大杉谷から大台ケ原(日出岳)&大峰奥駆・弥山・八経ケ岳 
2泊3日
 普通
【日 時】 11月4日(金)〜6日(日)
【天 候】
【参加者】 単独
 

 

【コース】 11/04 JR嵯峨嵐山06:18 jr三瀬谷10:14 登山バス10:30 登山口11:50
11/05 大台ケ原14:30 和佐又山登山口15:25
11/06 川合15:35 下市口16:38 近鉄下市口16:54 JR嵯峨嵐山19:18


【山行報告】
                                                       記:K・A
初日いい天気に恵まれました、三瀬谷からの登山バスは3日前までの完全予約制2500円満席でも
う一台ワゴン車が6人を乗せていました。桃の木小屋までは川沿いの道をずーっと行きます、川
に沿う岩を削って作った道という感じの鎖場を何度も歩きます、転落注意の表示板がたくさんあ
ります。高度差は少なく渓谷歩きを楽しんだという感じです。桃の木小屋15:30到着 綺麗でサ
ービスの行き届いた実にいい山小屋です。お風呂もあります石鹸は使えません、アナウンスを待
って一番で入浴しました、宿泊者が50人もいたので大混雑ですが食事後に覗いたら誰もいなかっ
たのでもう一度ゆっくりと一人で15分くらい入りました、最高です。夕食はカツカレー、揚げた
てのカツをカウンターで一人ずつ受け取ります、カレーはおかわり自由でした。翌日朝食は06:
00ですが希望すれば05:30から提供が受けれるようでした。06:20小屋出発最初は昨日同様に渓
谷沿いの岩場を歩きいくつもの滝を鑑賞します、途中から普通の登山道になりここからは高度を
稼いでいきます。10:40日出ケ岳到着、証拠写真を撮ろうにも標高や山の名前を示す目標物があ
りません、困ったものです。朝から快晴で本当に樹林を歩いている時から空を入れた写真ばかり
撮影しました、真っ青で雲ひとつない最高の天気でした。昼ごはんはカップヌードルにしました
が小屋でもらったお湯が熱湯でなかったためにかなり温度が下がってちょっと固めの麺を頂きま
した。大蛇ー(だいじゃくら)を見たくて周回しました、山に来ている人の数がかなり多くて大
蛇ーもかなりの順番待ちでした、近くにいた人に写真をお願いして撮って頂きました。13:30駐
車場到着、奈良交通の大きなバスが4台も待機していました。観光センターの方の食堂はメニュ
ーも高額なものしかなくビールも400円でしたが、寂れた感じの反対側の食堂はおでん1本100円コ
ロッケ150円などのメニューがありビールも350円でした、おでんとビールを頂きました。土曜日
なので14:30発のバスがありそれに乗車、ちょうど1台が満席になり出発、和佐又山登山口に15
:25到着。降りたのは当たり前で私一人だけ、代わりに一人乗車されました。今日の宿泊地和佐
又ヒュッテまでは車道を歩いて1時間くらいで着く予定でしたが、何を思ったかバス停のところ
にあった登山道を示す標識を見てなんとなく山に入ってしまいました----登山道なら車道をショ
ートカットできるのではないかと勝手に思い込んだ結果です----結局それはおおきな間違いで1
時間歩いても全くそれらしき風景にはならずどんどん山を登っていく感じ1時間30分ほど歩いて
ようやくヒュッテの案内が出ました、これで安心したのもつかの間。もうヒュッテはすぐそばだ
ろうと言う勝手な思いがヒュッテは下の方と思い沢の方に下りかける、しかし?、携帯を開いて
みると電波が通じている、ヒュッテに電話してどうしたらいいか尋ねるがヒュッテの人もぜんぜ
んこの道については知識がないがただ沢には下りない。このあたりを何度も行ったり来たりして
いるうちに30分くらい経過して暗くなり始めた、気を取り直してもう一度ヒュッテの案内標識の
