善坊山山行報告
 普通
【日 時】 10月23日(日)
【天 候】 曇り
【参加者】 女性11名、男性3名、計14名
 

 

【コース】 善坊山登山口 9:30-善坊山山頂10:17-吊り橋10:55-笠松山11:30-
東屋12:15-ダム12:45-公民館14:10(解散)

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         善坊山の岩肌を登る1              善坊山の岩肌を登り2

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      善坊山山頂での集合写真                笠松山へつなぐ釣り橋   

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        岩肌の仏様                        ダム湖の秋 

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                           岩肌の稜線

【山行報告】
                                                記:Y・T
曇り空の京都を早朝車3台に分乗して名神、山陽道と乗り継いて播磨・加西市善坊山麓の公民館
に9時到着。身支度を整え登山口を目指して一般道を歩く。10分ほど歩くと道沿いに「善坊山
登山口」の看板が目に留まる。看板を右折して山道に少し入った所で参加者の紹介と行程の説明
をして善坊山に取り掛かる。麓に踏み込むと直ぐに雑木林が消えて善坊山の岩肌が見えてくる。
草木は岩肌にしがみつくように生えている。2〜3か所に虎ロープが張られているがさほどロー
プに頼ることなく登りきることが出来る。1時間ほどで山頂に到着できた。山頂からはのどかな
田園風景とパッチワークのような溜池が見えた。山頂から西に道を取ると笠松山の帰路と交差す
る十字路に出会う。その先を進むと小さな吊り橋が掛っている。短いが高度感を感じさせる吊り
橋だ。吊り橋を渡ると小さな岩山が進路を塞いでいるが登り切ると眼前に笠松山のとんがり頭が
見える。手前の岩肌には仏様のお顔が掘り込まれている。地元の方の話だと素人の方が一人で数
年かかって彫り込んだそうだ。笠松山までは少し急な岩尾根が続いているが時間をかけてゆっく
り登り詰めた。山頂には狭い展望台が設置されていて360度見渡せるパノラマの世界。南に目
を移せば瀬戸内の海が霞んで見え南西の方角には姫路セントラルパークの観覧車が目に入った。
山頂から南に少し下った東屋に移動、ここで行動食を取る。
東屋から尾根伝いを降りてダムに続く道に出る。ダムに近づくとダム湖の湖畔に秋を思わす赤く
染まった風情と秋に咲く桜を見つけてシャッターを切る。ダム湖を後にして帰路に着くがダムに
続く道を隔てて笠松山と対峙する尾根をもう一度登り返す。どの山も山頂付近は大きな岩肌が露
出して低い木立しか生えていない。岩の上で立ちすくんでいる西風を受けて体が冷えてくる。尾
根稜線を善坊山目指して歩いていくと前半に通過した山道との交差路に出る。善坊山から八の字
を書くようなルートだ。その交差路を少し降りると左手に公民館への下りのコースを示す小さな
看板が目に入りそこを左に取り下山した。
 

 



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