金剛山・カトラ谷 普通
【日 時】  2012年4月28日(土)
【天 候】
【参加者】 (富永、南(記録)、L清水 計3名            

計3名

【コース】 金剛山登山口(9:45)…カトラ谷口(10:45)…水場(11:45)…頂上(昼食12:45〜14:00)…湧出岳三角点(14:25)…文殊岩(14:40)…寺谷降り口(15:00)…ローウエイ前バス停(16:25) 

例会案内にはセトを通るコースを案内しましたが、今回金剛山が初めてという方がいらっしゃったので、私が良く知っているコースを行くことにしました。 一行3人お天気にも恵まれ、のんびりと花を楽しみながら登りました。登山口バス停から左に少し進むと右に曲った壁面にはキケマン、ムラサキケマン、タチツボスミレ、ジロボウエンゴサクの群れ、千早城址との分岐を左に進むとキランソウ(ジゴクノカマノフタ)、イチリンソウ、ニリンソウ、ツルカノコソウ。車止めのところを黒栂谷沿いに進みます。ハナイカダはまだ葉っぱが小さいですが葉の真ん中に小さな莟をつけています。カトラ谷に入ると工事中。降りてこられた方に聞くと「仮歩道があるので大丈夫です」と。そのまま進むことにしました。左側の壁のところに道をつけてあるのですが、ちょっと厳しかったです。何とかそこを無事に通過してもとの谷沿いの道に出ました。登って行くに従い、下では終わっていたミヤマカタバミがかわいい花をつけています。途中の水場の付近ではシロバナノネコノメが。水場で水分補給をして(私一人、ほかの方は生水を敬遠されるようです)いよいよこの先はニリンソウの谷です。上に行くに従い白が増えていきます。その白の中に紫のエンゴサクやエンレイソウ、つぼみをつけたユキザサがまじっています。いつもは折れたり、汚くなっているバイケイソウの葉っぱがとてもきれいです。又トウゴクサバノオやサイコクサバノオも見つけることが出来ました。ニリンソウを楽しんだ後は頂上への最後のきつい階段です。ゆっくりと登りました。頂上ではコンゴウザクラは莟が膨らみかけていました。やはり5月に入らないと無理のようです。のんびりと頂上を楽しんだ後は、南さんの希望で三角点を探しに行きました。葛木岳の三角点は葛木神社の中にあり見ることは出来ません。涌出岳の三角点へ、葛木神社のところで富永さんに待っていただいて、行ってきました。下りにかかる前に文殊岩の裏手にあると言うカタクリを探しに。こんなところに咲いていたのかと、初めて知りました。 降り口の所でハルトラノオがひっそりと。いよいよ寺谷への下りです。ここだけは苦手です。寺谷の谷筋を降りていくと、両側にミヤマカタバミやヤマルリソウが、途中にはトウゴクサバノオが群れを作っているのには驚きました。林道に降り立ち歩いているとエイザンスミレが、こんなところに咲いていたのかと思いいました。フィナーレにエイザンスミレを見て無事にバス停に到着しました。河内長野の駅で富永さんに「又お越しくださいね!」と申し上げると「もっとやさしいところをね!」と言われてしまいました。                                                                                                                                                   清水若子

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