大阪・生駒山(642m)
 普通
【日 時】 1月22日(日)
【天 候】 曇り昼前より頂上付近みぞれ
【参加者】 女性7名、男性3名、計10名
 

 

【コース】 近鉄平岡駅9:30〜10:10枚岡山展望台10:20〜11:00電波塔下小屋
10:10〜11:20暗峠〜12:20生駒山山頂12:40〜13:30興方寺〜14:30
近鉄石切駅(解散)
山行報告】

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          古道の登り@                   古道の登りA   

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        みぞれ交じりの雪                  白く雪化粧の道      

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                     役行者が建立したとされる興方寺      

 曇り空の下近鉄枚岡駅9時30分に集合。冬季里山ハイクを行う。
取付き階段の手前で準備体操を行う。まだ正月気分が抜けきれない体
を右や左に動かして盛んに体を起こしていた。横に広い階段は年季が
入って足元の土がえぐられ段差が広げられ足を上げるのに一苦労した。階段を終えて地道のルート
辿ると枚岡山展望台に到着。展望台からは大阪市内が一望できるはずが今日は雲が低く垂れこめ見
通しが効かない。若い人は阿倍野ハルカスが微かに見えると話していたが老人の目では全く見えな
かった。展望台で一休みして暗峠に向かう頃、小雨がぽつぽつ上着にかかりだす。少しずつ高度上
げていくと小雨がみぞれと変わり暗峠手前の休憩所では気温も下がってきて大粒の雪に変わる。昔
の面影を残す暗峠を越えると道がぬかるみ小枝に雪が積もり始める。今年初の雪中山行。電波塔が
立ち並ぶ山頂手前ではガスが架かり眺望が利かない。小道も薄っすらと雪化粧です。12時過ぎに
山頂に到着。遊園地は冬季閉鎖で閑散としていて柵越しにひっそりたたずむ三角点を見つけた。屋
根の有る休憩所で昼食タイムを取る。気温も一段と下がりガスが周りを取り囲み屋根の外はうっす
らと白い世界。村田シェフの暖かい紅茶とコーヒーを戴きながら昼食を楽しみました。昼食もそこ
そこに取って下山にかかります。当初の予定では遊園地を横切り下山道に入るところ、遊園地が冬
季閉鎖で遊園地を横切る遊歩道も工事中でいったん遊園地の外に出て駐車場を横切り下山道入口に
向かう。下山道一口は信貴生駒スカイライン料金所手前、東側沿いのガードレールが切れていると
ころから入るので不慣れな人は見つけるのに苦労すかもしれない。辻子谷コースは古くからのハイ
キングコースで階段は石が敷き詰められているが少し苔むして雨で土がえぐられて歩きにくく、今
日のような雨模様では滑りやすくなっていた。暫くするとコースの名所・興方寺に着いた。興方寺
は1360年前、役行者小角によって開かれたとされている。山門の前には大きな鳥居と「大聖歓
喜天」の石碑がある。鬱蒼とした山の中の興方寺の中を後にして歩みを進めると大きな水車が目に
入る。この付近は漢方を製造する町工場が点在している。六甲道もしのぐ急坂をひたすら降りてい
くと近鉄石切駅の立札が目に留まり14時30分に到着。あっと言う間の下山となり近鉄石切駅前
で今日の山行は終了、解散とした。

 

 



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