福井の山「大長山」
 個人山行
【日 時】   10月2日(金)Pm〜3日(土)。
【天 候】  晴
【参加者】    男性1名、女性1名
 

 

【コース】 <10/2> 京都/宇治(13;00)−<自動車/名神,北陸道>−福井北IC−<R148>−−(17;00着)勝山                                          /民宿“いわな屋” 〔泊〕
<10/3>民宿−<R148,小原林道>−登山口P(7;30-40)==小原峠(8;52-58)==刈安山 (9;40)==・1574(10;40) ==『大長山』(11;20-12;10)==刈安山(13;25)==小原峠(14;08)==登山口P(14;50-15;05)−<林 道,R148>−♨“水芭蕉の湯”−<R148,名神,北陸道>−(19;45着)京都
以前から、“気になっていた山”の『大長山』へ、私のリハビリ・トレーニングを 兼ねて行ってきました。“白山の展望台の山”として知られていますが、本当に白山が真正面に大きく雄大に見える楽しい山でしたので、個人山行 ですが山の紹介がてら報告します。又、明峯の仲間に教えてもらった民宿“いわな屋”に泊まってきましたが、とても良い民宿で「赤うさぎ」や 「大長山」、「取立山」などに行く時のベースに良い宿と思いますので紹介します。
「赤兎山」には何回か行っていますが『大長山』へは行ったことがありません。3年前に例会で「赤うさぎ&大長山」(駐車場にテントを張って2 山を登る)を計画し、一日目は「赤うさぎ」に登りましたが、翌日は大雨で大長山は断念して帰りました。今回は『大長山』だけで計画しました。 初めての山は、山の大きさ関係なく、楽しみと不安が綱引きします。小原林道の入口にはゲートがあって300円払って鎖をはずしてもらいま す。林道終点まで行き車を置いて準備をします。直ぐ下の宿から出てきましたので、車はまだチラホラで紅葉でも有名な所ですので、あと半月もす れば大賑わいになる山です。
登山口は「赤兎山」も「大長山」も同じところから登ります。小原峠への何回も来ているお馴染の道です。ブナも交じる樹林の中、小さな渡渉も あって楽しい道です。約1時間、ゆっくり登って小原峠に着きます。
「赤兎山」はここから右に行きますが、今日は反対方向に左手の道です。ここから初めての『大長山』へ尾根道のコースをとって進みます。ガイ ド本に結構アップダウンが多い道だと書いてありましたが、そのとおり小さな上り下りを繰り返していくと、「刈安山」へ着きます。ここか らは、下りはほとんどなく少し傾斜も強くなります。樹林も低くなって右手の先に、「白山」らしい山が見えてきました。今日は天気も良く、暑く も寒くもなくて気持ちが良いです。しかし、例によって私の腰が痛くなってきました。「未だ行こうかなぁ、どうしようかなぁ」と考えていると、 少し先に白く見える急な斜面が見えました。どうやら岩場らしく若者たちが楽しそうにしていました。「あの岩場を越すと山頂は直ぐみたいやで」 と聞くと、俄然やる気になって進みます。10メートルくらいの岩の出た斜面ですが楽しかったです。
山頂も見晴らしは良いのですが、山頂から5m位白山側に行くと、より展望が良い所があります。この日はお天気も良く、「白山」がばっちり見え ました。大きなどっしりとした山ですね。今日も良かったのですが、「白山」の展望は5月が最高ですね。真っ白に雪をかぶった白山は堂々として 揺るぎのない姿で勇気を与えてくれるようです。白山を見ながら昼食タイムです。天気は気持ち良いし、展望は綺麗し、お弁当も余計に美味しくい ただきました。お天気に恵まれて本当に良かった。展望を十分に楽しんで帰路に着きます。私は、ピストン登山が好きです。登りでは主に足元を 見ているので景色を十分に楽しめてないところがあります。下りではすこし視野が広がります。気が付かなかった草花を見つけたり立ち止まって周 りの景色を眺めたりと、初めて歩く道のように感じます。向かいの「赤兎山」の斜面が大分と色づいていました。
途中ではあまり人に出会わなかったのですか、小原峠では3組ほどの登山者がいました。「赤兎山」へ行かれたのかもしれません。「赤兎山」は ニッコウキスゲの咲く6月後半がお薦めです。今回登った「大長山」は「赤兎山」とセットにして組んではいかがでしょうか。登山口に着いた時に は車も2-3台になっていました。
初めにも書きましたが“いわな屋”を利用すれば、楽に行けます。“いわな屋”は昔の民宿らしい民宿で、美味しい岩魚を色々の料理で食べさせて もらえます。献立は「岩魚の塩焼き」,「岩魚お造り」,「岩魚のから揚げ」,「山菜の天麩羅」,「小さい鍋」 等々。美味しかったです。この お宿はお薦めです。

 
 

 



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