黒部ダム下流 下の廊下報告書
 普通
【日 時】 平成28年(2016) 10月3日㈪夜出発〜10月5日㈬夜帰京
【天 候】 10月4日(火)・晴れ、
【参加者】 女性3名、男性3名、計6名
 

 

【コース】   10月3日㈪ 20:10四条大宮 =21:20菩提寺SA= 4日㈫02:15扇沢駅
10月4日㈫ 6:00起床・扇沢駅始発7:30=7:46黒部ダム駅・黒部ダム8:00〜
               8:20ダム下渡川〜9:15内蔵助出合9:30〜10:30休憩10:40〜
               11:10新越沢合流点〜12:00黒部別山出合〜12:35白竜峡タル
               沢前(昼食)12:50〜13:26下の廊下休憩13:40〜14:43十字峡
                15:00〜15:49作廊谷合流点〜16:03半月峡〜16:06 S字峡〜
               16:20第四発電所対岸16:30〜16:54東谷吊り橋〜17:10仙人
       ダム〜17:19人見平宿舎〜18:35阿曽原温泉小屋
10月5日㈬ 5:00起床阿曽原温泉小屋6:00〜7:45折尾ノ大滝8:00〜8:06
                 折尾の砂防トンネル〜8:55大太鼓〜9:10志合谷トンネル〜9:17休
        憩9:30〜10:07蜆谷〜10:50欅平上部鉄塔11:00〜11:45欅平駅12:49
        =14:06宇奈月駅・風呂に入り車15:30=20:30京都


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10月3日㈪ 天気は雨曇り、台風は沖縄でゆっくり近かずいてくる、富山県の天気予報は4日は
晴れ曇り、5日は曇り雨、雨が降ると岩場・梯子はすべり危険、車の配送屋も昼には確認の電話
を入れてくる、扇沢は現在雨が降っている、明日のグループを聞くと、2組あり配車は予定通りと
の事、4年前の2012年9月末の裏剱・水平歩道も台風に追いかけられた、台風は近ずくまでは天
気は良いが風は強い、下の廊下は谷間なので沢筋方向の風の心配だけ、雨が降れば中止して、
黒四ダム見学と思いながら決行にする。大阪の天気は小雨から曇り空に、車は平日の夕方の渋
滞にまきこまれるが少し遅れて四条大宮に到着、菩提寺PAで最後のメンバーをひらう、此処まで
は順調、少しの雨はあつたが何とか今日の目的地の扇沢駅に2時15分には到着する、谷間は強風
が吹き荒れているが晴れている、車の間にテントを張るが、風の音とゆれでなかなか眠れない、
風は朝も吹き止まず。
10月4日㈫ 扇沢駅で配送業者にダムに着いてからスタートするか電話するので配送止めるよう
に頼む、黒四ダムに着くと、谷の方向がちがうのか風もなく、絶好の天気、 1日18q頑張るぞ!、
ダム横をスタートして20分の下りで小橋の渡川点、左を見ると黒四の観光放水の水煙、今日は東
谷吊橋までずっと左岸歩き、1時間で内蔵助出合で休憩する、左上には丸山東壁が見え、これか
らは大タテガビンを回り込む渓谷へ、沢は広くなったり、狭くなったり、横からの谷を回り込み
なかなか進まず、水の音は轟々と近い所の足元から、スノーブリッジは無くなり高まきの階段
梯子を越え、地図では仮設丸太橋が有る、黒部別山谷を渡川し、壁をよじ登り、白竜峡に入る所
で安全手摺の針金にビレーして昼食にする、橋や梯子には手摺が取付けられ、危険な部分には針
金が取付けられて、安全に歩けるがまだ行程の半分、登山道は整備資材が道の脇にデポされ、
9月中旬のブログ状況から進んでいない様に見える、此処からの下の廊下の中核部は、横からの谷
巻道、絶壁道の連続に時間を取られ、十字峡まで時間が掛る、パイナップルで元気をつけて十字峡に
到着するが、展望台からは木が邪魔してい、吊橋からの方が良く見えた、これからも横からの絶
壁谷巻道の連続、半月峡・S字峡では避けられない道上部からのシャワーを2回浴び、関電黒四
発電所送電インクライン対岸へ、鉄塔からの急坂を下り東谷吊橋を渡る、ゆっくり歩いた積りで
はないが、コースタイムでは2時間半の遅れ、早足で仙人ダムに向かう、対岸には雲切新道の垂
直2段梯子を見ながらダムサイトに到着、4年前の記憶をたどりながら、ダム内の登山者・職員
通路を歩く、高熱隧道入口、熊除け柵をくぐり、人見平宿舎を過ぎると暗くなってきて、西村と
瀬角を小屋に到着が遅れると伝える為に先行してもらう、ヘッドランプを出すが、すぐ消える、
LEDランプは電池切れ直前まで点灯して判別が難しい、ビデオや携帯電話の代え電池の用意し
ているが、何故か単四が無い、1Wの懐中電灯はサイズが違う、ストックを使い、がむしゃらに
登る、記憶では尾根の広場から下り、阿曽原温泉小屋なのだが、登り切った後の巻道が記憶と
違い長い、吊るされた看板は右に曲がる絵、暗いランプでは下りが、尾根なのか、谷間なのか
判らず、ずっと下って行くと下の方から先行の呼び声が有り!、突然小屋の屋根!到着は6時半、
小屋は電気が来ていて発電機の音が無いので無音、早々にビールと名物のカレーの夕食を御代りし
て、真つ暗闇の中を五分歩き小屋下の、暗闇の温泉にひたる。(男女1時間交代)
10月5日㈬ 5時起床、食堂で朝食の弁当を食べ6時出発する、 阿曽原温泉小屋からの登り以外
は水平歩道の下りとの記憶だが、梯子の登り下りが3か所程有って折尾ノ大滝に着く、此処から
は砂防堤トンネル、 大太鼓、志合谷トンネルと谷巻きの絶壁道が連なるが、前日の道幅と比
べると2倍以上で傾きがなく、快適に距離を伸ばすが、13qは遠い、鉄塔からの下りで欅平の記
憶だが、いいかげんな記憶で3本目でやっと下り鉄塔、4時間50分掛る、此れからの下りは45分で
急坂できついが11時45分には欅平駅に到着する。1時間トロッコ電車を待ち、宇奈月温泉に14時
10分、新築の温泉施設に入り15時半に京都を目指して帰る、心配した台風は松江の沖に有り、
少し小雨が風呂上りと、富山迄降る、風は強いが何とか走れて無事京都に着いて解散する、 
今回の山行きは台風が近かずき、岩壁を彫り抜いた道と木梯子の連続で距離もあり、雨の場合
中止も考えられたが、4年前の同じ様な状況での学習が有り、決行が出来た、思った以上に天気
が良かったのが幸いしたが、行程時間管理が悪く阿曽原温泉小屋に6時半到着となり反省してい
ます。 以上         
                                            記:K・K 


 

 



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