能勢の山とホタル狩り
能勢『妙見山&剣尾山』

“普通例会”

【日 時】

 2013年6月 8日(土)〜9日(日)

【天 候】

 6/8日; 晴れ,6/9日; 晴れ

【例会目的】

 ・能勢の山『妙見山』と『剣尾山』の登山を楽しむ。
 ・能勢の温泉とホタル狩りで、能勢の自然を楽しむ。

【参加者】

  会員 ; 14名, 一般 ; 2名, 計16名 (W=8,M= 8)

【コース】

  〔京都組/四条大宮;午前7時30分集合〕
 ・6/8 四条大宮(7;30)−<R9,丹波縦貫道>−亀岡IC-<R372,県道,R477>−
  −妙見山ケーブル前P(9;00-10)==初谷コース入口(9;30)=<初谷コース>=
  =『妙見山』山頂(11;35-12;35)==三角点(12;50)=<尾根コース>=
  =駐車場(13;10-14;20)−<県道>−野間の大ケヤキ(14;30-50)−
  −<県道>−(15;15)山空海温泉〔泊〕
 ・6/9 山空海温泉(8;20)-<県道>-行者口駐車場(9;10)==登山口(9;18)=
  =大日岩(9;35)==洞の不動(9;40-45)==行者山(9;53) )==風の峠(10;06)=
  =六地蔵(10;43-50)==『剣尾山』山頂(11:03-40)==反射板(12;10)=
  =『横尾山』(12;25-30)==一休み峠(14;00)==堰堤ダム池(14;10)=
  =行者口駐車場(14;15)==能勢道の駅(14;35-15;00) 〔解散〕

 能勢のホタル、今年も元気に出てくれました!


