岩登りのリードとセカンドシステム(金毘羅での場合) 記 松田
1. リードする人(トップ)は、ヌンチャクの向きと数、安全環付きカラビナと普通のカラビナを準備して8結びでザイルをハーネスにつける
2. ビレイする人(セカンド)は8結びでザイルをハーネスにつけて、メインロープにてクローブヒッチで自己ビレイをする。確保器にザイルをセットする。
3. リードする人とビレイする人は、向き合って8結び、ハーネスの折り返し等を確認する。
4. ビレイする人は、2つ目ピンまでは、ザイルをしっかり張る。
5. リードする人は、ヌンチャクをピンにかけ、自分についているザイルを、ヌンチャクの上から出ているか確認して、ピンは複数個あるが、ザイルが直線になるよう長、短シュリングを使いセット。Z型に掛けた場合は下から注意。トップに掛け直させる。
6. 交替する時は、トップがメインロープで自己ビレイして、ビレイ解除とセカンドに伝える。トップがザイルアップをして、ワンターンを取り、確保器をセットする。確保の準備ができた事をセカンドに伝える。
7. セカンドは自己ビレイを解除して、登る旨トップに伝える
8. 終了点は、2点ないし3点に、テープスリングで流動分散して、安全環付きカラビナ2こをゲートが重ならないようにセットして、ザイルを通し、ロアーダウンする。ワンターンで確保し、セカンドを上げる。
*外岩での補足説明をします。 記 西村す
トップがテラスに着いたら、安定した場所でピッチを切る。ここでしっかりした確保点を探し、流動分散を作り安環一個を賭け、メインロープで自己確保。セカンドに「ビレイ解除」(セカンドはトップが自己ビレイを取る迄確保している事)セカンドは、それを聞いてから確保を解除する。セカンドが確保を解除するとトップは残りのロープを引き上げる。セカンドの「ロープいっぱい」の声を聞いてからワンターンの動作を作り、セカンドの確保体勢に入り登れの合図。これでセカンドは、自己確保を外し登って行く。まだまだピッチが続くので、セカンドが揚がって来たら自己確保してもらい。上のルートを確認し、交代したセカンドは(今度はトップ)テラスに着いたら、先程と(トップ)同じ事をする。
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