個人山行報告「 磐梯山」・「会津」
 普通
【日 時】 10月8日(土)・9日(日)
【天 候】 8日(土)雲のち雨、9日(日)雨のち曇り
【参加者】 男女各1名、計2名
 

 

【コース】 東京6:48−郡山8:02−八方台登山口10:02〜10:20―中ノ湯10:50−
弘法清水屋12:00−磐梯山頂上12:30−弘法清水小屋13:00〜13:30−中ノ湯−14:30−
八方台登山口14:50 

記 T・T
 東北の紅葉を見に行こうと8日安達太良山、9日磐梯山・五色沼自然探勝路の計画を立て
ました。しかしこの2日間は北風が強まり雨が降り気温がぐっと下がる予報です。以前、
例会で安達太良山へ行った方々から「稜線では風が強く立っていられなかった」と聞いてい
たので初日は予定を変更し磐梯山へ登ることにしました。
東京を出る時から小雨でしたが郡山は曇りです。磐越自動車道に入り八方台登山口を目指
します。猪苗代のあたりから雲が掛かっていた磐梯山に光が差し込み、すそ野までの雄大
な山容を見ることができました。ゴールドラインを通り八方台登山口へ。駐車場はすでに
満杯です。団体のバスも止まっています。雨が降ってきましたが皆さんカッパを来てどん
どんどん登って行かれます。私達もがんばりましょう!登山口からは幅広の歩きやすい道
です。ブナの緑の濃い森の中を歩きます。磐梯山はヒグマの生息地。鈴をつけて登ります
が沢山の人、熊も近寄らないでしょうね。30分ほど歩くと硫黄の臭いがしてきました。中
ノ湯跡地です。雨で廃墟の景色も良くないので先を急ぎます。ここから登りが始まります。
雨の中を休むことなく登っているといつの間にか緑の森から黄色の森へ変わっていました。
弘法清水小屋に到着です。2つの小屋がありますがどちらも人であふれています。外で立っ
て食事をしている人も。休憩は後にして頂上へ行くことにします。30分ほどですが大きな岩
の急登です。息が上がりました。頂上は霧の中。何も見えません。唐松岳・八ヶ岳に続き磐
梯山まで雨。「雨の山行も楽しい」なんて言っていられません! 写真だけ撮って弘法清水
小屋で休憩します。小屋の中は先ほどまでの人の多さが嘘のように数名だけです。小屋は薄
暗くストーブもありません。雨で濡れ寒く、どうしたら暖かくなるのかわかりません。豚汁
を注文し昼食を摂りながら、小雨になるのを待ち、一気に下山しました。早めに宿へ行き裏
磐梯の温泉を楽しみました。紅葉にはまだ1週間ぐらいかかるそうです。
次の日も朝から雨です。予報では午後から晴れるそうですが、安達太良山は諦め会津の観光
に変更しました。外の気温は13度、横風で木々が大きく揺れ葉っぱが舞っています。地元の
人に教えてもらった美味しいお店で、お蕎麦とずんだ餅をいただき、会津の町を観光して帰
りました。
消化不良の山行が続きますが、この日から季節が変わったと感じるほど寒かったので無理を
せず帰ることができ良かったです。是非、晴れた日に登りたいです。

 

 



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