<北摂> 『三草山〜長谷の棚田』 ゆっくり例会
【日 時】 2015年5月10日(日曜日)
【天 候】   晴れ
【参加者】   男性 4名  女性 10名   計 14名 (一般2名を含む)
 

 

【コース】 能勢電鉄 山下駅10:00=(阪急バス)= 汐の湯温泉前 10:18  --- 慈眼寺 10:57〜11:03
--- 登山口 11:24〜11:30 --- ゼフィルスの森 11:44 --- 三草山山頂 12:10〜13:07
--- 才の神峠 13:35 --- 長谷の棚田 13:50 --- バス停分岐 15:15 ---
道の駅「くりの里」15:45 --- 平野口バス停 16:17 =(阪急バス)= 16:34山下駅        
【目的】
・三草山から日本の棚田百選に選ばれた長谷の棚田の田園風景を楽しむ
 田園風景の中をのんびり と、山頂でお茶でもと企画したゆっくり例会。リハビリ中の方、元会員の方も参加で14名でにぎやかに楽しい一日を過ごしてきました。
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  <麓から見た三草山(564m)>        <三 草山 ゼフィルスの森の説明板>
 能勢電鉄山下駅9時半集合でしたが馴染みのない駅で皆さん早くから待っていてくれました。1時間に1本の10時のバスで汐の湯温泉前下車。 地図を見ながら歩き始めます。お天気もよく爽やかな風が通る道を時々通る車に気をつけながら歩きます。15分程で「“おおさか環状自然歩道” 三草山3km、ゼフィルスの森2.4km 左折」の看板。更に15分程で慈眼寺。大きなカヤの木が1本、境内の観音堂横には推古天皇時代に建立されたという能勢町指定有形文化財の宝篋院塔がある。
 お参りをして境内を抜けて三草山をめざす。農道を登っていくとYの字の分岐、左へ取り15分程で左手に溜池。「おおさか環状自然歩道」の表 示、「三草山ゼフィルスの森」の説明板がある。ゆっくりと休憩して右折、ここから山道となる。檜林の石がゴロゴロとした薄暗い道を10分、目 の前にゲートが現れる。ゼフィルスの森の入り口で「自転車、バイク通行禁止」更に「大阪府緑地環境保全地域、野生動物保護区域地区」の表示が ある。ゲートを入り、両側を丸太で仕切られた右側の道を行く。明るい雑木林を緩やかに登っていくと丸太の階段が現れ、少し急登を登りきると広 い三草山の山頂である。
 古くは美奴売山(みぬめやま)と呼ばれたそうだが、近くには「敏馬山」という表示が ?  三草山の謂れは、推古朝の頃白髪の老翁が三草を手に現れた。三草は「観音、不動、毘沙門」に化身したので堂舎を建て勧進したという伝承によるとかで、慈眼寺はその時の堂の 一つで、観音堂、宝篋院塔は山頂から移されたものらしい。
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           <山頂で お抹茶の野点 お菓子はわらび餅で す>
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                  <広い山頂での集合写真>
 山頂からの展望は南から南東方向が開け、木々に遮られている所もあるが有馬富士や妙見山方向を見ることができる。軽装のハイカーがポツリポ ツリと登ってくるが広い山頂なので気にならない。
 食事の後、お茶を点て、コーヒーをいただいて楽しいひと時を過ごす。才の神峠を目指して下っていくとすぐ丸太の階段、20分程で峠に着い た。古い道標やお地蔵様が立っていて、道は7方向へ分かれて伸びている。
 やがて棚田が見えてくる。水を張った田んぼ、田植えの終わった田んぼは輝いていて美しい。スケッチをしたり、よもぎを摘んだり、棚田を存分 に堪能して三草山を仰ぎながら田んぼの中の道を歩く。川の中に見慣れない堰があり、Uさんよりゴム堰といって膨張、収縮させることで水面の高 さを調節することができると教えていただいた。
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           <長谷の棚田は今から田植えが始まります>
 森上の集落の手前で一旦解散。森上バス停乗車組と道の駅「くりの里」乗車組に別れましたがバスは1時間に1本、結局同じバスになりました。 五月の風を堪能したまったりした一日でした。                                              ( 記  I.H )      
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                       <長谷の棚田の風景  スケッチはMさん>

   


 
 
      
       
 
       


 
 
 

 



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