2014年・右京労山『納山祭』  普通
【日 時】 12月6(土)〜7(日)
【天 候】 16日;晴れ後曇り小雪,15日;曇り後晴れ
【参加者】 女5名、男10名、計15名
 

 

【コース】  集合: 四条堀川上る    午前10時半
1日目 三の谷出合P==雲取小屋(12;10着)
〔神事/15;00〜15;30〕⇒〔宴会/16;00〜〕 〔泊〕
2日目 雲取小屋出発(12;40発)==三の谷出合P  〔解散〕

 
ついこの間「納山祭」をしたところと思っていたのに、もう1年がたってしまいまし た。この雲取小屋を
お借りして納山祭を行うようになってから8年になります。
この小屋は、ご存知のように立命館大学のワンゲル会のOBの方々が大切にされてきた小屋です。そし
て山小屋委員長をされているのが森村さんです。その森村さんが今年いっぱいで右京をやめられま
す。そこで今回の納山祭は森村さんへの感謝と、東京から来られて右京に転籍された馬場さんのお
別れ会を兼ねて行うことにしました。右京を去られますが、「小屋は今までどおり使ってください」と言
っていただいていますので、厚かましく使わせていただきたいと思います。
当日いつも通り四条堀川に集まって車に分乗して、貴船に向かいます。貴船は紅葉もほとんど終わ
っていますが観光客はたくさんいました。観光客をすり抜けて三の谷へ向かいます。三の谷の駐車場
でいつも通り荷物を分担してワンゲル小屋までワンピッチ。最近では慣れてきてほとんどの方の足元は長
靴です。
山小屋委員長に小屋を開けてもらって、持ってきた食材を外のテーブルに出して、手の空いた人は外
のかまどに火を入れます。ちゃんぽん麺でお昼を済ませ、あとは今夜の宴会の準備を進めます。
そして、納山祭のメインイベントの“神事”を行います。一年間を振り返って無事に山行できたことの感謝
と、これからの安全登山への祈りを「雲取大権現」へ捧げました。
『納山祭』の締めくくりは何といっても楽しい“宴”でしょう。今年のメニューは、去年に続いて、舞鶴労山
の森下さんのお世話でカニを仕入れてきました。それと、冬の魚ブリやタイ、モンコイカのお造りです。その
他、皆さんに一品作っていただいた差し入れで豪華な食卓になりました。
今年はアルコールの量もほどほどで、話も弾んで歌を歌ったり、山の話で盛り上がるのは聞いていても
楽しいものです。
そうこうしているうちに、一人減り二人減りと、睡魔に負けていく人が増えていきました。それでもストー
ブの火は誰かが守っていてくれたのでしょうね。
次の日、前日の夕方から降り出した雪がすっかりあたりを白くしています。帰りの「芹生峠」が心配で
す。この冬になって初めての雪がうっすら降ってあたりを白くしています。白くなったここの景色が好き
です。
ストーブの火も消えて、外のかまどの火も消えて、森村さんに点検をしてもらって、記念撮影をして小屋
に別れを告げました。
帰りは今年初めての雪の山道を歩きました。皆さんお疲れ様でした。
                                                 記:I/T
 

 



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