比叡山を歩く 千日回峰行の道2/1 普通
【日 時】  2012年4月29日 (日)
【天 候】 晴れ 歩き始めは雲ひとつ無い青空、昼頃から巻層雲が現れ下山の頃は高層雲が広がた。
【参加者】 (  田尻(L)山中、中大路、吉野(一般)            
 

計4名

【コース】  平池登山口9:10 滝山分岐10:00 780m近くで昼11:45〜12:20  847m地点よりUターン12:30 滝谷分岐13:20 ビラデスト今津15:20

近江坂という、名にあこがれて参加しました。連日の好天にこの日も恵まれて京都駅に集合。
まだ会員でない吉野さんも含めての参加で4人のメンバーです。締め切り直前にバタバタと山行が決まったそうです。
今津駅よりタクシーに乗り込み、ビラデスト今津に向かう。ビラデストの先、平池で下車して準備して登山口よりスタートする。今年は残雪が多いらしく、出発地点よりいきなり雪道が出てきた。深く掘り込まれた道だ。そこに雪がたまり小さな流れになっており、足元悪く、雪に埋もれた木々のはねっかえりと、倒木を超えるのか、潜るのかと思い悩みながらの山行になった。
尾根道に飛び出すと石楠花が元気に咲いていた。まだまだ早いようで、他の多くは蕾みである。足元には岩ウチワの群れ、まだつぼみである。登るにつれて雪の量が増えてきて適当なルートを捜すのに苦労する。景色の良いところで昼とし、林道とクロスした地点より引き返すこととした。
下りは朝よりグーンと温度が上がり雪がザクザクとなって、踏み抜くは、滑るはと悪戦苦闘である。しかし朝には咲いていなかった花々がことごとくに咲き乱れ、ピンクの岩ウチワがみんなわれわれに向かって笑っている。春の山の息吹を感じた。
帰りのタクシーの中からも朝には咲いていなかった桜がいっせいに咲いており、大御影山のピークは踏めなかったけれど、こんな花見が出来るとは思いもよらない素敵な近江坂でした。
                                                                                                           記 中大路三栄子
 

 

 

 

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