【報告と感想】 CL石田
忠久
今シーズン2回目の“岩登りトレ「金毘羅」例会”です。張り切っていた(松)さんが家の用事で欠席となり、4名で練習してきました。
いつものとおり寂光院近くの駐車場に車を停め、道具を用意して出発。Y懸尾根の取付きで岩稜トレのパーティーを横目に、私達は“ゲートロック”に向う。
“ゲートロック”では先行パーティーが、オーバーハングの正面ルートに取り付いている。私達は声をかけて空いている左側のルートで練習する。いつものとおり(澄)さんがリードで登り、トップロープをセットしてもらう。一寸湿っていていやらしいとのこと。(山)さん、(村)さんが続いて登る。そうしている内にハングで練習していたパーティーが他の岩場に行ったので、ノーマルルートも登れる状況になって、ここにもトップロープをセットして練習開始。今回は私がリードの練習をさせてもらった。皆で左ルートとノーマルルートを適宜練習して昼食。
昼食後は、“ピラミッド”に転進。ここも先行パーティーが右側の難しいルートを練習していたが、幸い私達が練習予定のノーマルルートは空いている。(澄)さんにトップロープをセットしてもらう。ここは終了点が岩場の奥にあり、そのままではロープが岩にこすれてしまうが、シュリンゲなどで前に出してもらったお陰で、ロープはスムーズに流れる。このような細かい技術を習得していかなければならない。お互いが確保して2本ずつ位登る。上部に小さいハングがあってここの乗り越しが核心だが、皆さんスムーズに登る。
2本ずつ登ったあとは、“ホワイトチムニー”で最後の仕上げをすることにしてそちらに転進。ところがここは人気の岩場で、多くの人がいてどのルートにもロープが掛っていて空いていない。その中に明峯のメンバーがやっている。満員では仕方が無く、明日はクリーンハイクの予定だし、3時過ぎと一寸早いが早仕舞として下山した。
今回は、“ゲートロック”と“ピラミッド”で楽しみました。今日参加の二人さんもここのルートはクリアです。今後は“ホワイトチムニー”のレイバックルートやサラワリルートなど、一寸ムーブやバランスが必要なルートをクリアしてもらいましょうか。私は以前より、(澄)さんから「リードで登らなくては!」と課題を出されています。そこで月曜日に行っている別の岩場のクライミング練習の時に、リードクライミングの練習にかかっていて、10aの“ノーマルルート”はクリアできました。同じくもう1本の10aルートも何とかクリアできて来ています。ここである程度自信を付けて、次の金毘羅の時には、まず“ピラミッド”のノーマルルートをリードでクリアし、その上で“ホワイトチムニー”のサラワリルートのリードに挑戦してみようかと考えています。このようにテーマを持って練習すると岩登りも面白いです。
今日の金毘羅は、涼しくて快適で面白かったです。皆さんご苦労さまでした。澄さんご指導ありがとうございました。又企画しますので、皆で楽しみませんか!
以上
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