信楽の山『飯道山(664.2m)』

“普通例会”

【日 時】

 2013年9月22日(日)

【天 候】

   晴れ

【例会目的】

 ・“近江の大峰山”と呼ばれる霊山に登る。
 ・信楽の里山で秋を感じる。

【参加者】

  会員 ; 8名, 一般 ; 2名, 計10名 (W=8,M= 2)

【コース】

  〔JR京都駅 琵琶湖線ホーム,午前8時25分〕
 JR琵琶湖線(7;32発)−<JR>−貴生川駅−<信楽高原鉄道/代行バス>−
 −紫香楽宮跡駅(9;25-35)==紫香楽宮跡(9;50-10;00)==宮内登山口(10;40)=
 =白髭神社(11;05-10)==飯道神社(11;43-50)==『飯道山』山頂(12;20-50)=
 =杖の権現(13;07)==岩坪不動(13;50-58)==車道(14;30)==登山口(15;10)=
 =<地ビールレストラン>=貴生川駅(15;53)−<JR>−京都駅(17;00) 〔解散〕

            
 【行動記録・感想】
 今回の例会の『飯道山』はずっと前から気になっていたところです。というのは、ある人から その昔 右京の強者がそろって山頂で“すき焼き”をして、転がるようにして下りていくのを見て、「変な会やなぁ」と思ったと聞いたことが有って、右京の猛者が楽しんだ『飯道山』はどんな山かなと、例会にしてみました。
 一週間前の台風18号の際、信楽は大雨洪水危険地域に指定されていました。次の日、水口の観光課へ問い合わせたところ「役場のものが『飯道山』一帯を調査に行っているので明日以降連絡します」ということで、その結果「荒れているが大丈夫です」ということで行ってきました。
 貴生川から乗る予定の信楽高原鉄道は、橋脚が折れてしまったので代行のバスが走っていました。バスは満員でした。バスから橋脚がグンニャリ曲がっているのが見えて、台風の大雨被害が想像できました。紫香楽宮跡でバスを降りて車道を歩きます。日差しは暑いものの吹く風には秋を感じます。
 紫香楽宮跡を抜けてしばらくアスファルトの道を進むと、飯道神社の石の鳥居に到着です。道路には側溝からあふれかえった泥水が流れて泥だけがまだ溜まっていました。それでも辺りの田園風景はホッとするものがあります。
 この道を詰めると飯道山の登山口です。この林道を挟んで、オレンジカントリークラブと言うゴルフ場があります。閉鎖されているのかゴルファーは一人も見当たりません。
 林道の脇を通る側溝が崩れ山肌をえぐって大雨のすさまじさを感じました。白髭神社のトイレは杉の木が倒れて使用不可になっていました。
 参道を登って行くと神社の点検と掃除を、消防団の方でしょうか来ておられました。「信楽はずいぶん荒れました」と言っておられました。 神社から飯道山に向かう道もえぐれたところがあって、怖い思いがしました。
 少し行くと、分岐があって笹原の中を山頂へ向かって進みます。約30分登ると『飯道山』の山頂です。珍しく先客が2人おられて、青葉山のパンフレットを配布。お天気も良いので、コーヒーを沸かしてゆっくり昼食をとりました。山頂からは景色も良く未だ刈り取っていない田んぼが黄色く彩りを添えていました。目の前には三上山が小さく見えて、直ぐに登れそうな感じがしました。
 帰りは裏参道を下ります。こちらは“杖の権現”迄15分程急坂を下ります。そこからは石がゴロゴロした歩き難い道を進みます。大雨で大分崩れているので安定するまでは注意が必要です。
 ゴロゴロ石がなくなり歩きやすい林道に出て、そこから「岩坪不動」はすぐです。ここでトイレ休憩にします。以前来たときは階段の上に、お不動さんの小屋があったのですが落ちてひっくり返っていました。
 ここからは歩きやすい林道を「貴生川」に向って進みます。車道に出て、両側に稲刈りのすまない黄色い田圃を眺めながらのんびり気分で歩きます。道の途中に「日吉神社」と「飯道寺」を見て、あとはこの日の二つ目の目的「地ビール」を目指します。
 汗をかいた後の“地ビールは最高!”秋晴れの爽やかな楽しい1日でした。“長〜い地べた歩き”に付き合ってくださってありがとうございました。

                                                   記/石田 千津子
 ・〔すがすがしい秋の空も楽しみました!〕

  1. 〔『飯道山』山頂にて〕⇔

  2. 〔地ビールレストラン“寿賀蔵”で乾杯!〕

(記 石田)

 


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