例会報告   「 廃 村 八 丁 」
 普通
【日 時】 2015.11.03(祝)
【天 候】
【参加者】 女性2名、男性1名、一般2名、計5名
 

 

【コース】 ダンノ峠登山口10:10----ダンノ峠10:52----四郎五郎峠11:33----八丁12:17〜13:05----東南東尾根----p847 14:40----p892 15:16----ダンノ峠16:00----登山口16:30
 報告・感想 O・S 
 その昔、同志社大小屋あたりは桃源郷のようであったと、昔を知る方は言う。紅葉も良いに違い
ないと期待してこのコースにした。が、落葉深いところをみると紅葉は既に終わっていたからか、
それとも「桃源郷」は過ぎ去った夢の世界になってしまったのか、植林の多い八丁は苔むした石垣
の他は見るものがなかった。これならば品谷山から八丁に入った方が良かったかな? 1年の8ヶ月
は山中のこの小屋生活という住人の男性は登山者をいつも歓迎してくれる。今回も暫しの雑談後行
動食とする。
10分歩いて小屋が取り除かれた地点から東南東尾根取り付きをよじ登る。山中のシャクナゲは小さ
な蕾をつけてはいるが、こんなひ弱な蕾で果たして来年のシャクナゲは大丈夫だろうかと危うく感
じた。この尾根は花の季節は足の踏み場もないくらい一面のイワウチワだ。というわけで花季節は
お気に入りのコースなのだが、今回は花もなし、キノコも不作(10月の晴天続き)で・・・。
東南東尾根はp847まではテープは無いに等しいが、尾根筋がしっかりあるので進路を間違えること
はないだろう。が、地図を抑えていくことは大事だ。p892は登山道から少しそれるのだが登って
良かった。というのは、今回のコースで一番の展望と紅葉を楽しめたからだ。
日没早く、林道に16:30分に着けて一安心する。テータイム後、暗くなったバス停に立っていると、
地元の方が「山で道迷い者が出た。気をつけてくださいよ。」と言われる。バスに乗車した頃から
はパトカーなど騒がしくなってきた。山中の方は無事保護されただろうか…。

 

 



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