≪『地蔵山』山頂で、ハイポーズ!≫
≪新雪の中『地蔵山』へ向う≫
【報告と感想】 CL/石田
忠久
今年の右京労山の“終い山行”は、昨年と同じ愛宕の『地蔵山〜愛宕山』で設定されました。リーダーは石田(千)で例会案内を出しましたが、その後膝の故障が悪化して山行出来ず、皆さんの了解をいただいて私がリーダーで行って来ました。
JR京都駅に集合して嵯峨野線で「八木駅」に向かいます。右京区の皆さんは途中から乗車して、10名の参加者です。車窓から見える空模様は、冬らしいどんよりした曇り空です。『地蔵山』は北西の風がまともに受けるため、雪が多く降る所で楽しみです。
「八木駅」からバスで越畑へ。他にも登山者が乗っていて賑やかです。越畑でストレッチをして早速出発します。芦見峠への林道が、先日の大雨でか一部大崩れしています。崩れた中を何とか通過して、雪景色の芦見峠で小休止。昨夜降った雪で綺麗です。
地蔵への尾根道を登りますが、登る程に雪が多くなり本当に美しいです。20p位降ったのでしょうか、樹林も新雪で化粧したようで、それは・それは美しくうれしくなります。今日は寒いですが雪の心配もなさそうで、最高のロケーションでラッキーでした。皆さん、ルンルンで新雪の山を楽しみました。事前に荒木さんから「ボッカトレ」をしたいと希望があり、重荷を担いで最後尾を歩いてもらいました。景色が美しいと重荷も慰められそうです。
美しい雪景色を堪能しながら歩きましたが、案外早く『地蔵山』に到着。昼前ですし、外で豚汁はやはり寒いと思われ、ここは写真撮影の小休止だけで通過。知らない人もおられるということで、「三角点」にも行きました。京都市内が良く見えます。
≪いつもの愛宕神社のヒナ段で記念撮影!≫
≪一人、ボッカで気張っています≫
12時半に愛宕神社の社務所に到着。風避けのある小屋で、終い山行恒例の“豚汁”を作って昼食を楽しみました。その間、お札をもらう人は神社にお参りです。
十分にお昼を楽しんだあと、月綸寺コースで下山に向かいます。山頂直下は雪景色でしたが、このコースは愛宕の南東面にあたるため雪はほとんどありません。ワイワイ賑やかに下ります。月綸寺も皆さん興味が無いのか、下山後に予定されている“忘年会”に気が急くのか、スルッと通過です。私だけ代表してお賽銭を挙げてお参りしておきました。
その後もドンドン下りますが、雪も無く単調な所為かこのコースは長く感じますね。それでも空也の滝に降り立ち、あとは三々五々で林道を清滝に向かいます。下山コースは“大杉谷コース”の方が、変化が有って楽しいかも知れません。
15;40に清滝に下山して、この日の“終い山行”例会を終えました。昨年は期待した雪がほとんど無く、一寸寂しい“終い山行”でしたが、今年は丁度前夜に雪が降り、当日は曇り空ながらも雨・雪の心配も無い好コンディションの中で、最高の雪景色の山行が楽しめました。雪景色の『地蔵山』は良い山でした。
参加の皆さん、ご苦労さまでした。来年も良い山行を楽しみましょう!
≪雪景色の“月輪寺コースを下る≫