<山行報告>
『鬼ヶ岳(532.6m)&
      富士写ヶ岳(941.9m)』例会
 普通
【日 時】 2017年4月29日(土)〜30日(日)
【天 候】 29日(土)・晴れ、30日(日)・晴れ
【参加者】 女性7名、男性3名、合計10名
 

 

【コース】 【コースタイム】
4/29(土) 四条大宮(7:30発)=<車/京都東IC―武生IC―県道190号大虫町>
=鬼ヶ岳登山口駐車場<90m>(10:00〜15)〜小鬼展望台(10:35〜45)〜大鬼展望台(10:55)〜白鬼展望台 (11:10)〜鬼ヶ岳山頂・昼食(11:25〜12:00)〜周遊コース
 休憩(12:30〜35)〜登山口(13:10)=西鯖江道の駅(13:35〜)=たけくらべ温泉
  着(15:05)
4/30(日) たけくらべ温泉出発(7:30)=林道大内峠駐車場・
登山口<245m>(7:40〜8:00)〜富士写ヶ岳山頂<941.9m>
(9:55〜10:10)〜小倉谷山山頂<910.6m>(12:00〜40)〜火燈山山頂<803m>
(13:10〜20)〜P739m(13:32〜40)〜大内峠下山口(14:55)〜たけ
 くらべ温泉(15:10〜16:00)〜京都四条大宮着(19:50)

【報 告】
                                                                                                      記:Y・A
 4/29(土・1日目)                                              

                        1  
                     鬼ヶ岳山頂

 Y号とM号の車に10人が乗り込み,テントや食料などを積み(テント泊用)早朝出発しまし
た。鬼ヶ岳の駐車場に10時頃到着すると,車がたくさん停まっていました。準備をして杉木立の
道を歩き出し,丸太の階段をどんどん登っていくと,少し急で滑りやすい道になってきました。
山頂まで○○mという標識が出て来るので,みんなで想定しながら頑張って歩きました。
 まず初めの休憩所は「小鬼展望台」で,衣服調整や水分補給をしました。以前に登った日野山
がすぐそばに見え,登山道にはミツバツツジ(またはアカヤシオ?)の花が咲いていました。
 次の「大鬼展望台」辺りで半分の距離らしい。ここは白鬼の帰りを待ちながら赤鬼が悪事を練
った場所だそうだ。最後の休憩所「白鬼展望台」になり,しばらく急坂を登ると頂上に出ました。
1時間10分ほどで登れるので随分楽な山行です。広い山頂には小屋,鳥居,祠,展望台などがあり,
ゆっくり昼食を取りながら休憩しました。展望台からは敦賀湾も見えました。
 下山は周遊コースを歩いて下りました。若葉をつけたユズリハの木々がずっと続いていました。
少し登り返しがありましたが,1時過ぎには下山口に着きました。短い歩行時間でしたが,初日な
ので足慣らしに丁度いいかなと思うことにしました。
 再び車に乗り,西鯖江の西山公園道の駅に寄り,全山ツツジの花が見られるかなと思いましたが,
まだ開花には早かったようです。明日の富士写ヶ岳のシャクナゲもまだつぼみかもしれないなと少
し不安になってきました。3時頃宿泊地の「たけくらべ温泉」「たけくらべ広場」に着き,宿泊と
テント泊に分かれてそれぞれゆっくり過ごしました。

4/30(日・2日目)

