「 雲取山〜天狗杉山 」
普通山行
【日 時】 2016年 4月16日(土)
【天 候】  晴れ
【参加者】 男性・・・0名  女性・・・4名  計・・・4名
【コースタイム】  花背高原前9:17----寺山峠9:55---ハタカリ峠10:40----雲取山11:12----
立命館小屋11:35〜12:10----寺山峠12:55----旧花背峠13:52----
天狗杉14:12〜14:30----花背峠14:45(バス15:08) 
【報告と感想】 
 私が登山を始めた頃の雲取山は、寺山峠から北西方向谷筋を進み笹原の雲取峠に出たものだ。「北山分水嶺を歩くトレッキングマップ」では寺山 峠からハタカリ峠への尾根筋を雲取峠に至っている。登山道も歩きやすくしてあり良いコースと言える。
 季節がら木々は落葉していて晴れの今日は、広がる青空とタムシバの白色が美しい。ハタカリ峠の目立つ道標は、本来のハタカリ峠より少し上方 の尾根に取り付けてある。これならば見落とすこともないだろう。道標を確認後南西方向に左折して、此処は紅葉の頃も良いだろうなあと話しなが ら雲取峠に着く。笹が無くなった峠は広場のようで若者グループが集っていた。彼らの出発で遠ざかる声がやがて聞こえなくなり、山中は私たちだ けとなった。少し登って雲取山に到着。山頂は狭いので写真を撮るだけにする。さて、二の谷はどの方向?四人のコンパスが一致した谷を下りて行 く。次第に谷が狭くなると、程なく立命館小屋の赤い屋根が見えてきた。小屋前で行動食とする。
 二の谷を下り、出合いから一ノ谷へと進むが、所々架かっていた小さな橋が流されたのか朽ちたのか、すべて無くなっていた。したがって浅い徒 渉を繰り返した。橋が無いぶんルートが少し分かりにくくなっている。クリンソウが沢山あったから5月には花を咲かせるだろう。一ノ谷分岐には 道標がある。此処を東方向数分で寺山峠に戻った。もう少しゆっくり歩いても良かったのに、天狗杉山へは長い行程と焦っていた。結果として言え ることは、寺山峠着の時刻は13:30でも余裕ありと反省する。
 寺山峠から旧花背峠は地図上では長いのだが、きついアップダウンはない。そのうえ左前方向遠くに見えていた天狗杉が、旧花背峠に近づくにつ れ次第に大きく迫ってくるのが楽しいといえるのではなかろうか。旧花背峠には祠があり鯖街道としての歴史は古い。此処からもうひと踏ん張りの 登りがあるので、先頭をKa さん、Ki さんに歩いてもらった。登りをクリアすると、以前は無かった林道に出くわす。それに登山道も分かりやすくなっていた。訪れる人も少ない天狗杉山ではコンパスを頼りに方向を 決めていたものだが、いやに明るく歩きやすくなっている。新しい看板があり、チシマササを植生しているという説明がしてある。どおりで山の雰 囲気が違っていて神秘さを減退させているように感じた。それでも天狗杉は健気に立っていて、元気な Ki さんとバテ気味と言っていた Ka さんが見に行く。連日の山行疲れがでてきた私は座ったまま。次に来た時は天狗杉の近くまで行くぞ…誓いました。

(追)当初予定の17日は降雨率70%〜80%、このままでは中止になるので、15日17時の天気予報を確認して16日繰り上げ実施を決め た。このコースは紅葉も良さそうなので10月末〜11月初旬に例会として提案の予定で す。                                                                                ( 記  0.S )



     
   



 
 
        
                                                         

 
       
      
         
            
           


 
    
        
      


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