2013年クリーンハイク
『北山/桟敷ヶ岳』
 

“普通例会”

【日 時】

 2013年6月2日(日)

【天 候】

  曇り

【例会目的】

 ・全国一斉に地元の山のゴミを集めて山の清掃を行う。
 ・クリーンハイクを行う中で登山者に自然保護を訴える。

 【参加者】

 ・会員 ; 27名,一般 ; 2名 合計 ; 29名,

【コース】

 ・〔四条大宮/アークホテル前,午前 8時00分 集合〕
 ・ 四条大宮アークホテル前(8;00)―<“大森サンバレイ”の送迎バス>―岩屋橋(9;00)=
  =祖父谷林道==祖父谷峠(11;30-11;50)==ナベクロ峠(12;10)=
  =桟敷ガ岳(12;25) ==都眺めの石==薬師峠(14;20)==大森東町(15;10)=
  =大森サンバレイ〔懇親会〕−<送迎バス>−四条大宮

 【ゴミの量】  可燃物 11袋33.55s, 不燃物 29袋37s
 【土壌調査】  桟敷ガ岳山頂の土を採取する。2ヶ所。

【報 告】
 今年も去年に引き続き“大森サンバレイ”の送迎バスを利用して、クリーンハイクの目的地を『桟敷ガ岳』にしました。初めて『桟敷ガ岳』に行った時は、林道だけでなく山中や山頂に拾いきれないほどゴミがあって、3年ほど続けていきました。その成果もあってか、登山者のマナーも良くなってか最近では山中や山頂にはほとんどゴミはなくなっています。
 この日の参加者は一般の方2名を加えて29名になりました。道具としてゴミを拾う火バサミは右京で用意。ビニール袋、軍手などは京都市の方から支給されます。毎年、ガラスやビンがビニールを突き破って危ないので、自然保護委員の辻井さんに相談をしたところ土嚢を作る袋を利用することになりました。さらにダンボールをくくりつけた背負子に収納して危険の無いようにしました。準備ができた所で出発です。
 今回は、祖父谷林道を詰めて途中から渡渉して『桟敷ガ岳』に向って急坂の直登ルートを上る予定でした。ところが渡渉地点を見逃して、狼峠の分岐まで来てしまいました。予定を変更して祖父谷峠からナベクロ峠、桟敷岳にルート変更しました。
 祖父谷林道では杉を伐採して、新しく植林していたのでとても明るくなっていました。林道を歩く距離を長くしたのでゴミの量は増えました。
 山頂では、ゴミを拾って掃除をして皆に集まってもらって「アピール文」を採択しました。読み上げるのは西内さんに依頼しました。土壌調査のサンプルもとりました。
 桟敷ガ岳から鉄塔辺りの笹枯れは全く改善されず、以前の様子は忘れてしまいそうです。桟敷の山シャクヤクは今も健全らしいです。薬師峠までも自然林の中を、時々松枯れを見ながら、これ以上進まないことを祈って歩を進めます。 
 薬師峠から大森東町への道は枯れた松の倒木が道を塞いでとても歩きにくかったです。下山後、ゴミを分別して重さを量り集積場所に集めました。その後、“大森サンバレイ”の大森鍋で懇親会をしました。
 来年はゴミもさることながら、立ち枯れや植物の変化にもみんなで気をつけていきたいと思います。

以上

 

 

記/石田(千)



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