花の山を歩く・雪野山(309m) |
ゆっくり例会 |
【日 時】 | 2017年2月19日(日) |
【天 候】 | 晴れ |
【参加者】 | 女性 7名 男性 1名 一般男性 1名 計 9名 |
【コースタイム】 | 川守BS 9:25 --- フェンス 9:47 --- 野寺城跡 10:03〜08 ---
大岩あずまや 10:35〜43 --- 雪野山山頂 11:00(昼食)47---鉄塔12:02 ---あずまや 12:36 --- 溜池展望台 12:51 --- 安妃山13:26 --- 杓子山登山口 13:41 --- 杓子山 13:48(案内)14:25 --- 登山口 14:35 --- 鳴谷BS 14:40 |
【報告と感想】 バスを降りて雪野山を目指して歩く。このあたりは蒲生野といって額田王と大海人皇子の歌で有名なところです。獣除けのフェンスを開けてま んさくコースを歩く。この辺の高い木に咲いているはずと見上げるが、どこを見ても全く見えない、ガックリ。 20分程で野寺城跡。西から南方面が開けている。分岐まで戻り急登をジグザグに登ること30分大岩のあずまやに着く。ゆっくりと大展望を楽 しむ。小高い山があっちこっちと点在している。その奥ずっと先には雪を頂いた鈴鹿の山々が連なっている。展望を楽しみながら歩く。 <蒲生野と遠くに鈴鹿の山々が見える> 山頂近く、自転車のお兄さん達が休んでいた。挨拶を交わし一等三角点の山頂へ。ここは前方後円墳で、平成13年に重要文化財に指定されてい る。少し早いけれどここで昼食とした。 15分程で鉄塔。分岐を右にとると歴史公園へと下る。今日は縦走なので尾根を行く。やがて東と西 を結ぶ道に出る。女坂という。その先のあずまやで休憩し、更に行くとミツバツツジの丘、溜池展望台、盆の木跡展望台、げしめ展望台と手入れの 行き届いた展望台を越えて4等三角点の安妃山に着いた。 この山は安妃山なのか安吉山なのか腰越山なのか?どれも正しい。所により呼び名が違 うという ことらしい。下ってフェンスを開け車道に下りた。 そこで自転車のおじさんに声をかけられた。地元の郷土史家の方で案内してくださることに。このあたりは縄文の時代から続く遺跡があるとい う。点在する山々には戦国時代の山城があったらしい。向いの瓶割山には柴田勝家の城があり、六角勢と戦った時、兵に水瓶の水を飲ませた後その 水瓶を割って士気を鼓舞させ大勝を得たことから名付けられたという。説明を聞いた場所には勝家が撤退する時財宝を埋めたという言い伝えがある とかで、その場所らしい所を案内してくださるということで探してくださったのですが残念ながら見つけることは出来ませんでした。 いろいろとお話を聞くうちにこの地域は歴史散策として歩くのも面白いと思いました。参加してくださった皆様にはマンサクの花を見ることが出 来ずすみませんでした。 ( 記 I.H ) <雪野山の頂上で集合写真> <地元の郷土歴史家からこの辺りの歴史や遺跡についてガ イドしてもらう> |
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