右京労山・山登り入門講座 
 右京労山新入会員勉強会
  机上
【日 時】    8月31日
【天 候】 .晴れ
【参加者】   一般受講生9名、右京受講生6名 スタッフ11名
 

 

【コース】  @    9;30〜9;40    開講挨拶,参加者,スタッフ紹介,スケジュール案内, 
 A  9;40〜11;00  登山の楽しみと安全登山,登山の装備とウエア,
             山登りの歩き方と三点支持
  B 11;10〜14;10    地図の話しと地図の読み方 
  C14;15〜16;30    山の天気の予測と観天望気,天気図の見方
  D16;30〜    実技山行T「比叡山」の案内,質疑応答 他

今回の講座では、机上学習は1日で約6時間強です。1日でどれだけの内容を盛り込む か、カリキュラムをいろいろ検討しました結果、実戦的にすぐに必要な「歩行技術」「山の装備」「読図技術」「気象の知識」を重点的に行うこと にしました。中でも登山事故に直結する「読図技術」と「気象」を今回の講座の重点項目にして時間を多くとりました。各々話す項目をパワー ポイントでスクリーンに出して行ったのは、わかりやすく良かったと思います。
「山の楽しみと登山事故の状況」を交え、「歩行技術」「山の装備」の話を行いました。この内容を約1時間半の持ち時間で行いましたが、やはり 時間不足で少し駆け足状態の話になりました。もう少し時間をかけてお話し理解を深めて頂きたい面があり今後の実技山行の時に話を深めていきた いと思っています。
続いて「地図の話と地図の読み方」を、昼食を挟んで実質2時間強で行っていただきました。今度行う連盟の「読図勉強会」の資料も交え、“地形 図とは”の基本的なことから、“地図の読み方”“現在位置の確認とコースの維持”等々、幅広く解説いただきました。こちらも、いろいろ話すべ きことや理解しておいてほしいことが沢山あり、2時間強の時間では限られた内容になります。ただ、基本的なところを理解いただければ、あとの 「地図や地形の見方」や「現在位置の取り方やコースの方向」など、実戦的なことは実技山行Tの読図「比叡山」の中でみっちりやっていく予定で す。この読図は、受講者の皆さん非常に熱心に取り組んでおられました。現物の地形図「京都東北部」を受講者全員に用意してお配りしたのは、好 評で良かったと思います。
午後は講師に「気象の話」をお願いしました。連盟の各種講座の気象は一手に引き受け講習されていますので、非常に手馴れておられて受講者のレ ベルに合して話されますので、非常に解り易かったと思います。また、今回パワーポイントで雲の写真を映し出して行いましたので、より分 かりやすい講座になりました。また、お願いして気象の判断ミスによる遭難事故の話も交えて頂きましたので、より具体的に理解いただけたと思い ます。
最後に、次回行う実技山行T「比叡山」の山行内容や注意事項、集合場所の確認などを行いました。皆さん意欲的に質問されて、意気込みを感じま した。そして。読図や気象のことも含めて疑問や質問を受けてこの日の講座を終了しました。会場の制限時間一杯の5時まで話し合い、中身の濃い 講座ができたと喜んでいます。
受講の皆さんに入会の勧め的に「右京のガイダンス」を話す予定でしたが、時間が無くできませんでした。今後の実技山行の中で行って行きた いと考えます。

机上学習は、皆さんからは「勉強になった」「受けて良かった」と、概ね高い評価をいただきました。今後3回行う実技山行もきっちり行って、受 講者の皆さんが成果を挙げて喜んでもらえるような講座にしたいと思います。今後もご協力をよろしくお願いします。
以上
 

 



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