【報 告】
地図とにらめっこ
荒木さんの提案で、出町柳から銀閣寺にコンパスを合わせ、町歩きから読図の始まりです。コンパスを使うのは初めてという方もいましたが、荒木さん、市岡さんが教えてくれていました。朝鮮中高学校の横から大文字山にはいります。尾根に取り付き、中尾城跡を目指します。足利義晴の築城で、わずか一年で破壊された儚いお城だったそうです。 なんとリスに出会いました。いい天気が続いているので、滝の水はあるかと心配していましたが、十分な水量で 「中尾の滝」は流れていました。
「幻の滝」は枯山水風でなかなか趣があります。大文字山に滝があるのです!熊の爪あとが古いのから新しいものまで、木にしっかりとついている 「熊山」から 「小熊山」をピストンし、大文字山の三角点を目指します。三角点に到着すると、これでいつもの人でにぎわっている大文字山です。馬場さんが火床を知らないというので少し足を伸ばしました。火床から京都の町を眺めてもらいたいからです。少し戻り、枝道に入ります。また、静かな山歩きです。中尾の滝分岐に出て、朝登り始めた学校横まで下りました。行く先々でコンパスを合わせながらのゆっくり山行でしたが、低いながらも上り下りが結構あり、歩き応えはあったかと思います。私は今回で3回目ですが、まだまだ地形が頭にすっきりと入っていません。時々、列の後ろに居る荒木さんを振り向き、目と指で 「こっち?」と問いかける始末でた。
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