敦賀三山 『岩籠山』 (765.2m) | 普通, 公開講座実技山行 |
【日 時】 | 2014年9月21日(日} |
【天 候】 | .晴れ |
【参加者】 | 会員11名 受講生 会員3名 一般7名、 計21名 |
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【コース】 | 】市橋登山口(9:30出発)〜夕暮山分岐
(11:54)〜岩籠山(765.2m12:30〜13:30)〜インディアン平原(730m)13:40〜14:00)駄口方面道標
(14:07) 〜P708(14;30)〜鞍部(14;50)〜△361.8m(15;20-15;25)
〜駄口登山口(15:50) |
実戦!右京労山・山登り入門講座”“2014年度「右京労山新入会員勉強会」” 今回も、前日までの天気予報が悪くて山行できるか気をもみましたが、天気は最終的に良い方向にずれて、曇り空ながら良い天気のもとで山行す ることができました。 この日は、一般受講者の皆さん7名と右京の受講者3名を5名ずつA,Bの2班に編成し山行しました。そして、参加いただいた会員の皆さんでC 班を構成し、必要に応じてその都度受講者のサポートをしてもらう体制をとりました。8号線の市橋から細い林道を入り、登山口駐車場へ到着。 全員で山行前のストレッチを行った後、班別に出発しました。 しばらく進むと早々に沢沿いのルートになります。初めての渡渉点が最も水量も多く、慣れない人には一寸難儀なところです。早速に松岡さん、西 村さんが皆さんの渡渉のサポートをしてもらって無事全員が通過しました。 渡渉1 渡渉2 そのあとも何回も渡渉を繰り返します。この日は水量が多いようで、受講者の皆さんは苦労されています。下見した時はもっと楽なルートでした が、その後道も荒れているようです。ポイント、ポイントで、、西村さん、サポートして進みます。慣れない皆さんは苦労されましたが、今 回の実技山行のテーマの“沢コースの登行練習”には、良い練習になったと思います。渡渉箇所を終えて沢を詰めると、今度は沢コースの常で急斜 面の上りに入ります。距離は短いですがかなりの急登です。ここをクリアしたところが夕暮山の分岐です。このコルは大きなブナが茂る絶好の休 憩ポイントです。皆さんヤレヤレとほっこりされています。 ここからは次のテーマ“尾根歩き”です。小さなアップダウンを何回か繰り返して山頂に至ります。前半の渡渉ルートで時間がかかったので、 山頂で昼食をとることにしました。今日は展望が良く、敦賀湾が近くに見えます。例によって西岡さんのコーヒーで癒されます。 岩籠り山山頂 インディアン平原 昼食の間に、相談。「登りの渡渉であれだけ苦労されたので、下りは一寸しんどいね」ということで、安全性を考え急遽予定を変更して駄口への尾 根コースで下山することにしました。皆さんにコース変更を説明し、留守本部コース変更を届けて下山開始。まずはインディアン平原によって、 その景色と展望を楽しんでもらいました。ブナ林の美しい708mのピークを越して、677mピークの手前から大きく方向転換して北西向 きの尾根に乗ります。このコースも最近は整備されて、数は少ないですが道標が付けられ安心できます。 滑りやすい急斜面もありますが、皆さん無事にこなして361.6mの小ピークに出ます。ここまでくれば、あと少しでドライブインの駐車 場にある登山口に降り立ちます。無事にマイクロバスも回送されて待っていてくれました。ここでこの日の山行を追えました。全員、小さな怪我 も無く、無事に下山して本当に良かったです。 今回の山行では、登りの沢コースの渡渉箇所では、水量が多く皆さんは非常に苦労されました。その後の山頂への尾根歩き、下りの尾根コースは滑 りやすい急斜面もあって、こちらも苦労された方も多かったです。それだけに、講座名のとおり“実戦で沢コースや尾根コースの登行練習をする” には非常に良い経験になり、大きな成果を得られたと思います。また、山頂からの素晴らしい展望、インディアン平原の楽しい景観、豊かで美し いブナ林、等を満喫されて、「山の楽しさ」、「登山の達成感」も十分に味わっていただけたと思い、大きな成果があった山行だったと評価した いと思います。 多くの会員が参加されてサポートをいただきました。ありがとうございました。 B班報告 登山道は良く整備されていて歩きやすい。廃村の跡地なのだろうか、石積みの横に柿の木が有りたわわに実を付けていた。道なりに進むといよいよ 渡渉の始まりである。先行隊が歩きやすいように道を整えて下さり感謝です。飛び石を渡るが水量が多く石も滑りやすく、慎重に歩くが、徒渉に慣 れていない人が有り足を滑らせて転倒。大事には至らなかったが緊張が走る。渡渉を繰り返し、堰堤の横を抜け谷を進みもう少しで稜線にと思いき やなかなか稜線には上がれず・・・、 空がだんだん近くなりやっと夕暮山との分岐、岩籠山まで30分と書かれているので、10分程休憩しコンパスをセットして出発。南東に少し下り 道なりに進み程なく山頂。敦賀湾、余呉湖、琵琶湖、周辺の山々を、お天気にも恵まれ絶景を堪能出来た。 山頂で1時間大休憩をして、マスターのコーヒを頂き、。記念撮影をしたのちインディアン平原に行く。笹原の色が綺麗で花崗岩とマッチしてい る。予定ではピストンだったが、沢沿いを下るのは危ないのではとの意見で協議の結果尾根を下る事になった。留守本部にコース変更を連絡。コン パスをセットしいよいよ下山。急勾配の為慎重に行く。紫のりんどうが二輪咲いていて、つかの間和ませて貰う。ブナ林が綺麗で癒される。季節を 変えて歩いてみたいとの話が出ていた。岩籠山は四季を問わずとても良い山です。大岩が現れ、暫く進むとロープが有り、一人下りたら「どうぞ」 と声をかけ慎重に下る。急勾配が続き、だんだん疲れて来たが、やっと361.8mまで下ってきた。少し休憩の後出発。谷筋に階段が整備され歩 きやすくはなっているものの、疲れた体には堪える。やっと登山口に到着。クールダウンのストレッチを済ませバスに乗り込み一路京都へ・・・小 さなアクシデントは有りましたが、怪我無く山行出来たのは良かったです。 C班報告 公開講座の実技山行と例会を一緒に行うことで、C班は会員の班です。 岩籠山の谷筋を登るルートで何回も渡渉を繰り返しました。谷筋は結構荒れていて、「前来た時とは違う」との声も聞こえます。天気の悪い日が続 いていたので水嵩も多いし、岩も濡れているので気を使いました。登りはいいけど、ここを下るのは嫌だなあ〜と思いながら登って行きます。よう やく最後の急登を登り切り稜線に登ります。夕暮れ山の分岐で休憩をとり岩籠山の山頂につきました。山頂からインディアン平原までは広々とし た、気持ちの良い所です。帰りは予定を変更して、嫌だな〜と思っていた谷筋を止めて尾根筋の道を下る事になり良かった。 また来た道と違った コースも歩けて楽しかったです。 |
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