山行報告
    山城30山B 
       「高谷山(別名天ケ森
                      又はナッチョ)」
 普通
【日 時】 11月21日(土)
【天 候】 曇り
【参加者】 女性4名、男性1名、計5名
 

 

【コース】 7:40出町柳−バスー8:30花折峠口〜8:50花折峠〜10:15 P762〜11:00 P812〜11:30
行動食11:50〜11:55ミタニ峠〜12:55高谷山〜13:10小出石方面分岐〜14:40小出石
報 告】
 曇り空の下、出町柳より京都バスに乗車。まだ紅葉が続く比良山系に向けて臨時便が出る。
乗車後、花折登山口で下車。2台のバスから下車したのは私達5人だけ。当初計画では平でバス
を下車、百井川に沿い寺谷出会〜北山クラブ小屋〜ミタニ峠と至るルートを想定していたが少し
単純で変化の少ないコースと思えたので少し工夫をして花折峠から西に延びる尾根を伝い歩きミ
タニ峠に至るコースに変更した。花折峠口で5人だけの下車はこの後、小出石までどなたにも合
うことは無かった。静かな里山歩きを体験出来て大変楽しかった。花折登山口を降りるとすぐ前
に東海自然歩道の看板が目に付く。舗装された道を登り詰めると花折れ峠に上がる。峠に上がる
とひっそりと花折峠の石碑が日陰に立っていた。その碑から少し戻った所、尾根の取り付きは峠
の電柱から進入する。。この日、朝のうちは曇り空で尾根に上がると北風が百井川の上空を駆け
抜け肌寒く感じた。尾根筋は日当たりの良い南斜面には植林尾の杉がびっしりと生えそろってい
たが日当たりの悪い北斜面は雑木林と植生が綺麗に分かれていた。その植生の違いで北斜面では
ナメコを見かけ自然の恵みに感謝。足元は枯葉の絨毯が敷き詰められ足を踏み込んでもフワフワ
した心地よい尾根歩きが出来た。P762、P812とピークの手前は急登になっているが概ねなだ
らかな尾根でした。P812から角度を変えて北西尾根を駆け下りる。少し雑木林が生い茂って
いて尾根を見つけるのに時間が掛った。ミタニ峠手前で行動食をとり再び峠を目指して登り返す。
ミタニ峠は小さな本当に小さな札が幹に掛っているだけでここがミタニ峠と思わすものは無かっ
た。ミタニ峠を過ぎると高谷山(天ケ森)に向けてひたすら登るだけの道のり。途中、獣避け
ネットをくぐり植林地の中を歩く。1時間余りで山頂に着いた頃、日差しが差し込み遠くに琵琶
湖大橋を望め見通しの良い山頂で心地良い時間を過ごした。木立の幹には天ケ森(ナッチョ)
と書かれた札が吊るされていて高谷山と書かれた札は一つも無かった。この山は高谷山より天
ケ森と名称を統一した方が良い。下山路は山頂から少し南西方向に降りると百井方面から小出石
に向かう道に出合い左折して東南の方向に一気に下りR477の府道に出てそこをまた左折して小出
石の集落に向かう。小出石集落に出ると向かいに朽木に向かうR367(鯖街道)を目にする十
字路に。そこに国際会館行のバス停が有る。ただしバス時刻は13:58と16:48分が下山
後の乗車バスになるので注意したい。穏やかな日差しの中で静かな里山・天ケ森を楽しむことが
出来た。

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                 花折峠の石碑                     尾根への取り付け口

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                          天ケ森の紅葉

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                              天ケ森山頂

 

 



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