いてある諏訪神社まで頑張って下山することになりまし た。雨も降り続いていましたが、樹林帯の中だったので合羽を着ないで歩き続けました。麓の田代温泉や井川温泉は満室で泊ることもお風呂に入る こともできず、仕方がないので道の駅・おくしずに行き、遅い夕食をとり、ベンチで眠りました。この山行では、十分な水の準備や宿の確保や体力 不足などいろいろ考えさせられることが多かったです。2日間山の中では他の人達には会いませんでした
 3日目は、井川湖を挟んで対峙する山伏岳へ登ろうと移動しました。途中雲を麓に抱いた大無間山〜光岳〜聖岳へ連なる山々の壮大な景色を見る ことができて良かったです。しかし、途中で通行止めになっていたので、山伏岳への登山は諦めて帰路に着きました。途中で日帰り入浴ができる千 頭温泉を見つけ、スッキリしてから京都に戻りました。リーダーの小川さんには長距離の運転や大無間山を案内していただき大変お世話になりまし た。有難うございました。

                       1
                   <崩 壊地までの鋸歯尾根>
        2
               <大無間山の山頂での集合写真>
        3
               <標高1796mにある小無間小屋 水 は無し>
        4
                 <田代温泉にある古い諏訪神社 登 山口がある>

 

 

                   
                 

          
  
                                          
           

              


               
              
             
        




                                                
       
                
              

       
                  


       
                  


                
      
              
     

 


inserted by FC2 system