あったところまで戻って、沢は下らないとにかく砂利がひかれた大きな広場みたいな所に出るま
では横に横に歩いての指示に従い暗い中を道をロストしないようにビニールテープを必死で探し
て進みました。17:45ヒュッテまで60分という標識に到着、まあしかたない行くしかないと思
い前進、そこからは標識の表示とは違って20分ほどで砂利がひかれた広場に到着し程ない距離に
ヒュッテの明かりが見えました。18:15ヒュッテ到着、ヒュッテの方には大変なご迷惑とご心配
をおかけしました。反省すべき事がたくさんたくさんです。ヒュッテの方が入館してからもとて
も親切で先にお風呂はいりなさい、風呂から出てきたら先ずはご飯食べなさいなど、感謝しきれ
ないもてなしをして頂きました。キャンプ場が併設でほとんどのお客様はキャンプのようです、
登山客もテント泊が多いようでヒュッテに泊まったのは10人程度のようでした。最終日04:20小
屋発04:30昨日の砂利の広場で大普賢岳の案内標識に従う、道の無いなんか大きな草原のような
所を登って行く、普通は変だなと思うはずなのに登って行ったらなぜか登山道に出てしまって、
そのまま登っていくと標識があり和佐又山と書いてある、後日の時間確認のために標識はほとん
ど写真に収める、何も思わずに5分くらい登ったところで???あれ?さっきの標識? 写真を
確認すると和佐又山と書いてある、間違って登ってきたとやっと気がつき結局砂利の広場まで戻
る、さっき登り始めた場所よりもほんの5mも横に進むと大普賢岳という大きな案内ととても立
派な階段状の登山道がありました。反省反省、20分消費、04:50再スタート。今日は風が強い、
気温もかなり下がっている。05:45日本岳到着まだ真っ暗ここから先は結構険しいという話を昨
日ヒュッテに泊まっていた人から聞いたので慎重に歩く、鎖場や階段が続く06:02小普賢岳の標
識案内があり山に登る道と直進方向山を下る道がある、ライトがなくても歩けるくらいに明るく
なったが雲が出ていて周りの景色は見えない、地図を何度も確認したがわからないどうしても直
進方向とは思えなかったので山に登ってみると頂上に出て小普賢岳の表示で更に進む道はない、
仕方なくさっきの表示板のところに引き返しまた地図を見る、納得がいかないが下りるしか道は
ない、意を決して下りてみるとすぐ目の前に見えてきた大きな山を登る事に、なんとなくこれが
大普賢だなという感触のもと大普賢の案内板が、06:50大普賢岳1780m登頂。とにかく風が強く
て寒い08:09七曜岳1584m。08:54行者還小屋 ここはトイレも室内に炊事場流しも水道もあり
ました、床がはってあり二部屋に分かれていました快適そうです。10:06奥駆出合 11:15弥山
到着、とにかく寒い頂上も風が強くてじっとしていれない、汗をかいたシャツを着替えてカッパ
も着てから食事、熱湯を入れた水筒を新聞で包み保温ケースに入れ更にフリースで包んで持ち歩
いたが既に7時間経過、熱湯には程遠いお湯でカレー飯をつくってみた、5分たってもお米は芯が
残りカレールーは四角いままだがともかく良く噛んで腹に入れた、これも経験だ。腹ごしらえを
終えて八経ケ岳12:03今年二度目の登頂、雲の為見晴らしはゼロ。12:28弥山に戻り川合方面に
下山開始、12:58狼平避難小屋、14:05栃尾辻避難小屋(壊れていて利用不可)15:33川合バス
停下山完了 バス時刻は15:35 このバスに乗りたくて下山はずーっと走ったり早歩きしたりし
てなんとか間に合いました。ともかく今回は反省する事の多い山行でした。今回日本100名山2つ
=日出ケ岳1695m・八経ケ岳1915m登頂できました 


 

 



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