個人山行
     初級10期同期会山行
           「燕岳・餓鬼岳」
 普通
【日 時】 7月31日(金)〜8月3日(月)
【天 候】 8月1日:晴れ、2日:晴れ、3日:晴れ
【参加者】 女性6名、男性1名、計7名
 

 

【コース】 7月31日(金)20:40 京都発‐02:00梓川SAにてテント設営・仮眠
  8月 1日(土) 5:00起床‐7:00石楠花荘にてタクシー乗車‐7:20中房温泉登山口
          7:45〜8:15第一ベンチ〜8:45第二ベンチ〜9:25第三ベンチ〜10:10
          富士見ベンチ〜10:55合戦小屋11:15〜12:30燕山荘着・泊
    2日(日)5:30燕山荘発〜6:00燕岳〜7:00休憩〜8:15東沢乗越〜9:15東沢岳〜
         11:00休憩〜11:30P2644・剣ズリ付近〜13:10休憩〜13:40餓鬼小屋
         14:00〜14:07餓鬼岳山頂14:20〜14:25餓鬼小屋・泊
    3日(月)5:45餓鬼小屋発〜6:45P2235付近休憩〜7:45大凪山〜8:45休憩〜
         9:40ベンチ水場10:00〜10:25魚止めの滝〜11:05紅葉ノ滝〜12:00
         白沢登山口‐タクシー・石楠花荘‐長野道・中央道・名神‐20:35京都着

【報 告】

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              山中のイルカ                剣ズリの梯子

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        紅葉ノ滝付近の渓谷           1/8カット800円のスイカ

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       言わずと知れた合戦小屋         燕山荘に向けて最後の登り

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         目指すは燕岳                雲に覆われる燕岳

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        遥かに望む槍              うめき声が聞こえそうなテント場

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                      夕暮れ時の雲

 1日(土) タクシー分乗して石楠花荘横の駐車場を立ち中房温泉に向かう。道中、今年3月にテント荷物を担いだ林道歩きを思い出す。中房温 泉登山口は早朝にも関わらず何時もの込み具合です。登山口から第一ベンチ、第二ベンチと快調な足取りで進。ここもまた、3月の思うように進ま ないラッセルを思い出す。第三ベンチから富士見ベンチにかけて少し時間は掛ったが予定通りの歩み。合戦小屋について名物・スイカを戴く。今年 は八分の一が800円で売られていました。もちろん八分の一をしっかりいただきました。
燕山荘には昼時に到着。部屋に荷物を置いて生ビールを。今年は生ビール大ジョッキー(1L)が1000円とチョウお得でした。

2日(日) 早い朝食を戴いて早朝の出発。燕岳からは未知の世界でわくわくした気分。ほとんどが表銀座を目指して歩みを進めているので前も後 ろも誰も人影を見ることがない静かな世界でした。燕岳を過ぎるとコマクサの群生が斜面いっぱいに広がり今までにない光景。北燕岳を過ぎると東 沢乗越まで一気に500mを下り、次にコルから東沢岳に向かって300mの急な登りと変化にとんだコース。東沢岳から丸山新道と名付けられた 稜線を餓鬼岳に向かって北進。この道も岩場の連続で梯子や桟道が岩場に多くかけられていて変化にとんだ道です。剣ズリのてまえで地図上のルー トはピークを捲くように書かれていたが実際の道は岩場の尾根を200mほど下り樹林と岩の混じった山道を横切って稜線目指して200mを登り 返す過酷な道でした。さすがのパーティも青息吐息で剣ズリに到着。剣ズリは岩場に設置された細い梯子と桟道で縦横に大きな岩を巻くように作ら れていてスリリングなと所でした。剣ズリを通過すると眼前に餓鬼岳が見え隠れするが小屋は見えない。近づくにつれて餓鬼岳麓の林の中に赤い屋 根が見えて来た。小屋で荷物を置いて空荷で頂上へ向かう。頂上は遮る物は一切ないガレた岩が重なった所。各段長居するところでもないので早々 に小屋に引き返し宿泊の手続きを取る。今宵は大広間に私達7名と金沢からの単独者の8名だけで貸し切り状態でした。餓鬼岳から西北にいちする 唐沢岳付近にお花畑が有ると単独者の方が話しておられたが私は興味がなかったので詳しくは聞かなかった。次に餓鬼岳に行かれる方は時間が有れ ば唐沢岳まで足を運んで如何でしょうか。
 3日(月) 餓鬼岳小屋周辺だけ携帯が通じるので麓のタクシー会社に下山と白沢登山口での待ち時間を指定して下山にかかった。すぐに百曲り と称するジグザグの道を草や木立を分けながら降りる。餓鬼岳小屋から600mほど降りた大凪山は目印もなくいつの間にか通過、景色に変化の無 い山道だけにダラダラした下山。大凪山から水場のベンチまではガレた道で落石に注意しながら進む。水場で冷たい沢水でのどを潤し魚止ノ滝に向 かう。落差の有る岩から落ちる水しぶきは爽やかな風景でした。魚止から紅葉の滝あまでは沢入り込み岩を飛び越え、岸辺をヘツリながら滑りやす い足元に気を配りながら進む。まさに山あり谷ありの変化に富んで飽きないコースです。紅葉ノ滝を過ぎるとひたすら樹林の中を白沢度山口目指し て歩いた。燕岳から先の登山は山あり谷あり、岩あり、花ありと沢ありと本当に変化にとんだ楽しいコースでした。テントではちょっときついです ね。アップダウンが凄いのと餓鬼小屋テン場がほんとに小さいです。

 

 



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