<個人山行報告>
第12回初級登山学校 実技2 
     [テント泊比良縦走登山] 
  普通例会
【日 時】 2015年 11月7日(土)〜11月8日(日)
【天 候】  7日…晴れ  8日…雨
【参加者】 男性 17名   女性 6名   計 23名 
【コースタイム】 <1日目>  7:45 JR近江高島駅出発〜9:38 岳山〜10:20 鳥越峰
 〜11:20 岩阿砂利山〜11:48 林道出合〜13:05 寒風峠〜13:35ヤケ山
 〜14:50 ヤケオ山〜15:35 釈迦岳〜16:30〜 八雲ヶ原(テント設営・夕食)
<2日目>  5:55 八雲ヶ原出発 〜6:55 金糞峠〜7:45  南比良峠
 〜9:27 比良岳〜10:07 汁谷キャンプ場〜10:25ー11:00 打見山(食堂)
 〜13:35 JR志賀駅着
 <1 日目>
 今回,私は2班で,5名の内4名が参加し実技2の比良縦走を実施しました。JR近江高島駅で共同装備の分配をし,私は食担なのでチゲ鍋の材 料や嗜好品を持ちました。今回は長い山行なので出来るだけ荷物を減らそうと思いましたが,鍋(お湯用)や救急セットなどメンバーの人と重なっ てしまったものがありました。  
 7時45分に駅を出発し,音羽の大炊神社の登山口に向かいました。天気は曇り空でしたが雨は降らないようで一安心です。アイゼントレをする 白坂を横に見て,1つ目のピークの岳山を目指しました。まだまだ皆さん元気で,時々おしゃべりをしながら登っていきました。
 私はこの登山道は以前に来たことがありますが,今回は荷物が多いこともあり,アップダウンも多くて結構しんどい道だと思いました。家に帰っ て以前のコースタイムを見てみた所,やはり今回の方が時間多めでした。
 岩阿砂利山から下って林道に出合った時,少し道迷いをしました。自分の記憶では向かって左側に行くと登山道があると思っていたのですが,他 のメンバーの方たちが,地図で見ると右側のようだと言われました。右側を少し行っても登山道らしきものがないので戻ってみました。後から下り て来られた指導講師のOさんに,登山道が林道で切られた場所の道の見つけ方を助言していただきました。
 滝山辺りの稜線で10分ほど休憩し,急いで行動食を取りました。寒風峠からヤケ山,さらにヤケオ山と登って行きましたが,ヤケオ山までは結 構急な登りが続きました。時々後ろを振り返ると,全山紅葉の素晴らしい景色が見られました。ヤケオ山で2時50分でした。この調子で歩けば何 とか明るい内に八雲ヶ原に着けそうです。気を抜かないで頑張って歩こうとメンバーで確認しました。
 西の方にはボッカトレで歩いた釣瓶岳や武奈ヶ岳の北陵が見えました。琵琶湖は少しかすんでいましたが,琵琶湖大橋も見えました。釈迦岳に3 時35分に着き,少しだけ休憩し先を急ぎました。やっと4時半に八雲ヶ原に着きました。何とか明るい内にテントが設営出来そうです。
 すでに先行組のテントがいくつか張られていて,食事の準備にかかっているようなので,私達も急いでテントを張ったり夕食の用意をしたりしま した。今日は寒くないので,外で火を焚きヘットランプを付けて夕食をいただきました。野菜・肉たっぷりのチゲ鍋を皆さんに喜んで食べてもらっ て良かったです。しめにラーメンを入れ,さらにお腹を満たしてから,テントに入って眠りました。初めての方たちとのテント泊でしたが,やはり 皆さんとお話しするのは楽しいなと思いました。
<2日目>
 夜中から雨が降り出し,時々風も強くなり,比良全山縦走のあと半分が雨の中の山行になると思うと気が晴れませんでした。それでも朝4時15 分頃起きて準備をし,朝食はお茶づけで済ませてから,雨具を身に付けました。雨の中のテント撤収は嫌なもので,すっかり濡れて水を含んだテン トのフライをたたんで自分のリュックに入れました。
 まだ暗い5時55分に八雲ヶ原を出発し,北比良峠を通って金糞峠を目指しました。峠で少し休憩し,堂満岳へ登る道を進みました。途中の分岐 で南比良峠への道を進んで行きました。ここから打見山までの登山道は初めて通る道でした。ここが烏谷山で,比良岳はこの辺りにあったのかと興 味がありましたが,急なガレ道や降り続く雨で,とにかく早く打見山に着かないかなとばかり思っていました。
 汁谷キャンプ場からのスキー場の登りは,急斜面で結構辛かったです。私はジグザグに登って行き,あまり息が上がらないようにしました。食堂 に着いて,急いで温かいものを食べようと,「きつねうどん」を注文しました。体が温まり少しほっとしました。
 11時前に,今回の統括リーダーのOさんからコース変更の話がありました。ここから先は雨のためカットし,クロトノハゲ経由でJR志賀駅ま で下りて行くことになりました。全山縦走出来なかったことは残念ですが,天気が悪いし,身体も疲れているので嬉しい気持ちもありました。ひた すらキタダカ道を下って,JR志賀駅に1時35分に着きました。皆で少し振り返りをして2時前の列車に乗りました。
 私は,雨のため靴の中が濡れてしまったので,それなりの靴を履かないといけないなと思ったことと,さらに長時間歩いても足が痛くならないよ うな歩き方をしないといけないなと思いました。指導講師のAさんや同班の皆さんには大変お世話になりました。有難うございました。       ( 記 Y.A )

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                           <寒風峠へ行く手前の滝山辺りで休憩>

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           <辛い登りが続き、ホットしたヤケオ山の頂上 で>


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