個人山行 15年度初級10期
      冬季テント泊山行報告
 普通
【日 時】 1月24日(土)〜25日(日)
【天 候】 24日 曇り時々晴れ、25日曇りのち晴れ
【参加者】 女性4名、男性1名、計5名
 

 

【コース】 24日;イン谷9:30→青ガレ(かくれ滝)10:20→金糞峠11:45→昼食12:10→
    八雲ヶ原13:05
25日;八雲ヶ原7:35→武奈ヶ岳9:00→コヤマノ岳分岐9:30→10:10八雲ヶ原11:30
    →金糞峠12:10→12:25→青ガレ12:50→イン谷13:40

                                                   記:Y/T
24日(土)
四条大宮、五条烏丸にて参加者を随時載せてイン谷へ向かう。計画当初、7名の参加者を得ていたが年のせいか腰痛症とインフルエンザ感染により 2名が不参加となる。イン谷に車をデポし青ガレへ歩き出す。今年は雪が多く大山口までの林道にもしっかり積もっている。青ガレ手前の堰堤にて アイゼンをはめて登攀、沢を渡り急登を登り詰める。今年のメンバーの足取りは思った以上に軽く金糞峠をすんなりクリア、行動食を取って八雲に 13時に到着。予定時刻よりも早く到着した。八雲でお馴染みの彼女の姿が今年は見えなかったので少し寂しい気持ちでした。テン場を鳴らしてテ ント設営に掛るが本体、フライとすぐに組み立てることが出来たのだが内張りを付けるのに思った以上縫い時間が掛り、結局テントな中に入り込ん だのは15時過ぎとなる。しかし外はまだまだ明るい時間だがそのままテント中でうだうだとおしゃべりに興じ担ぎ上げたスコッチを片手に夕食に 掛る。今年はシェフが交代したのでお味のほどは如何とドキドキでしたが見事な味付けにご機嫌・・・。初日は話に花が咲き満腹感のまま20時に 消灯。
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         八雲でのテント                   武奈ヶ岳頂上で記念撮影
25日(日)
 5時30分起床。昨夜残しておいたスープにラーメンを入れて食し、体を温めてからおにぎりを入れて軽めの雑炊を締めに戴いた。朝からてんこ 盛りの朝食でした。メンバーの一人がラーメン一袋を隠しもっていたことが幸い、苦しまずに綺麗になべの底まで平らげた。朝食後武奈ヶ岳に向け て外に飛び出す。気温が低く雪も締まっていることからアイゼンを選択、八雲から旧ゲレンデを登り詰めコヤカの岳分岐を経由して一息つく。旧ゲ レンデを登り詰めた尾根は風の通り道か綺麗な樹氷が枝に付いていた。コヤマノ岳分岐から武奈ヶ岳稜線まではトレースからはみ出して一人ラッセ ルを楽しむ。ラッセルと言えるかどうか、足元は風の道で雪は固く締まっていて足首程まで潜ることもなく難なく稜線に出る。武奈ヶ岳頂上は早朝 と有って八雲でテントを張っていた2パーティ・3人で静かなひと時でした。一昨年は北風が強く頂上には長く留まることが出来なかったが今年は 日差しは無いものの風は僅かに吹いている程度で琵琶湖岸から西南領とゆったり見渡すことが出来た。帰りはコヤマノ岳トレースを避けてトレース と並行する未踏の尾根を下る。誰も踏んでいないので時に膝頭まで埋まりながら子供のようにはしゃぎながら降りていく。尾根の下降点からトレー スがついている尾根に登り返す斜度の強い斜面出会い、気合を入れて各自ラッセル。尾根に上がった時は青息吐息。計画ではイブルキノコバを経由 する予定が旧ゲレンデから八雲を眺めて降りる方が景色が良いと意見が一致してもと来た道に引き返す。旧ゲレンデまでかえって来たとき右手に広 い谷が見えて途中から谷へラッセル覚悟で降りた。スキー板のシュプールが残る谷を皆さんドボドボと膝まではまり込みながらテント場まで降り る。踏み固まったトレースを歩くよりも楽しいひと時でした。八雲でテントを回収、一路イン谷に向かって降りた。日曜日の昼時と有って金糞峠付 近では数組のパーティとすれ違う。イン谷には2時前に早々と到着。荷物を車にしまい込み二日分の汗を流しに麓のお風呂に直行。15年度初級 10期冬季テント泊山行はヒアリーハットもなく、無事終了しました。
 

 



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