6/14
前鬼口バス停にて、 車道から見える滝
今日はバスを降りてからは車道歩きを3時間半歩きました。蒸し暑いし足が痛くなってうんざりした頃に小仲坊に着きました。今日は私達だけなのですぐにお風呂を沸かしてもらい、汗をかいた服を湯洗いした後脱水機にかけさせてもらいました。ビールを片手に広い縁側で駄弁っていると田舎の親戚の家みたいに寛ぎました。翌日は早立ちをするのでお弁当をと頼むと4時半に朝食を用意してくれました。
6/15
朝、まだ涼しい内に出発しましたが暑いです。太古の辻までは登り一方です。メンバーの内、西内さん、高鳥さん、大西さんは逆コースですが以前の例会で来た事があり「ここがあ〜だった、」とか「こ〜だった」と言っていました。ようやく二つ岩を過ぎ太古の辻に出ます。ここから奥駈けの道に入ります。すぐに大日岳がありピストンで登りました。
釈迦ヶ岳の登り 山頂の釈迦如来像
深仙の宿には水マークが有りますが見つかりませんでした。大日岳から釈迦ヶ岳までも結構な登りですが大体予定通りです。ここで大きな登りは終わったと思いましたが孔雀岳までが長かった。途中の「鳥の水」はポタポタとした滴みたいでペットボトル1本で30分はかかりそうです。このころから雨がふりだしました。楊枝の宿まで予想以上に時間がかかりましたが、ここの水場は5分と近く水量も多く綺麗な水でした。私達が行っている順峰は登り基調なのでしんどいですよと小仲坊の人が言っていたとうりでした。船ノ峠を過ぎると明星岳の登りに入ります。途中、前人の踏み跡につられてぬかるみの中、木の枝を掴みながら登って行くと大きな岩の横に幅50センチくらいのバンドがあり行き止まりでした。大西さんもこんな所は来た覚えヶないと言います。最後の西内さんに道を探してもらうと黄色のテープが有りヌルヌルの坂を木の枝を掴みながら戻りました。遅れがちなのに時間をロスしてしまいましたが、幸い日が長い時なので7時までは明るいと思い、雨で足元が滑りやすいので焦らないように歩きました。八経ヶ岳からはオオヤマレンゲの自生地ですがまだまだ蕾が固く花にはお目にかかれませんでした。最後の弥山小屋の長い階段を登り、小屋に着いたとたん土砂降りの雨になりました。
雨に煙るバイケイソウと仲間たち
6/16 小屋は私達以外は1人と素泊まりの人だけでした。1人の方は私達が下るコースを登って来て、道が崩落しているし雨の中下るのは危険だとアドバイスしてくれました。昨日14時間の歩いて疲れていることも有り行者還岳をカットして1番、安全なコースを下る事にしました。昨日とは打って変わった青空でドンドン下から登山者が登って来ます。昨日の雨で石が濡れていて気を使いましたが行者還トンネル西口に着きました。ここからタクシーを頼んでいる大川口まではえんえんとアスファルトの道を歩きました。
弁天の森、雨は降っていなくても肌寒いのでレインを着用。
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