例会報告 「 朝日連峰 縦走 」
 普通
【日 時】 2015.10.1(木)夜〜10.6(火)朝
【天 候】 2日(金)晴れ、3日(土)晴れのち曇り・風強し、4日(日)曇り後晴れ、
5日(月)小雨のち曇りのち雨
【参加者】 女性3名
 

 

【コース】 1(木) 21:23京都発 夜行バス === 2(金)7:56山形着
2(金) 山形市内散策===JR左沢駅 タクシー移動 古寺鉱泉「朝陽館」
3(土) 古寺鉱泉登山口4:50---行動食5:45〜6:00---古寺山8:00---大朝日小屋行動食
    10:30〜11:00---西朝日岳12:55---竜門小屋14:33
4(日) 竜門小屋5:50---寒江山7:20---狐穴小屋8:30---中先峰9:50---行動食
    11:05〜11:30---以東岳12:00---オツボ峰13:20---大鳥小屋15:40
5(月) 大鳥小屋6:15---七ッ滝沢8:00---泡滝ダム9:55 タクシー移動
   ぼんぼ温泉入浴・昼食  路線バス===鶴岡駅===山形駅
   19:47山形発 夜行バス === 6(火) 6:19京都着

( 報告 O・S )
2(金) 山形市内 晴れ  朝日連峰 強風
台風が北海道で爆弾低気圧となり登山を見合わせた。山形市内散策(文翔館)後朝陽館
で宿泊することになり、山の幸オンパレードの夕食メニューに舌鼓をうつ。

3(土) 晴のち曇 風強し
 当初3日間で縦走の計画が2日間で縦走と変更になったので、ヘッドランプ装着での
早朝出発となる。日の出は5:38なので間もなく明るくなった。低気圧の影響で稜線は
強風だろうが、樹林帯を心地よい木漏れ日の中で快適に高度を上げる。登りきると古寺山、
ピークから見える小朝日岳と連なる稜線の紅葉に心おどる。ブナ林の紅葉もタイムリーで
美しい。この時点では晴れていたので、大朝日岳も登頂しようと小朝日岳はトラバース
する。ところが銀玉水あたりから曇ってきて風も強くなり大朝日岳登頂は諦めて竜門小屋
に向かった。中岳から西朝日岳の間は小湿原で地塘と大朝日岳が被写体として絵になる、
と期待していたコースだったがすっかりガスに覆われてしまった。しかも強風どころか時々
突風が吹き、飛ばされまいと踏ん張る。なんとか西朝日岳に到着するが、眼前には竜門山
が立ち構えるようにある。もう一度あの山を越さなければならないのか…。
気をとりなおして竜門山を登り始める。不安に駆られたが、両側より窪みで風は避けられた。
山頂からは竜門小屋がすぐそこにあった。16時までには竜門小屋と思っていたのが14:33
に小屋に到着できてホッとする。
4(日) 曇のち晴 
 夜中じゅう容赦ない風の音に、このまま小屋に留まることになれば…、三人それぞれに
密かに思案したに違いない。夜が明ける頃には風も治まりつつあり、小屋主人の「晴れ」
この一言に安堵して出発する。寒江山付近から青空となった。まさに「紅葉のなか、たおやかな
山なみを縦走」この景色が見たかったのだ !!
狐穴小屋から先は草紅葉の世界で緩やかな高原をいつまでも歩いていたい、そんな光景が
広がっている。以東岳から大鳥池が眼下に見える。この広大な紅葉・黄葉ともいよいよ
お別れかと思うと、私たちは何度も足を止めては前に進めなかった。

5(月) 小雨のち曇のち晴
 大鳥小屋では小屋主人からキノコ汁をふるまわれる。キノコがふんだんに入っていて
美味しかった。5年ほど前には狐穴小屋で熊汁をいただいたことがあるから、東北の
小屋泊まりは厚い人情に出合う。起床時は小雨だったが小屋を出る頃に止んだ。
あとは吊橋2ヶ所を慎重に渡るだけ、麓ではまだ青々したブナ林を下りていった。
*コースタイムの注意点・・・・・エアリアのタイムより多くかかることを念頭に*
             会 計 報 告 
一人当たり 45,987
交通費    夜行バス往復    23,100
    路線バス・JR    3,470
    タクシー(古寺鉱泉まで・ぼんぼ温泉まで)    7,467
宿泊費    古寺鉱泉「朝陽館」    8,000
    竜門小屋・大鳥小屋    3,000
その他    ぼんぼ温泉・ガス・CD・通信費    950
 

 



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