敦賀三山『岩篭山(765.2m)』

“普通例会”

【日 時】

 2013年7月14日(日)

【天 候】

  曇り 後 晴れ

【例会目的】

 ・敦賀と三山の『岩篭山』登山を楽しむと同時に、夏山に向けて体力UPを図る。
 ・敦賀の山の自然と展望を楽しむ。

【参加者】

  会員 ; 14名, 一般 ; 2名, 計16名 (W=8,M= 8)

【コース】

  〔集合 ; JR京都駅,午前7時00分〕
 ・京都(7;10)−<R1,湖西道路,R161>−JR「新疋田」駅(9;10)−<R161>−
  −駄口コース登山口P(9;15-25)==△361.8(10;00-05)==P540(10;35)=
  =P677(11;05)==P708(11;30)==インディアン平原(11;55)=
  =『岩篭山』山頂(12;05)==インディアン平原(12;15-35)==P708(12;50)=
  =P677(13;08)==P540(13;40)==△361.8(13;55-14;00)=
  =駄口コース登山口P(14;28-15;00)−<R161他>−
  −「白谷温泉」(15;15-16;10)−<R161,湖西道路,R1>−(18;20)京都〔解散〕
  1. 今回のコースの概念図!


     【報 告】
     《今回の『岩篭山』例会》 『岩篭山』は「野坂岳」,「西方ガ岳」と並び敦賀三山と呼ばれている人気の山です。右京では以前から何回も例会で取上げ、公開バスハイクでも行ってお馴染みの山です。今回は夏の例会のことで、市橋からのコースは沢伝いのルートで夏でも涼しかろう、と夏の例会で企画しました。
     ところが梅雨明けと同時に13日から上空に寒気が入り非常に不安定な状態になり、13日も各地でゲリラ豪雨的な夕立が降っています。14日も朝から気象情報を見ていると、この日も不安定で雷・夕立がありそうです。“市橋コース”は何度も徒渉が必要で、特に最初の徒渉は水量の多い流れを飛び石伝いに渡ります。水量が増えると徒渉が難しくなる恐れがあり、“市橋コース”は断念することにしました。参加予定メンバーと相談し、雨覚悟で行く人は尾根ルートの“駄口コース”で行くことに決定。また登山口が駅から遠いのでカー山行に切換え集合場所、時間を設定して連絡。出発までが難産の例会となりました。
     《駄口コースで山行》 京都から石田のボロオデッセイで6名、実家のある福井からマイカーで参加の吉野さんと「新疋田」駅で落合った上、“駄口コース”の登山口のあるドライブイン“しのはら”前の駐車場へ。いつものとおりコース紹介、ストレッチをした上で、コース経験のある荒木さんを先頭に出発。当初は谷筋で風が通らず凄く蒸し暑い。熱中症対策に「25分に一度給水休憩」を摂りながら進む。
     最初のポイント361.6mの三角点ピークに着く。尾根に乗ると時々弱い風が通り助かる。361.6から西向きの尾根を辿ると急斜面となり、それを100m位頑張ると540mの小ピークがある。ここから傾斜は大分と緩くなるが、樹林が少ない所も有り日差しが強い時は暑い。右手に大きな崖地形を見ながら進むとインディアン平原から南に伸びる大きな尾根上の677mピークに着く。
     ここから北に方向転換して708mピークを目指すが、この付近はブナ林の中の気持の良い所です。コルのところが右手に崖地形があり、この崖をぐるりと回り込むように進んでいる。相変わらず遠く雷が聞こえ、空も暗くなったり明るくなったり不安定です。708を越して北西に方向を変えインディアン平原への急斜面に取り付く。
     ここから樹林が消えて低い疎林と笹原になる。「雷が来ればさっきのブナ林まで走って逃げ込まないとね」と言いながら、空を気にしながら進む。短い急斜面を登るとインディアン平原分岐に着く。空模様が怪しいのでそのまま山頂を踏みに行く。
     12時に山頂着。山頂からは敦賀市、敦賀湾が一望でき気持が良い。空は何とかもっているが心配なので、展望を楽しみ写真だけ撮って下山に向う。
     インディアン平原でやっと昼食を摂る。ここまで来ておけば、夕立が来れば先程のブナ林に逃げ込めば良いので、一寸ゆっくりして昼食を楽しむ。ここからも敦賀方面の展望は楽しめる。空も曇り空で篤くなく風も有って快適です。
     下山は来た道を下ります。始めて来たコースですのでコンパスで方向を取り、地図上で尾根を確認しながら歩きました。皆さん雨が来る前に下ってしまおうとトットコトットコ下ります。トラロープが張ってある急斜面も、皆さん慎重に声掛けしながらもスムースに下ります。ただ、熱中症対策で30分に1回は「給水休憩」を入れて下りました。
     約1時間半で登山口に、雨に合わずに無事下山。駐車場のドライブインでコーヒーブレイクをして帰りました。ここのご主人が撮影した「岩篭山」の花や風景の写真が沢山飾られています。皆さんが整備し大事にされている山と感じました。
     《“駄口コース”》今回の“駄口コース”は、古くから歩かれている感じの山道ですが、道標や急斜面のトラロープなどを近年整備されたようで、わかり易く歩きやすいコースです。尾根コースですので雨に会っても安全で、“市橋コース”や“山コース”より短く、国道横の駐車場から登れるという足場の良さもあって、最近は登る人も多いようです。
     帰りはいつものとおりマキノの八王子温泉で汗を流して帰りました。水泳シーズンに入ったことで湖西道路は渋滞しましたが、それでも元気な人は京都駅前で「女子会」で反省会のフルコースの例会でした。
     雷・夕立を心配しながらの山行でしたが楽しめました。
     お世話いただいた(山)さんには感謝、感謝です。参加の皆さんも各々役割分担をご苦労さまでした。楽しい例会でした。

    以上


    インディアン平原でお昼です!

(記 石田)

 


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