武奈ヶ岳

雪山ハイク

【日　時】	２０１１年１月２３日（日）
【天　候】	晴れ
【参加者】	村田（Ｌ）、田尻、松田、牧野、大西、山下、石田、林、吉雄
	計９名
【コース】	坊村9：00　〜御殿山11：40　〜西南稜〜武奈ヶ岳12：40-13：00　〜御殿山13：30　 〜坊村15：20
【報　告】 　坊村にバスから降りると雪かきをした雪の塊がどっさり、思わずにっこり、今年は雪の大豊作。お陰でバスは臨時を出してもすし詰め状態、バス停には各労山が集結。顔の広い石田さんはやぁ〜、やぁ〜と挨拶に忙しい。後ろから追い立てられるのは嫌だから、後からじっくりと登ることにして、最初はアイゼンをつけず歩き始めました。皆が歩いた後はつるつると滑りやすいのでほどなくアイゼンを着ける事にしました。新しいアイゼンの人もいれば、久しぶりの人もいて中々手間取ります。おまけに少し歩くとはずれたり、ひもが緩んだり、着け方がおかしかったりとアイゼン歩行以前の問題です。今回はアイゼン歩行の練習にきているのでゆっくり歩くのは問題ないのですが自分のアイゼンの着け方はもっと家で練習して来て欲しいと思います。多い雪で足を取られたり、アイゼンをひっかけたりしないように最初は慎重に先頭さんには縦に出す足を横に出してと無理な注文をしてゆっくり登りました。問題は帰りのバスの時間です。１５:４６と１７：２１しか有りません。１５:４６では時間が足りないし、１７:２１では暗くなります。頂上に登れるかは別として、１５:００には御殿山を下る事にしてメンバーの足取りを見ながら行けるところまで行く事にしました。慌てて登っても碌なことがありませんし、せっかくの好天の武奈ヶ岳の景色を堪能しなくてはもったいない。コヤマノ岳の樹氷がきれいです。山全体が繊細なガラス細工のようです。遠景、近景の雪景色も冷え切っているせいかピーンと張り詰めています。ゆっくり登っても、カメさんでも登り続ければ武奈ヶ岳の頂上が見えてきます。頂上が見えれば現金なもので足どりも軽くなってきます。思ったより早く頂上に着く事ができ帰りのバスの心配も薄れました。予想外はお天気もいいので武奈ヶ岳の展望を期待していたのですが、やっぱり吹雪かれました、武奈ヶ岳にきてお天気の良かったことはありません。寒いので昼食を食べると早々に下山です。登りに比べると下りの早い事、登りより下りに事故が多いので慎重に、慎重にといいきかせながらもタッタと下りてゆきます。御殿山を１３時３０分、これなら１５時４６分のバスに乗れなくても暗くならない内に降りられる。暗くなってヘッドランプを着けて下山するのもリスクが多いなと思っていたので一安心。御殿山を下って行くとキャッキャと子供の歓声、ボーイ、ガールスカウトの子供たちが尻せいどうで降りていきます。新雪のところでは転げまわって落ちて行きます。ほんとに楽しそうです。そこで時計を見ると、えっまだ１４時台、１５時４６分には十分間に合う。思ったより早く降りれました。頂上付近では足をとられるような雪も有りましたが雪の武奈ヶ岳を堪能さしてもらいました。明るいうちにバスに乗れて、ここでもお客が多すぎて積み残しが有りました。
	（記　村田）

 


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