「 小川新道 〜 武奈ヶ岳 」  普通
【日 時】 2014.6.14(土)
【天 候】
【参加者】 女性3名
 

 

【コース】 坊村バス停着8:41 登山口8:52-----小川新道分岐10:55-----シャクシコバの頭手前
昼食11:55〜12:30-----コヤマノ岳13:00-----武奈ヶ岳13:30〜14:20-----御殿山15:00----- 登山口16:37 バス乗車17:21
( 報告 Oさん )
 小川新道コースを登るにあたり、気がかりな2ヶ所があった。案の定林道からして崩れた所に工事車が入っているのを見て、参加者に「登山道の 状況次第では引き返すこともある。」ということを了解していただいての出発となる。
 気がかりな1つ目、奥の深谷徒渉手前の急斜面に新たな崩壊個所がみられるが、慎重に足を運べば危険というほどでもない。そして苦手な徒渉地 点だ。滑りやすい岩に手こずるが、小さな丸太を組みあわせて大きな石を集め重ねてあるのに助けられて渡る。このように手当てして下さる登山者 がおられることに心底頭が下がる。最も気にしていた小川新道ルンゼは意外なことに崩れていなかった。各自登りやすいルートで行くことと、ロー プがあっても全面的に頼らないようにと、一番軟弱なリーダーが注意しての15分の急登である。登りきった月見岩の所には「小川くん安らかに」 の碑がある。ここまでをクリアすればあとは登山を楽しみましょう。
おにぎり岩を通過しても登りは続くが、やがてちょっとした大岩を越すと平坦になり、ブナ林で昼食とする。ここから中峠の間が一番お気に入り だ。会う登山者も少なく、新緑紅葉のブナ林はうっとりするくらい美しい。中峠からコヤマノ岳へはタニウツギ・サワフタギ・ブナが良い。武奈ヶ 岳直下ではサラサドウダンが実に豪華に咲いている。山ガール若者たちで賑わっている武奈ヶ岳山頂でコーヒータイムで寛いだ。彼らがいなくなる と急に静寂な山頂になった。私たちも下山開始。小川新道から一転、西南稜は展望が楽しめる。オレンジ赤のヤマツツジとヤマボウシの白が鮮やか だ。足元には小さなアカモノも健気に咲いている。ワサビ峠あたりからベニドウダンがみごとなのは言うまでもない。
          
 

 



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