| 右京労山５０周年記念集中山行 Ｃコース |
普通 |
| 【日 時】 | ９月１７日（土）〜１９日（月） |
| 【天 候】 | １７日（土）曇り、１８日（日）曇りのち雨、１９日（月）雨のち曇り |
| 【参加者】 | 女性７名、男性６名、計１３名 |
|
|
|
| 【コース】 | コースタイム 9月17日 ７：２０ 東本願寺出発 ８：４５ 養老ＳＡ休憩 １０：００ 恵那ＳＡ休憩 １１：５５ ＪＲ茅野駅 １２：３５ 渋の湯 到着 １２：４５ 出発 １３：２０ パノラマコース合流点 ・休憩 １３：３０ ・出発 １４：１５ 黒百合平・唐沢鉱泉分岐・休憩 １５：３０ 黒百合ヒュッテ到着 １８：００ 夕食 9月18日 ６：００ 朝食 ７：００ 出発 ７：１０ 中山峠 ７：４０ 休憩・（２４８０ｍ） ７：５５ 中山展望台 ８：３０ 休憩・（２４０６ｍ） ９：３０ 高見石小屋 休憩 １０：００ 出発 １０：２５ 丸山（２３２９ｍ） １１：２５ 麦草ヒュッテ １８：００ 夕食 9月19日 ６：３０ 朝食 ７：２５ 出発 ９：００ 八島ヶ原湿原駐車場・車窓から ９：３８ 下社秋宮 １０：０４ 下社春宮 １０：３５ 千人風呂・片倉館 １１：３０ 出発 １１：５５ 諏訪大社本宮 １２：２３ おぎのや・峠の釜めし １５：１５ 恵那ＳＡ １６：５５ 多賀ＳＡ １９：０５ 京都駅到着 |
| 【山行報告】 記：Ｙ／Ｔ 
 
   ９月１７日（土） Ａ班とは１２時間遅れの７時３０分東本願寺前を出発。Ｃ班にはＢ班が定員に満たないため 消滅した二人が合流、合わせて１３名となる。京都の朝は薄曇り、関が原を通り恵那山を抜 けると雲が広がり茅野に入ればどんよりとした雲が空一面を覆った。黒百合ヒュッテへの取 り付き口、渋の湯１２：３５に到着。外に出ると外気がひんやりと体を包む。ヤッケ１枚を 羽織る。 左手に朽ちた建物を見ながら少し渓谷に沿って歩き出し小さな小屋の前で登山届を出す。 小屋から渓谷を渡る狭い橋を渡りＴ路を右手・黒百合平を目指して歩き出す。１時間あまり 歩いてパノラマ合流点に着いた、ここまで誰ともすれ違うこともなく静かな山行。曇り空の ため光が差すこともなく鬱蒼として幻想的な森の山行を楽しんだ。苔むした倒木がもののけ 姫の世界を思わせた中で足元はゴロゴロした石の道を伸びている。休憩点から５０分ほど歩 いたとこで初めて先行するパーティーを確認。道なりにそのパーティーについていくと後ろ から「黒百合平の立札が有るよ」と声がかる。唐沢温泉への分岐道でした。黒百合平方面を 確認して休憩タイム、エアリアではあと１時間と書かれている。そらは黒ずんで厚い雲に覆 われいて木立の上は風が待っていた。黒百合ヒュッテには１５時３０分に到着。渋の湯登山 口から３時間とエアリアタイムで完走。小屋は既に今夜の宿を求めて登山客で溢れていた。 明日の天気が気になる。風が強さを増して小雨が降ってきた。 ９月１８日（日） ６時・朝食、７時身支度を整えて小屋を出る。雨は小降りになってきたが風は強い。天狗 を登る予定だったが視界が全く聞かず登頂を断念。一路、麦草ヒュッテを目指して黒百合ヒ ュッテを出発。小屋を出て樹林の中に敷かれた木道を５分ほど歩くと中山峠に着いた。ここ でもう一度天狗岳を望むため峠を右に取り広場を探して天狗を眺めるが僅かにすそ野が見え ているだけで天狗は厚い雲に覆われて何も見えなかった。パーティ全員、視界が悪いため登 頂断念を理解して中山峠を左に取り麦草に向かう。中山展望台まではいきなりの急登で息が 弾む。展望台近くで休憩をとり降りけってもう一度天狗を見つめる。時折雲が切れて山頂の シルエットが微かに見えたが直ぐ雲に覆われた。小雨だが断続的に降り続ける。相変わらず ゴロゴロした岩がむき出しになっている小道を歩む。Ｐ２３２１から高見石小屋に向けてダ ウンスロープの山道となるが、道は削られ大きな段差が現れ新しい回り道がたくさん作られ ていた。人が入ることで道が作られ山が荒れていく悪循環。高見石小屋のテラスで温かいコ ーヒーを戴く、ホットした寛いだひと時でした。雨は強くなったり小降りになったりと止む 気配はない。ここに立ち止まるわけにもいかないので重い腰を上げて麦草ヒュッテへと思い 足を一歩進める。小降りになっていた雨が強く感じる。丸山を過ぎてＰ２２１２を登り返す と後は下るだけ。ところどころフラットになっている所は大きな水たまりが作られていて回 り道を探しては先に進む。ようやく、笹が生い茂った麦草ヒュッテの屋根を確認。石畳の段 々道をおりてやっとの思いでヒュッテ到着。雨は横殴りに変わっていた。私達Ｃ班は樹林の 中を歩いてきたが山頂から尾根を降りているだろうＡ班が気にかかる。 ９月１９日（祝・月） 最終日。当初、車山・霧ヶ峰散策を予定していたが昨夜から降り続く雨で山行は中止と決定。 止む無く、諏訪大社参拝観光コースに変更となる。 早朝からバスに乗り込み雨の霧ヶ峰を走行、八島ヶ原湿原散策の思いだけをとどめて雨中の霧 ヶ峰を後にする。諏訪の町に入り、下社、温泉、上社と めぐり帰路に着いた。本当に記念になる山行でした。 |
|
|
|
|