長老ヶ岳と交流山行  普通
【日 時】 11月3日(土)〜4日(日)
【天 候】 3日(土)曇り・層積雲、4日(日)晴れ・わた雲
【参加者】 11月3日(土)日帰り組:石田(忠)、市岡、林、佐野
         交流組:山下、荒木、村田、大西、牧野(道)
    4日(日)日帰り組:吉田
         交流組:山下、荒木、大西、牧野
 

 

【コース】 3日(土)
7:30東本願寺-10:20登山口-オマツ谷(舗装道路)-11:57仏生峠出合い-12:15長老ヶ岳山頂12:55-14:00展望台跡-東屋-14:12管理棟-15:20登山口(下山)
 4日(日)
8:20京北山国の家-8:35東谷渓谷駐車場-8:50登山口- 9:30ソトバ峠-10:25廃村八丁10:40-11:16林道・昼食11:40-11:50ソトバ山12:00-12:10ソトバ峠-12:50登山口-13:20京北山国の家
【報 告】
 
 まだ紅葉には早かった。                   上の方は大分、色づき始めました。
3日(土)
東本本願寺前を定刻通り出発、日帰り組の参加で2台9名にて長老ヶ岳に向けて出発。9号線渋滞のため京都縦貫道路に入るのに手間取り長老ヶ岳登山口に10:過ぎに到着。荒木体操姉さんの掛け声でストレッチで体を解して登山開始。今日の予定は橋を渡って林間歩道コ−スを経て頂上からオマツ谷経由で下山予定。登りの林道コースは橋を渡って右に折れるはずが右に折れる道が見当たらずカズラの大木(七色の木)の標識が見える位置に出て、そのまま舗装道路に敷き詰められた車道を登り続ける。左手に渓流を見ながらさらに歩き続けたころ林間歩道コースから外れて帰り道のオマツ谷を登りつめている事に気づくが位置が確認できたことから仏生峠目指して歩き続ける。地図上で車道から仏生峠への出会いを示す地点に来たが峠へのふみあとが見つからずそのまま車道を歩く。ほどなく車道と仏生峠からの道が合流した地点に到着し長老ヶ岳へ最後の登攀に掛かる。最後の登班は急登で気温も下がり風が出て来た事で体温が低下、カッパを着こんだ。頂上は付近でイワカガミの群生に出合い心が和む。頂上は平安京時代、密教寺院百余寺がある霊山だったが、中世に和知庄内に移されたという(関西周辺の山より)。昼食後、仏生に向かって当初登る予定の林間歩道コースを下る。下り始めてコナラ、ブナ、クヌギの林間を抜けてP782を過ぎた所にあずまやに出くわし通り抜けの休憩小屋が有って展望が利いて暫し休息を取る。そこから北向きに尾根を下ると仏生の集落が見えると山菜園の管理棟に出てそこから舗装道路にでる。舗装道路をだらだらと下ると七色の木への道標がある竜王大権現の鳥居に出る。ちょうど、登りの右折する所で道間違えを起こした錯覚を全員が納得。秋の紅葉も程良く見る事が出来た事で日帰り組と交流組に分かれて帰路に着く。
       
 
  • 4日(日)
    京都労山交流山行宿泊施設の「京北山国の家」を8時20分に出て東谷渓谷の離合出来る程度のスペースに車を止めて廃村八丁に向けて歩きだす。本日は吉田さんが地元でもある事から飛び入り参加し
    て戴いた。ほんの少し渓谷にそって歩き僅かに渡渉して登山口に掛かる。ソトバ山の麓をかすめてソトバ峠目指して登り始めるが暫くは九十九折りの急登が待ち受けていた。急登も程なく登り終えるとソトバ峠に出る。廃村八丁へは1パーティ・10人体制で5パーティが参加。ソトバ峠でソトバ山に向かうパーティとそのまま廃村八丁に向かうパーティにそれぞれ別行動をとる。ソトバ峠を過ぎると山肌を露わにした工事半ばの林道と出くわす。尾根を削り樹木をなぎ倒した傷跡の林道は無残な姿で乾いた砂利道だけが残っていた。荒れた林道から廃村八丁目指して小さな渓谷を下って行く。周りは程良く色付いた広葉樹が楽しませてくれた。廃村八丁で一息いれてソトバ峠目指して折り返す。荒れた林道まで出ると行動食を取って時間も有る事からソトバ山にむかった。地図上ではソトバ峠から尾根を伝ってソトバ山に向かう所だが工事半ばの林道が尾根を削ってショ−トカットの役目をしてソトバ山に向かう。ソトバ山のピークを踏んで今度は林道でぶち切られた尾根を伝ってソトバ峠に降りた。そこには3パーティ程が休憩を取っていた。私たちも一息入れて、峠に向かって息咳切って登った急登を何度も足元を確かめながら下山した。登山口まで降りて私たちはパーティ・リーダーから挨拶を受けて交流山行を解散した。廃村八丁は何時も静かに登山者を迎えて静かに送り出してくれた。           

 

(山下)



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