八ヶ岳(赤岳) | 普通 |
【日 時】 | 平成26年3月6日(木)〜9日(日) |
【天 候】 | 6日(木) 曇、雪、 7日(金) 晴れ、 8日(土)曇りのち晴れ、 9日(日) 晴れ |
【参加者】 | 女2名 男2名 計4名 |
|
|
【コース】 | 6日(木) 21:00四条大宮‐名神・中央道‐1:30諏訪PA 7日(金) 6:00諏訪PA起床‐7:00諏訪PA出発‐7:50美濃戸口‐8:10赤岳山荘駐車場(-14℃) ‐9:13堰堤広場‐(-10C)‐10:40赤岳鉱泉11:40‐13:45赤岩の頭手 前 (標高2617m) 引き返し地点‐15:00赤岳鉱泉 8日(土) 5:30起床‐7:50赤岳鉱泉出発(‐10℃)‐8:25中山乗越(‐12℃)‐8:35行者小屋 (‐10℃)‐9:47阿弥陀分岐‐10:48核心部手前岩場分岐・引き返し地点‐18℃) ‐12:30赤岳鉱泉13:30‐14:00堰堤広場‐14:30赤岳山荘駐車場15:00‐乗車後上諏訪 温泉へ移動‐16:30上諏訪温泉着 9日(日) 9:00上諏訪温泉出発‐諏訪市真澄酒造‐中央道・名神‐15:00京都着 |
麓より赤岳」を眺める。 今年で4回目の赤岳チャレンジ。過去戦績は1勝2敗である。過去3年は2月厳冬期のチャレンジであったが今
年は3月に山行を計画した。 文三郎尾根の登り 5時30分部屋の明かりがついたので起床。6時30分朝食を戴いて身支度を整えて7時50分赤岳に向けて 出発。外気温は−10℃。中山乗越までのトレースは膝頭が埋まるほどの積雪で昨年に比べて降雪量が多いと思った。行者小屋では屋根の軒先 近くまで雪に埋もれてい た。阿弥陀岳を見上げると頂上は雲に隠れ西から東に雲がすばやく流れていた。昨日に比べて今日は風強く日射しのない悪天候。さて、いよい よ文三郎尾根に取り付く。土曜の早朝のためか尾根に取り付いているパーティは全く見えなかった。ただ、昨年の様に道が消えてラッセルを強 いられる事はなかった。取り付きの急斜面の壁を登りきると樹林が消えて左から(北側)風が吹き付けてきた。赤岳からの歓迎の印。赤岳山頂 はガスが掛り日射しもないためただ立っていると体が急速に冷えてくる。尾根の第二の壁を乗り越えた時には一段と吹き抜ける風が強く感じら れた。 トラバース道 今年は阿弥陀岳分岐までのトラバース道がやけに短く感じた。トレースの道幅も2足ほどで踏み固まっていない
ため不安定でした。それ
でも阿弥陀岳分岐には10時前に到着、赤岳鉱泉を出てから2時間足らずで到着。上出来です。分岐から核心部手前の権現岳分岐までの山腹は
例年ジグザグのトレースが付いていたのに今年は強風のためかトレースが半ば消えていた。左の頬が何時ものように風が吹き付ける、痛
い・・・。去年と違うところは雪礫が無いだけ。権現岳分岐で岩陰に身を潜めて体を休めるが風が一段と強く感じられた。強風の中、大声で
パーティの意見を確認したところ体力の消耗が激しく、疲労感を感じると訴えが有ったので止む無く撤退を決定。10時48分権現岳分岐にて
撤退する。阿弥陀岳分岐までの折り返しは右の頬に風が冷たくあたり上り下りで往復ビンタをくらっているようだ。文三郎尾根を下り出したが
登ってくるパーティはまばら、天気は相変わらずくもり空で上空は強風が吹き荒れていた。赤岳鉱泉に帰ると地蔵尾根から挑んだ何組かのパー
ティも強風のため引き返してきたと。12時30分に降りてきたことからこのまま部屋でじっとしているのもバカらしいのであっさりと下山し
て麓の温泉宿を探して逗留することに全員一致で決定。行動食を頬張ってサッサと下山。堰堤まで30分、赤岳山荘駐車場まで僅か1時間で降
りた。帰り道も北沢を通ったがさすが土曜日とあって鉱泉に向かう沢山のパーティとすれ違った。温泉はワイワイガヤガヤ言いながら上諏訪温
泉を探し当て今夜の一夜を過ごした。 |