      1 1     
                    富士写ヶ岳山頂                 イワウチハの群生

   1 1
                            火燈山の山頂                    シャクナゲ

 朝7時半に集合し,車で大内峠までの林道を登っていきました。あまり利用されていないようで
通行止めの表示があったりしました。トンネルを抜けるとすでにたくさんの車が停められていまし
た。少し下がっていくと富士写ヶ岳の登山口があり,案内板がありました。8時に登山開始です。
 少し林道を歩いていくと急登の入口で結構しんどい歩きになってきます。
まわりはユキツバキが多く,たまにイカリソウが咲いています。何故かP520mは知らないうち
に通り過ぎ,P650m辺りで小休憩をしました。今日は気温がぐっと上がるようだが風が吹いて
いるので心地よいです。
 左手に我谷コースの尾根が眺められる辺りでやっとシャクナゲの花が出てきました。やはりつぼ
みが多く開花している花は少なそうです。それでもシャクナゲの花が見られて良かったです。右手
の遠方には少し雪が残っている小倉谷山が見えています。イワウチワ,ショウジョウバカマ,スミ
レ,タムシバなどの花々もたくさん咲いていました。3年前の今頃ここに来た時は,富士写ヶ岳の
山肌がシャクナゲでピンク色になっていたと思いますが,今日はまだ早かったようで全開とはいか
ないようです。
 2時間ほどで山頂に着き,たくさんの人がいて,白山がうっすらと見えました。手前の真っ白な
山は大日山か取立山かなと眺望を楽しみました。深田久弥の記念碑がありそこで集合写真も撮り先
を急ぐことにしました。
 小倉谷山まではシャクナゲも少なくなってくるだろうと思っていましたが,こちらの方がよく開
花し,ずっと楽しませてくれました。斜面にはイワウチワの花が一面に咲き,これも楽しませてく
れました。
 なかなか小倉谷山までに到着せず,アップダウンがいくつかあったこともあり途中でパーティー
が分かれてしまい,反省しています。小倉谷山で昼食を取ろうと思っていましたが,もっと手前で
大休憩し皆の体調を整えるべきでした。リーダーの役割はやはり大変です。先発は12頃山頂に着き
ましたが,後方がなかなか来ないので携帯で連絡を取り合ったりしました。
 小倉谷山もたくさんの人で賑わっていて,以前に登った浄法寺山や南丈競山がよく見えました。
ここからの下山ルートはずっとヤセ尾根ですが,危険というほどではなく,一部急坂もあるが楽し
んで歩ける道でした。パーティーも割れずほとんど一緒に歩くことができて良かったです。
 大内峠のお地蔵さんの前を通り下山口に15時頃着きました。再びたけくらべ温泉に戻り,温泉に
入ってから京都に帰りました。同行の皆さん,いろいろお手数をおかけしましたが,楽しい山行に
なり満足しています。有難うございました。

    
 
      
    鬼ヶ岳・富士写ヶ岳山行感想文 
                                                   記:S

 鬼ヶ岳は展望の良い山で、第一展望台、第二展望台とベンチが有り休憩し易いが、傾斜がきつく
登り一方の山で、リーダーの後について歩きましたが、ピッチが速くリーダーが山の名前のように
見えて「明日はゆっくり歩こうと」思ったら翌日先頭をお願いされて「半分シメシメ」と思った。
頂上に宗教行事等に使われる大きな休憩小屋があり、展望台から敦賀半島や海が見え、福井市内や
平野が見渡せ360度の展望、花は白のイカリソウ、チゴユリ、フデリンドウ、天気が良いので汗だ
くで登りました。名前のとおり昔鬼が住んで、麓の住人に災いをもたらしたそうです。テント組と
ホテル組に分かれて泊まりましたが、「たけくらべ温泉}の前はずらりとピンクの八重桜が取り囲
んで、部屋の障子を開けると、桜と山に囲われてきれいな、雰囲気の良い一軒宿のホテル、夕食も
別の部屋に用意してあり、食事の量も多からず少なからず美味しく。リッチなホテルに泊まらして
もらった。
 富士写ヶ岳頂上は展望がもう一つなので、昼食の為に小倉谷山まで歩いたが、今日も夏日で日陰
もなく道頂上も狭く人で一杯なので昼食休憩ポイントがなく、仕方なく道端に寄って食べる。白山
が背後霊のように薄っすらと真っ白けに見える。花はイワウチワが両側の斜面に絨毯のように咲い
て、余り花に関心なさそうなYさんが、カメラ出して撮りだしたのには驚いた。シャクナゲは頂上
付近はまだ早く、下に行くほど咲いていて慰められ花の多い山。日陰のない登山道を延々と歩いた
ので、熱かって脱水症状気味でしたが、歩いたという満足感がありました。
 
 

 



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