【行動報告と感想】 記/石田(忠)
“金毘羅”例会は、夏山前は「岩稜歩きトレ」,夏には「リードクライミングと確保システムのトレ」などを行ってきました。今回の“金毘羅”例会は、「とにかく岩登りを楽しもう」と企画しました。いろいろな岩場で、トップロープでクライミングを楽しむ計画です。
指導役の西村(澄)さんと相談して、まずは“ゲートロック”に行きました。左端の長いがグレードの低いルートに、トップロープをセットしてもらって順番に登ってもらいます。岩登りトレが初めての人や、久し振りの人には丁度手頃なルートです。皆さん楽しみながら、2-3本登りました。
続いて“ノーマルルート”にチャレンジしてもらいます。初めの2-3手がやや難しく皆さん手こずっています。ただ、皆さん熱心で「登れないのは悔しい。何とかクリアしたい」と、次は“ピラミッド”でも行こうか?と言っても、このルートにはまってしまいました。移動せずここで昼食を摂りました。
そこへ、らくなん山の会の網岡氏が降りて来ました。一人でトレーニングに来ていたそうです。一緒にやろうと言うことで、“ハングルート”の右側の凹角のルートにトップロープをセットしてもらいました。みなさん、ここにもチャレンジします。ここも出だしが一寸難しく苦労しています。岩登りは、このような自分にとって一寸難しいルートを、いろいろ工夫したり、練習したりでクリアするのが楽しいところです。皆さん、相談しながらチャレンジします。
その内に、雨がパラパラしてきました。雨粒も小さく、すぐ止みそうで「まだ大丈夫」と思っていると、その内本格的に降り出しました。慌ててカッパを着て、トップロープの回収を行いました。トップロープで確保されているとはいえ、カッパを着ての岩登りは緊張です。終りかける内に雨は止んできましたが、岩は濡れてしまい岩登りはできませんのでそのまま終了としました。
今回は“ゲートロック”だけだったこと、雨に会って途中で引き上げたこと、等で、皆さん「消化不良」の岩登りトレになりました。次は、もっといろいろな岩を登りましょう。
以上
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