大峰奥駈け道A 
       熊野本宮〜玉置山
 普通
【日 時】  4月19日(金、夜)〜21日(日)
【天 候】  20,21日とも晴
【参加者】 L村田 SL山本、小林、松田、高鳥、大西、三好
 

 

【コース】 19日 21時10分茨木―車―十津川道の駅12:00仮眠
20日 道の駅6:00−車―本宮駐車場7:30(3℃)〜熊野川渡渉8:10〜奥駈け道取り付き8:18〜
       七越峰9:05(15℃)〜吹越峠9:20大黒天神岳11:20〜金剛多和11:35〜昼食12:25−12:45
       〜五大尊岳13:20〜大森山15:00〜本宮辻16:50〜玉置神社17:35−車―十津川温泉
21日 十津川温泉―バスー本宮駐車場―車―十津川温泉―21世紀の森(シャクナゲ祭り) 
      ―    車―谷瀬の吊橋―昼食−車―大阪駅
【報 告】
 20日 大峰奥駈けは熊野から吉野に向かうのを順峰(じゅんぷ)、吉野から熊野に向かうのを逆峯(ぎゃくぷ)と言います。私達は順峰を行きます。本宮駐車場から大鳥居を潜って熊野川へ降ります。地図では中州をつたって渡渉するようになってますが渡渉点が見つからずウロウロ。手前は浅そうですが中ほどは水の色から見ても深いかもしれません。見つからなければ道路に上がって大回りしなくてはと思い探していたら浅い所がありました。先まで川底が見えてひざ下ぐらいです。道のように二本真直ぐに浅くなっています。ここが渡渉点ならなにか目印が有ったらいいのにと言いながら靴を脱いで渡渉したらその先が大峰奥駈けの取り付き点で階段がありました。今日は何か修行の講の有る日で100人位あつまるそうです。道理で玉置神社にタクシーをむかえに来てもらうのに予約が取れなかったはずです。宿に無理を言って迎えにきてもらう事にしました。修行の装束に身を固め、法螺貝を吹きながら登っていきます。いかにも大峰奥駈けを来ている風景で楽しめました。修行の人たちは決まった所でお祈りをするので抜かしていきましたが、先達さんの良く通る声と様々な法螺貝の音がすぐ近くに迫って来ているみたいなのでおちおちできずに、抜かしてもらうことにしましたが100人の行列は長く腰を降ろしてゆっくりと休憩です。五大尊岳の登りが結構きつく、登りがきつくなると行者さんたちは「懺悔(さんけ)懺悔、六根清浄、」と唱えて登ります。法螺貝が後押しをするように吹きならされます。私達もそれに合わせるように登りました。呼吸法でいいそうです。行者さんたちの足についていけず、熟年登山者はゆっくりマイペースで休憩を取って登ります。五大尊岳を下り、大森山(1,078m)を登ってから延々と下ります。大丈夫かなと不安に思うほどですが地形図でも750mまで下っています。玉置神社が1000m程なので厭だ、厭だといいながら下ると本宮辻に出ました。アスファルトの車道が有り、いざとなったらここまで迎いに来てもらえます。迎えに来てもらいたい軟弱な気持ちを抑えて玉置神社まで向かいます。この山は携帯が通じて今から玉置神社まで向かうのでお迎えをお願いして一登りしました、玉置神社には樹齢2000年を超える神代杉や夫婦杉などおおきな杉があり見ごたえがありました。10時間の縦走を終えて車で宿まで向かいます。十津川まで歩いて下山は時間的にも、体力的にも難しい様に思います。お迎えがとても有り難かったです。十津川温泉は温泉番付の西の横綱龍神温泉と同じ泉質で湯量も温泉濃度のこちらの方が勝っていると自慢されただけあってとてもよいお風呂でした。猪鍋、鹿肉のカルパチョ、アマゴの塩焼き、今朝採れた山菜の天麩羅と御馳走が並びました。鹿肉は初めて食べたけど美味しかった。            村田
 


  
 

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