南アルプス白峰三山(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳 
 頑張り
【日 時】 2017年7月26日〜29日
【天 候】  
【参加者】  男性4名  
【コース】

第1日目 26日18:00京都〜18:50菩提寺PA〜23:00奈良田
第2日目 27日5:32奈良田〜6:30広河原〜7:22白根御池分岐〜10:00白根御池小屋
〜10:30草すべり〜13:40小太郎尾根分岐〜14:30北ノ肩小屋
 第3日目 28日 06:00北ノ肩小屋〜07:00北岳山頂〜08:40北岳山荘〜10:00中白根山〜11:40間ノ 岳〜13:00農鳥小屋〜16:00農鳥岳
 第4日目 29日7:00農鳥岳〜7:40大門沢下降点〜11:20大門沢小屋〜16:00奈良田

 当初の予定では25日の夜の出発予定でしたが、天気予報を検討した結果1日遅らせ て26日の出発に変更しました。このおかげで今回の山行中は大雨に遭う事もなく正解でした。
出発前から今回の山行中は好天は望めそうもなかったので、場合によっては縦走は諦めて北岳だけのピストンになるかもと思い登り始めましたが、 雲が多く眺望は望めませんでしたが、奇跡的に大雨には遭わず予定通り山行を続ける事ができました。
1日目
 白根御池小屋までは樹林帯の急登になります。時折小雨がぱらつく中汗だくで小屋に辿り着きました。小屋を出発していよいよ草すべりの始まり です、ここもかなりの急登ですが、樹林帯に替わってお花畑の連続です。眺望は全く無いので高山植物の写真撮影会になりました。さすがに花の百 名山にも選ばれている北岳とあって花の種類と密集度が凄いです。念のため北岳の花の図鑑を印刷して用意しましたが、同じ様な花が多くなかなか 特定するのが難しいですね。へとへとになりながらなんとか北ノ肩小屋に辿り着きました。まずは小屋で定番のカレーとビールで腹ごしらえです。 それからテントを設営して本来なら富士山や北アルプス、八ガ岳、鳳凰三山等の絶景が望める場所で酒を飲みながらまったり過ごしました。
日没直前に一瞬日がさしたかと思ったらその日が雲海に差し込んでブロッケン現象が起こりました。小屋泊の人やテント場からの人々が一瞬の自然 現象に湧きました。
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  2日目の朝は思いがけない好天に恵まれました。日の出前の富士山や鳳凰三山、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳を望むことが出来ました。今回の山行で唯一の眺望を楽しむことが 出来ました。

テントを撤収して出発する頃は又眺望の無い山行になりましたが。その代わりずっと続くお花畑を堪能しながら北岳山頂を経て北岳山荘に到着で す。
眺望があればモーニングコーヒーを飲みながらゆっくり過ごしたい所ですが、早々に山荘を後にします。この先は今回の山行で一番期待していた高 度3000mを超える稜線歩きですが、やはり眺望は無く相変わらずのお花鑑賞を堪能しながら間ノ岳を目指します。
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          北岳                                  雷鳥

間ノ岳を過ぎて農鳥小屋までは結構な長い急な下降ですが、降りる直前に2組の雷鳥の親子に遭遇しました。なんとか無事に農鳥小屋に到着すると あの有名な一癖ある小屋のおっちゃんに出会いました。おっちゃん曰く間もなく雷雨になるのでここで泊まっ た方が良いよと勧められましたが、まだ13時と早い時間なので先を目指す事にして小屋を後にしました。この先は思っていたより登山道が険しく農鳥岳に着くのが16時と中途 半端な時間になってしまいました。この先大門沢小屋まではまだ3時間近く かかると思われます。大門沢下降点からはかなりの急降下な下山道になり日没後は危険が増します
が、ここでふと見回すと農鳥岳山頂の直ぐ下に丁度テントが3張り位張れる安全なスペースを発見。迷う事無くここでテントを張る事に決断しまし た。
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           濃鳥岳                         

3日目の早朝はまたもや奇跡的に一瞬ですが視界が晴れて北岳や間ノ岳、塩見岳、悪沢岳等を見渡す事が出来ました。テントを撤収して出発する頃 には又眺望が無くなってしまいましたが。
大門沢下降点に着くころはご覧の様な視界です。これからは高度3000mの稜線とお別れして過酷な下降になります。暫くはハイマツのジグザグ が続きます。みんなヘトヘトになりながらもなん とか大門沢小屋に着いて腹ごしらえです。ここの餅入りラーメンが出発です。がしかし大雨は長続きせず直ぐにカッパを脱ぐ事に、でヘトヘトになって奈良田に辿り着きました。 ある程度覚悟はしていた大門沢ですが、予想以上にぐだぐだになりました。
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最後に数々の花々を見てきましたが一つだけ正体不明の花がありました。この花は何でしょうかね。花図鑑やネット検索しても判りませんでした。
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今回は生憎天気が今一でしたので次回は仙丈ケ岳からの周回でチャレンジしたいですね。

 
 
 


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