「 森山岳〜長池 」 普通例会
【日 時】 2014年10月30日(木曜日)
【天 候】
【参加者】   男性 0名  女性 4名   計 4名 (会員外1名含む)
 

 

【コース】 打見山9:47-----蓬莱山10:10-----p1080森山岳10:50-----長池 12:30〜13:10-----オトワ池-----白滝山13:30-----オトワ池-----ニシヤ谷-----汁谷 15:00-----打見山15:30 
  蓬莱山からは武奈ヶ岳が前方に見えている笹原を下りていく。尾根がはっきりしているので森山岳までは難なく到着した。此処を左に進むと展望の良い台地のような所に出る。紅 葉は終わりかけだが気持ちの良い風景だ。木戸峠から登ってきたという男性が、先週は武奈ヶ岳の紅葉が最高だったと話される。来た道を少し戻っ て谷筋を北に緩やかに下りて行くとコルになり、そこから尾根を外さないでp1050に向かって登って行く。このあたりまでは地形図とコースの 一致に確信が持てていた。何故かそこから下見1回目の失敗と同じになってしまった。2回目の下見では、地形図と地形がほぼ完全に一致したコー スをクリアできたので例会にしたのに…、なんとしたことか。
 現在地があいまいになってしまう。仕方なく進行方向のみにコンパスを合わせてしばらくは右往左往しながら進んでいくと、前から男性がひとり 現れる。おもわず「長池はどこですか」と尋ねた。「すぐそこ」と示す。なあんだ、長池の直近まで来ていたのだ!! 20m先に目的地があるに もかかわらず、複雑な地形は長池を隠しているのだ。その男性は地図とコンパスを手にして登っていて現在地は此処と地図で示してくれた。ここ長 池はかつて満々と水を湛えていたのに、底が抜けたように水が減少して池らしくなくなりつつある。笹が消えてしまった登山道を慎重に進んで鏡水 面のオトワ池に到着する。紅葉はほぼ終わっている白滝山を往復してニシヤ谷を下る。汁谷への心地よい渓流を半分ほど行ったところで川原を下り て、温かいコーヒーと参加者からのバームクーヘンが私の緊張をほぐしてくれた。

***地図を見ながら一緒に山行して下さったメンバーに感謝***

  1週間後再度このコースに挑戦した。どうしてあんな事態になったのか。確かにp1050踏んでいた。問題はその後、尾根を外しさえしなければ良いという慢心があった。複雑 な地形まで読図する力がないので現在地があいまいになると、コンパスだけでは軌道修正も簡単ではない。やはり地形図から地形を立体化する能力 が必要という事と、地形図を常に詳細に読みとって現在地を抑えながら進むということに尽き る。                                                                                                  (報告  大西)
 

 



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