• 湖北の山『横山岳(1131.7m)』

    “普通例会”

    【日  時】

     2012年5月13(日)

    【天  候】

     晴れ

    【参 加 者】

     石田(忠),西村(澄),石田(千),荒木,南,
                                                以上5名

    【例会目的】

    ・湖北の名山『横山岳』のピークハントを楽しむ。
    ・湖北の山の自然とブナの新緑を楽しむ。

    【コースタイム】

    〔集合/京阪五条,午前 7時10分〕
     ・五条京阪(7;10)-<1号線>-京都東IC-<名神,北陸自動車道>-木ノ本IC-
      -<303号線,網谷林道>-杉野/「白谷登山口」/250m(9;00-9;10)=
      =コエチ谷入口(9;15)==越地越/540m(9;55)==横山岳/1131.7m(12;00-12;45)=
      =東峰(13;12-12;17)=<東尾根コース>==ブナ原生林(13;40-13;45)=
      =南へ転換点(14;03)==東尾根登山口/450m(15;05)=<網谷林道>=
      =白谷出合登山口/250m(15;40)-< 網谷林道,303号線>-木ノ本IC-
      −<名神,北陸自動車道>-京都東IC-<1号線>-(18;20)四条京阪〔解散〕

    【報告と感想】                                    記/C.L石田(忠)
     湖北の山『横山岳』は、私の好きな山の一つで良く楽しんでいます。右京の例会でも“山芍薬”を見にと、何回か例会を行っています。最近は、市岡さんから薦めてもらった「東尾根のブナ林」を楽しみに行きました。
     この山は、地元の山岳会「杉野山の会」の皆さんが、登山口にトイレを作り、コースを整備し、登山口に立派な地形図入りの登山地図を用意しと、献身的に整備されている山で、非常に気持の良い山です。まだ行っていない人もいるということで、例会を企画しました。
     白谷登山口の広い駐車場には多くの車が一杯で吃驚です。さすがに人気の山です。私たちも準備をし、登山届を出して出発です。ところが予定の“白谷コース”は、谷筋の雪がスノーブリッジになって崩落の危険があり、通行止めです。急遽、“コエチ谷〜三高尾根コース”を登ることにします。このコースは、以前は下山路として良く使っていましたが、急斜面の連続です。距離的には余り変わらないので久し振りにこのコースを楽しみます。
     駐車場から少し戻って、コエチ谷の林道に入ります。一輪草が多く咲いて綺麗です。谷の横の急斜面の尾根に取り付きます。さすがに急斜面が続きますが、「この方がラチが早いで」と慰め合いながら頑張ります。名古屋の労山というパーティーと先になり、後になりで登ると、程なく「越地越」です。
     ここで「横山岳」と「墓谷山」を結ぶ稜線に乗ります。まずはヤレヤレです。尾根を少し下ったところが「鳥越峠」で、稜線の再提案部です。ここから「横山岳」本峰の登りに入りますが、展望も広がっていますので一息入れます。
     稜線に上ったと言え、まだ急斜面が続きます。ただ、いろいろの花が咲いていますので、それを見たり、写真を撮ったりしながらですので大分と楽です。
     傾斜が緩くなってくると間も無く山頂です。山頂は小広く刈り込んであり、一寸した広場になっています。何組かのパーティーが昼食を摂って楽しんでいます。小屋があってその上に登るハシゴが付けてあって、その上に登れば「白山」や「乗鞍岳」が望めます。私たちもコーヒーを沸かし昼食を楽しみます。太陽の下ですが風が爽やかで気持ちが良いです。
     昼食後は、東峰に向います。横山岳は双耳峰の山で、これから向かう東峰も1130mとほぼ同じ高さを持っています。東峰への稜線に入ってすぐ、雪が出て来ました。所どころ雪道になる細い尾根を、展望を楽しみながら進みます。白山や乗鞍が綺麗に白い姿を見せます。
     30分程で東峰に到着。けっこう沢山の人が休んでいます。私たちも小休止して展望を楽しみます。ここから、今日のハイライトコースの東尾根を下ります。
     急な下りを下って行くと、足元にはイワウチワが沢山咲き、ブナ林に突入です。丁度今、ブナの新緑の時で、それは綺麗です。ここのブナ林は、20p位の背の高い木が大きな林を作っています。それもブナの純林が非常に広い範囲で続きます。ブナ林の真只中で一休みします。本当に“癒される空間”、“至福の時間”です。
     ブナ林を満喫した後、ルートは東に続く尾根と別れて南に下る尾根を行きます。「東尾根コース⇒」と書いた大きな道標があります。この尾根道も未だ急な所もありますが、大分と楽になります。ブナが終わって雑木林です。皆さんは色々な花を見つけて楽しみながら下ります。
     530mのコンター付近から尾根と別れて、網谷林道に下るルートが付いています。ここは、短いですが転げ落ちそうな急斜面です。慎重に下ると林道に降り立ち、「東尾根登山口」の道標が立っています。以前にマイクロバスできた時は、ここまでバスに入ってもらいましたが、今日は網谷林道を「白谷登山口」まで歩きます。約2qを今日の山歩きの余韻に浸りながら歩きました。クールダウンの林道歩きです。
     約30分で「白谷登山口」の駐車場に到着。登山者カードボックスに下山届けを書き、お決まりのクールダウンのストレッチを行って、本日の山行を終えました。天候に恵まれ、5月らしい爽やかな中、湖北の山を満喫して楽しい山行が出来ました。
     あとはいつものお楽しみで、すぐ近くの薬草風呂「己高庵」で汗を流して帰りました。ここの風呂は小さい施設ですが、安くて(500円)、静かなお風呂でお薦めです。京都に帰って、メンバーの皆さんは「反省会」ならぬ、「女子会」をするということで、四条京阪で下車。“ミュンヘン”で大いに盛り上ったようです。
     最後の飲み会に参加できなかったのは残念ですが、楽しい山行でした。ますます“湖北の山”が好きになりそうです。『横山岳』は楽しい山でした。
                                                            以上 

     

    記/石田(忠)

    写真は無し" 写真は無し


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