【行動記録・感想】 記/石田(忠)
今年も、雪山・冬山シーズンに入る前の11月30日(土)と、12月8日(日)の2回、アイゼントレーニングの例会が企画されました。今シーズン初めて雪山に取り組む人も、何年も雪山に行っているベテランも、シーズンに入る前には必要なトレーニングです。
今回はその第1回例会です。参加者は5名です。天気は晴れで、冬型の気圧配置で時々曇ります。気温も予想された程寒くならず、トレーニングには絶好のコンディションでした。
ゲレンデとなるリトル比良の登山コースを少し入った白坂に直行します。この日は私たち以外に、1パーティーだけで良く空いています。いつもの長い尾根の下のスペースに荷物を置いて練習開始。ただ尾根上部の藪にスズメバチがいるとの情報を聞いていて、見ると2匹ほど飛んでいます。ここは近寄らないように注意です。
まずは基本練習で、尾根の登り降りです。両足の間隔は開いているか、爪全体で歩けているか、下りの姿勢が後傾になっていないか、自分でチェックしながら登り降りします。続けてトラバースの歩行練習を繰り返します。以上の基礎練習を皆でした後は、慣れているMさん、MTさんは自主練習。未だ不慣れなNさんに、石田とSさんで基礎練習の繰り返しを行って午前の部は終了です。
お昼は、Mさんに「寒いから」とおうどんを用意してもらい、暖かい昼食を楽しみます。
午後は、Sさんの指導のもとで、MさんとMTさんが急斜面の上部の木を利用して支点作り。その支点からロープを出して懸垂下降の練習をします各人2回づつ下った後は、実戦的に支点やロープの回収を練習。これを2回繰り返して練習。あとは急斜面での前爪での登り降り。そして荷物を担いでのアイゼン歩行の練習と、途中でコーヒーブレイクを挟みながら、みっちり中身濃く練習しました。午後3時過ぎにこの日の練習を終えて下山しました。
京都駅に帰着後は、駅のお好み屋で例によっての“反省会”。楽しい練習ができましたので大いに盛り上りました。技術的な話しも交え有意義な反省会で、こちらも楽しかったです。
ボッカ山行も結構楽しいものですよ。
以上
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