カー山行、台の車で行きました。途中のトンネルを越えた所から路面が凍っていてノロノロ運転のために数珠つなぎです。路肩には何台も泊っています。坊村にはすでに何台も
車が止まっていて沢山の人がのぼっているみたいです。雪はしっかりと締まっていてトレースもはっきりとしてベストコンディションです。しばら
くはアイゼンなしで登れました。武奈ヶ岳は最初から急登が続きます。Ｐ846ｍまで登ると一息つけますが、ここまでがなかなかに思えます。こ
こ数年この時期に登っていますが毎年道が少し変わっています。最初にトレースをつけた人によるのでしょう。今年はづいぶん夏道から離れて、と
もかく直登です。いい加減疲れてきた頃にやっと御殿山が見えてきました。2時には山頂まで登れなくても引き返すことにして武奈ヶ岳に向かいま
す。御殿山から武奈ヶ岳までは近いようで遠い道のりです。小さいピークも幾つかあり、痩せ尾根ではすれ違うのに順番待ちです。御殿山までは樹
林帯で風が無かったのですが、稜線に出ると結構風が有ります。武奈ヶ岳山頂は風が強く、景色も何も見えません。一瞬、ガスが消え、琵琶湖やコ
ヤマノ岳の綺麗な樹氷が見えてがんばった甲斐がありました。後続隊が来るまで少し下った所にある木の陰で待ってました。20分程遅れて到着し
ましたが、全員山頂まで登る事ができました。うご下さん。後は雪の中ひたすら下ります。トレースもしっかりしているので夏より快調に下って行
きました。カー山行なので帰りのバスの時間を気にしなくてもよいのは有り難いです。
|