山登り入門講座”
  『実技山行T(読図)比叡山』
 普通
【日 時】   9月7日(日)
【天 候】 .晴れ
【参加者】  一般受講者> 7名
<右京受講者> 4名,
<講師,スタッフ>12名
(一般) 男性 1名   女性4名
 

山歩きの基本と地図の読み方を実地練習する』

【コース】  「出町柳」−<京都バス>−「野村分 れ」BS(220m)==仰木峠(573m)=
=水井山(794m)==横高山(767m)==比叡山./「釈迦堂」前(670m)=
=ケーブル「比叡山頂駅」(820m)=<きらら坂>=「修学院」(126m) 〔解散〕
・〔歩行距離;約14.5q,登行標高差;約580m〕
・下山は、希望者は「比叡山山頂駅」からケーブルで下山も可とします。
前日までの山行日の天気予報が悪くて山行できるか気をもみましたが、最終的に「朝のうち弱い雨が残るが9時以降は快方に向かう」との予報で決行を決めました。
京都駅や途中から乗る人も含め、集合場所の出町柳に全員無事に集合し、予定の大原行バスに乗車天気はドンドン良くなって野村別れに着く 頃は晴れ間も出ています。この日は、一般受講者が7名,右京の受講者が4名,それに講師やリーダー役、その他お手伝いに会員が13名参加い ただき合計24名の大所帯です。
山行は、A班(一般受講者主体)と、B班(で右京受講者主体)の2班構成とし、会員は適宜両班に入ってもらいました。A班に読図講師、B班に 気象講師が入り、班リーダーと一緒になって説明役を務めました。また、両班で無線連絡を行って、お互いの説明ポイントや練習内容を教えあ い、参加者全員が同じ内容を勉強できるよう工夫しました。
野村別れBSで下車、少し登った広場で基本通り“山行ミーティング”を行い、全員で“ストレッチ”行って出発準備を行います。それと、ここ は「焼杉山」と「金毘羅山」が丁度良い方向に望めますので、出発目にまずは“クロスベアリング法”の実地練習を行いました。その後、 A,B班に分かれ出発しました。仰木峠に向かうルートを歩きながら、植生の変化、谷筋や水線について、両側の地形と地図上の表現、堰堤等を利 用した現在位置の特定、分岐する谷の特定等々を、小まめに説明を行って進みます。ルートは東海自然歩道ですが、以前に比べかなり荒れていま す。仰木峠で比叡山からの尾根に乗ります。ここで休憩のあと、「水井山」に向かって尾根歩きで進みます。ここ以降も“コル”の確認、分岐する 支尾根の特定、地形図に表現でされない「隠れピーク」の説明と、中々忙しいです。説明や読図練習で時間をとるため、中々進まないため「水井 山」で昼食としました美味しいコーヒーが皆に振舞われます。受講者の皆さんも、ホッと一息の楽しいひと時です。
昼食後は、「今日の雲の観察と、天気の状況の話」をしていただいた後、「横高山」に向け出発です。読図と並行して、ピークからの下りで「下 りの歩き方」の確認や練習をしてもらいました。また、等高線の混み具合を確認した後、歩いて見た時の傾斜の感じを確認してもらいました。玉体 杉」で一休み。ここまで来ると、一通り説明すべきことも大体終わりです。予定時間からも遅れていますし、皆さんも疲れ気味ですので読図を一段 落させて、ここからはひたすらケーブル山頂駅に向けて歩きます。ケーブルで下山する人もいるため、「山頂駅」の前で一旦今日の講座山行の 総括を行いました。又、「雲の観察会」も行いました。トコトン“中身の濃い”講座山行です。改めてこれからの希望を聞くと、ほぼ全員が「ケー ブルで下山」を希望され、歩いて下る希望者は2‐3人です。そこで、この日のコースは結構長く皆さん疲れ気味ですし、時間も遅いこともあっ て全員がケーブルにて下山して、この日の実技山行を終えました。
   
  
     
 

 



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