【個人山行報告】
       蓼科山〜北横岳縦走
 普通
【日 時】 2014年7月25日(金)〜28日(月)
【天 候】
【参加者】 女2名
 

 

【コース】 7/25 高速長岡京9:24発⇒茅野駅14:44着(泊)
7/26 茅野駅8:10⇒蓼科登山口9:45発→蛙石11:15〜11:25→蓼科山13:50〜14:05→
   将軍平14:45〜15:05→大河原峠16:40双子山17:10〜17:20→双子池ヒュッテ17:55着
   (泊)
7/27 双子池ヒュッテ6:05発→天狗の露地7:25〜7:30→大岳分岐8:50〜9:00→北横岳北峰
    10:15→南峰10:20→北横岳ヒュッテ10:35〜10:45→坪庭分岐11:30→山頂駅11:45、
    ロープウェイ12:40山麓駅より路線バス⇒茅野(泊)
7:/28 茅野駅5:00発⇒京都高速長岡教10:17着
 
報告
 7/25(晴れ)松本まで夜行バスで行く予定が発売すぐ満席、仕方なく茅野行き昼便のバスに変更して茅野泊まり。
 7/26(晴れ)路線バスで蓼科山登山口に入る。車中からはキャベツ、とうもろこし等の高原野菜畑が見られビーナスラインのドライブを楽し む。登山口駐車場には車が多くありほとんどがピストン組の様に思われる。縦走の距離、暑さ対策を考えて、水分補給や休憩を多く取るをモットー にゆっくりと登り始める。ミズナラ林のやや急斜面の登りから始まり蛙石のポイント、見ていると何故かホットする。暫くして岩場の登りが始まり 岩屑が目立ち、立ち休憩で振り返れば登山口茶屋の赤い屋根がはるか眼下に見える。何回となく立ち休憩を入れ鎖場に着く。荷物をデポして行かれ るパーティーを横目に鎖やロープに沿って岩石帯を歩き山頂を目指す。蓼科山へは色々なルートが有り頂上は年齢に関係なく多くの人で賑わってい た。360度大パノラマ、別名諏訪富士と呼ばれているが、厳しい登りであった。感動の気持ちを抑えて将軍平を目指すが、登って来る人が多く、 石はゴロゴロと歩きにくい。蓼科山荘は4差路で休憩ポイント、ここでしか飲めない蓼科山サイダーを二人で分け合う。乾ききった喉には最高のご 褒美。大河原峠に向かうのは私たちだけ。杉は縞枯状態で、樹林の中暑さは感じないが相変わらず歩きにくい道である。大河原ヒュッテの小屋が見 え隠れするだけで距離は長い。峠の売店で電話を借り双子池ヒュッテに遅れる旨伝える。双子山は展望が良く誰もいないので、携帯で記念写真を撮 りあう。下りはなだらかな草原が広がり心地良く、足も軽やか気分で、双子池雄池が見えやっとヒュッテに着いた。ヒュッテは原生林、雄池、雌池 に囲まれて神秘的である。二人一室でゆっくりとくつろぎ八時消灯。
 7/27(曇りのち雨)今日の行程を考え5時起床、6時出発とする。北横岳へは亀甲池巡りと大岳から入る二通りがあり大岳から入る。一歩足 を入れると、原生林や苔むした岩がゴロゴロと自然が残っている。ふみあとを頼りに登る。昨日このコースを下った男性が登る方が良いと言われて いたが、登るほうも中々大変である。すれ違う人もなく目に付くのはシャクナゲの木々で、白と淡いピンクの二種類の花に励まされ、腐敗しかけた 木の梯子や赤いリボンに出会うとルートを外していないと一安心する。厳しい岩場の登りでは気が抜けず、天狗の露地を過ぎるとやや急登が穏やか になり大岳分岐に着く。大きな奇岩が現れたりするとルートを探すのも大変である。空が開けてくるともうすぐ?と何回思ったことか。風に乗って 声が聞こえてくるようになるが、北峰のピークは見られない。そしてやっとピークに着けば、違うルートから入ってこられたツアーの団体さんや一 般の人たちで一杯。大岳ルートで出会った人は登り四人、下り三人でいかに大変なルートか分かった。北峰〜南峰〜北横岳ヒュッテの下りは登って 来る人もすれ違いも大変であった。原生林の貸切り気分も何処かに飛んで行った。北横岳にはロープウェイから入れるので、荷物をデポしたり軽い ハイキング気分の人たちで、北横岳ヒュッテは大賑わい。天候が怪しくなり、雨が早く降り出したため、坪庭をそのまま通過して分岐で予定通り進 むか、エスケープするかを山頂駅で相談する事にする。雨と風が段々強くなり視界も効かなくて、安全面を考えると予定の小屋までは無理と判断 し、ロープウェイで下山してバスを乗り継ぎ茅野泊に変更する。
 28日(晴れ)空き席が有ったので16時の高速バスをキャンセルして5時のバスで京都に帰る。今回は天気の関係で天狗岳迄の縦走は出来ませ んでしたが、エスケープは正解と考えています。来年はこの続きからもう少し先まで縦走したいと思っています。
                                                 記 H/T

          
 

 



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