【報 告】
 <今回の例会>
 この“能勢の山とホタル狩り例会”は、大阪の(山)さん提案で昨年行ったところ大好評で、今年も是非行きたいと希望があり企画しました。ホタル狩りができる能勢の“山空海温泉”という鄙びた温泉をベースに、能勢の『妙見山』と『剣尾山』の2山を登ります。又、(山)さんの手配で、夜は大阪中央市場直送の夏の魚“鱧”を初め新鮮な魚が用意されます。能勢の温泉に入り、蛍を見て、旬の鱧を食べて“日本の夏”を楽しむ贅沢な例会です。
 <一日目/『妙見山』>
 1日目は『妙見山』です。大阪,枚方,京都の3ヶ所で集合して、車4台で能勢の妙見山ケーブルの登山口駐車場に9時に集まりました。登りは(山)さんお薦めの“初谷コース”を登ります。
 駐車場で山行準備を整え、総勢15名(1名は仕事で夜合流)で出発。国道をしばらく下り、“初谷コース”入口の案内に導かれて初谷渓谷沿いの道を進みます。林の中の川沿いの広い道で、夏は涼しいハイキングコースです。15名がガヤガヤと賑やかに進みます。途中から山道らしく細くなり、何ヶ所か簡単な徒渉で沢を渡ります。
 いよいよ沢の水は無くなり、林の中を詰めると最後は自動車道にでます。直ぐまた登山道に入り急な斜面を登ると山頂の一角に到着です。このコースはぐるりと回り込んで山頂神社の裏側に出てきます。早速にお参りを済ませ、展望が開けた一角で昼食タイムです。一汗かいたあとの昼食は格別です。また、(西)マスターにコーヒーを沸かしていただき、これも美味しかったです。
 昼食後は、折角ですから三角点に挨拶に行ったあと、下山は“展望尾根コース”を下ります。名前のとおり、自然林の中の気持の良いルートです。時折涼やかな風も通り、木々の名前や木の実の話しなどお賑やかに下ります。
 途中の休憩の時に事件発生。メンバーの一人が「財布や携帯を入れているバックを山頂に忘れた(落とした?)!」とのこと。大事なもので取りに帰りたいと言われたが、既に半分以上下っていること、この山はケーブルや車で上がれること、ひょっとしたら車に忘れている可能性もあること等を考え、皆で一旦下って最も早い方法で取りに行くことにしてそのまま下山する。その後も順調に下り、朝の駐車場に下山。皆はストレッチや冷たいジュースで休憩をして、(小)さんの車で山頂に行ってもらう。山頂横の茶店で預かってもらっていたと、無事回収の連絡が入りヤレヤレです。
 この日の宿“山空海温泉”に行く前に“野間の大ケヤキを見学に行く。私は何回も見ているが改めて立派なケヤキの大木で感動する。今日は横の柿の木に“アオバズク”がいるということで見せてもらった。自然が多い所と実感する。
 <ホタル狩りと親睦会>
 午後3時過ぎに宿に到着。荷物を運び入れたあとは、女性陣は食事の準備にかかる(この宿は自炊です)。手のあいた人は温泉に入る。その内、(山)さんが立派な“鱧”を初め新鮮な魚を持って到着。早速に“鱧鍋”や“お造り”に料理されて行く。美味しい魚を見て皆のテンションも上がります。
 午後6時、未だ外は明るい中ですが“ホタル狩り宴会”の開会です。“鱧鍋”、“お造り”“サラダ”“鯖寿司”その他女性の方からの自慢の“一品”があり、肴は豪華に盛り沢山です。お酒も入って川の横の一軒宿ですから遠慮なしの大騒ぎです。この日は特に女性陣のテンションが高く、口で登る山岳会の面目躍如です。
 外が暗くなって、いよいよこの夜のメインであるホタルを見に行きます。横の川や林から儚い光を輝かせて飛んでいます。如何にも“日本の夏”の感じで、夏の風物詩です。ただ、今年は渇水の影響かホタルの数はもう一つでした。やはりホタルは水が命のようです。
 <二日目『剣尾山』〜『横尾山』>
 朝、昨日の“鱧鍋”の出汁にうどんを入れて朝食です。昨日食べきれなかったハモが一杯入った豪華な朝食で元気をつけ、部屋や食器を片づけた後、車5台に分乗して『剣尾山』に向け出発。(山)さんに教えてもらった「行者口」登山口の上の駐車場へ。ここは10台程おける駐車場で一寸した穴場です。
 ストレッチのあと16名で出発。やや二日酔い気味の人もいて、出だしはゆっくり進みます。行者堂位まで来れば一汗かいて皆さん賑やかになってきます。16名と大所帯ですので、(荒)さんに先頭、(森)さん(市)さんにラストをお願いして、私が中間に入って見える範囲で自由に進んでもらいます。ゆっくりですが着実に進みます。六地蔵まで来ると山頂は近いです。
 約2時間で『剣尾山』山頂です。展望はまぁまぁです。ここでゆっくり昼食タイムとします。(西)コーヒー店もオープンし、皆さんから果物やお菓子も出て楽しいランチタイムを過ごしました。
 昼食後は『横尾山』に向います。このルートも気持の良い道です。少し下って県境尾根に出ます。県境尾根を辿って登り返し反射板ピークを経て『剣尾山』です。山頂から少し先で県境尾根から別れて南南東に伸びる尾根を下ります。
 急斜面の所もありますが、変化に富んだ面白いコースです。途中休憩をとりながら、ゆっくりと能勢の山を楽しんで下ります。ルートの半分以下はハイキングコースとして設定されているようで、道標や案内看板が出て来ます。
 (森)さんから事前に「最後のコルから左に下る道がありそう。これを行くと最も早くスタート地点に戻れる」とのアドバイスがあって、今日は最後のコルから左(東)に入ってみる。ルートはちゃんと着いていて、下ると程なく堰堤のダム池の上部に出た。スタート時に見た堰堤です。ここを横切るとピッタシカンカンで駐車場に通じる道路に出た。少し登り返すと駐車場で、この日の山行を終えました。メンバーが事前に地図を下調べしてアドバイスいただく、心強いパーティーです。
 十分にストレッチをして車5台に分乗して道の駅へ行く。ここでトイレや着替えをして、会計さんが参加費の清算をして解散しました。ここからは大阪、枚方、京都の各方面への車に分乗して帰路につきました。
 <例会の振返り>
 今回の例会は能勢の2山を楽しむと同時に、能勢の温泉とホタル狩り、そして新鮮で美味しい肴での親睦会と、お楽しみ満載の例会でした。参加メンバーは目一杯楽しみ、お互い本音トークで親睦を深めました。時にはこのようなお楽しみ例会も良いものです。私は能勢の里山を楽しみ、日本の夏を感じ、能勢の自然を満喫し、右京の仲間と大騒ぎして、本当に大満足でした。
 お世話いただいた(山)さんには感謝、感謝です。参加の皆さんも各々役割分担をご苦労さまでした。楽しい例会でした。

以上

妙見さんにお参り!




野間の大ケヤキ!立派です


(記 石田)

 


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