野坂岳〜赤坂岳縦走  テント泊
【日 時】 3月16日(金)〜17日(土)
【天 候】 16日 曇り  17日 霧雨
【参加者】  L村田、山下、松田、西内、西村(サポート)         

計5名

【コース】 16日 野坂岳登山口9:20〜トチの木地蔵10:15、稜線10:50〜避難小屋12:15〜山頂
    〜鉄塔13:25〜茶谷山(P727)14:00〜P806の下、テント場14:00
17日 テント場9:35〜鉄塔10:40〜避難小屋12:00〜登山口14:00

【報 告】
前後のお天気は良いのですが、山行の三日間のお天気予報は雨です。ついていません。が今日は降っていないので野坂岳目指して登ります。雪はしまっていて潜ったりしなくて雪のない時とあまり変わらないペースでアイゼンなしで登れます。目印のトチの木地蔵、ここは水場になってパイプから水が出ています。その水場を渡ってすぐにトラバスです。この斜面は今までと違ってコチコチになっていて緊張します。慎重に渡ると電波塔がありました。あれ、去年の11月に来た時はなかったのに、冬道は夏道と違ってP746のあるピークをショートカットして稜線に出るみたいです。稜線に出てしばらくすると避難小屋の屋根が見えてきました。避難小屋でゆっくり昼食をとり、これからの相談をしました。予定ではここで泊るようになっていましたがお天気も持っていることだし、雪もしまっていてラッセルしなくてもよさそうで、明日の天気、天の予報を考えると少しでも前に行ったほうがいい、と西村さんからアドバイスがありました。経験の豊富な西村さんにはサポーターとして参加してもらっています。居心地のよい避難小屋を出てすぐに山頂です。そこから稜線歩きになって次の目印の鉄塔を過ぎ、茶谷山を登ります。ここも夏道より少し左側を登りますが、雪で岩が隠れていてかえって登りやすかった。ピークを二つ越えて三時になったのでテントを張ることにしました。P806を少し下がったところです。夜、強風と雨の音です。朝になっても風はやみません。様子を見ることにしましたが、外は真っ白で5メートル先が見えません。9時まで待って様子を見ましたがガスは晴れそうもないのでテントを畳んで引き返すことになりました。来たトレースははっきり残っていて良かったのですが、とにかく風が強く吹き飛ばされそうになりました?ようやく避難小屋について後はとっとと下山しました。予定では2泊3日でしたが一日早い下山です。リーダーになるにはまだまだ力不足で自重しなければと痛恨した山行でした。

(記 村田)

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