• 湖北の山
    『万路越え〜海津大崎』

    “普通例会”

  • 【日 時】

     2014年4月19日(土)

    【天 候】

     晴れ

    【例会目的】

     ・湖北の旧道を読図で辿り春のハイキングを楽しむ。
     ・海津大崎の桜を楽しむ。

     【参加者】

     会員;3名,一般;0名,   計3名(W=2名,M=1名)

    【コース】

     〔集合;JR京都駅「湖西線ホーム」,7;15,〕
     ・JR「京都駅」(7;26)-<湖西線>-JR「永原」(8;50-55)==黒山集落(9;05)=
      =万路越え(9;58)==『△峯山(532,0)』(10;40-45)==展望反射板(11;25-50)=
      =『△東山(594.8m)』(12;08)==大崎寺(13;05)==海津大崎(13;10-45)=
      =JR「マキノ駅」(14;40-50)-<湖西線>-(16;00)JR「京都駅」 〔解散〕

    •  
             
          ≪早春のなだらかな尾根道を行く≫              ≪竹生島をバックにはいポーズ!≫

      【報告と感想】                              CL/石田 忠久
       この『万路越〜海津大崎』の例会は、Nさんが提案しリーダーで行う予定でしたが、スキーの怪我で急遽 私がリーダーで行うことになりました。私は行ったことが無いコースで聞くと、Nさんから草川 啓三氏著の「近江 湖西の山を歩く」に出ているコースとのこと。又、Mさんから「**山友会」の山行資料をいただく。ただ、両者の山行は常に手強いコースが行われているので、下見山行を行って取組みました。
       このコースは古くからの峠道と、穏やかな尾根道を読図で辿るコースで、人も少なく静かな山歩きが楽しめます。Nさん、楽しいコースを提案いただき感謝です。
       春のうららかな天気の中、湖西線で出発します。参加者は3名で、その内のYさんは下見山行も参加されていましたので、SLになってもらって先頭を歩いてもらいました。
       ガラーンとした永原駅に降り立ち、車道を黒川集落を目指します。田んぼの中をのんびり歩く、私は好きですねぇ。黒川から南に向きを変え万路越えへの谷筋の道を行きます。上で合流出来るのがわかったので安心です。一登りすると万路越えに着きます。ここは海津大崎の半島を寝も根元で横断する昔からの峠道です。お地蔵さんが祭ってあります。
       ここから、『峯山』、『東山』のピークに連なる尾根道を行きます。ルートはほとんどが有るか無しかのふみあと程度です。落ち葉がついてほとんどわかりませんので、読図で地形を読みながらの山行です。下草がありませんので地形が見易いのは助かりますが、尾根が穏やかで広いところもあり要注意の所もあります。
       万路越えから程なくで『峯山』に着きます。途中で見える「赤坂山〜大谷山」の峰々は、すっかり雪が無くなっています。2週間前は白く綺麗でしたが、雪解けは早いですね。
       『峯山』からの尾根は、右に左に、そしてまた右にと大きく曲がりながら続いています。転換点のピークを順次押さえながら進むとそんなに難しくなく、前方に反射板が見えて来ます。ここのピークからは琵琶湖側に開けていて竹生島が望めます。ここで昼食タイムです。予定より大巾に早い時間で、行程の半分以上を済ましたので、ゆっくりします。天気は良し、展望良し、癒されるような静かな山歩きでのんびりします。
       ここから20分程で最後のピーク『東山』です。三角点はありますが、小さなネームプレートだけの静かな山頂です。あとはこのコースの“大仕事”急斜面の下りに向かいます。
       椿林の中の下りコースは、その入口が中々分かり辛く、ルートファインディングの勝負どころです。少し間違いかけましたが、トラバースで探してテープがあるとホッとします。少し下ると尾根の形が出てきますので、あとは急斜面をひたすら下ります。今日は乾いていて助かりますが、雨などで濡れていればより難しいルートです。
       約1時間程で海津大崎の大崎寺に出てヤレヤレです。お参りした後、湖岸道路に降り立ちます。残念ながら“海津大崎の桜”は時期遅しで、ほとんど散っています。観光客もまばらです。今日の例会はここで解散として、茶店に寄って“お茶”をしてゆっくりします。
       休憩後はJRのマキノ駅まで約4qを歩き、この日の例会を終えました。このコースは600m弱の山ですが、静かでなだらかな尾根歩きが楽しいコースです。そしてルートは不明瞭ですので、読図が楽しめます。下見と例会と、短期間の間に2回来ましたがその都度楽しめました。Nさん良いコースを紹介いただきありがとうございました。足の治る秋の紅葉時分にまた来ましょうか。参加の皆さん、ありがとうございました。

       
             ≪『東山』のピークで記念撮影!≫                ≪海津大崎の桜は既に散っていました≫

    以上

     

    記/石田(千)



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