≪個人山行≫
 荒川三山(悪沢岳)から
                         赤石岳縦走 
 普通
【日 時】 8月21日(月)〜25日(金)
【天 候】 8月21日(曇り) 22日(曇り時々晴れ) 23日(曇り時々晴れ)
   24日(小雨のち曇り) 25日(曇りのち晴れ)
【参加者】 K、他1名、合計2名
 

 

【コース】


                                                   記 K・S
8月21日から25日にかけて荒川岳から赤石岳の縦走をしてきました。
南アルプスは北岳などいくつかの山に登っていますが、3年前に塩見岳に登った時に遠くにそび
える勇壮な荒川岳と赤石岳を見て「いつかは登るぞ!」と思いを膨らませておりました。8月当
初の予定は台風のため延期して、花は遅いかなと思いながら、念願の悪沢岳と赤石岳縦走に挑戦。

   

   
8月21日(月)
午前6時京都出発、椹島ロッジ行き送迎バス乗り場の畑薙第1ダム夏期駐車場13時30分着。東
海フォレスト送迎マイクロバスで14時30分発。すぐに未舗装となり相当な悪路に、1時間で登
山口の椹島ロッジ着。
途中落石だらけで「8月初めの台風5号の時に、何か所もがけ崩れでね、復旧に1日半かかり、何
十人もロッジで足止め食って帰れなかったよ。台風が来るのが分かってる時はふつう山はやめるよ
ね」と運転手さん。
椹島ロッジは林業作業員の宿舎を転用してつくられたので、山小屋というより高原ロッジ。お風呂
もありビールも安く、夕食もちょっとした民宿レベル、デザートも手作りでGOOD  でした。
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8月22日(火) 
2日目は椹島ロッジを6時10分発 千枚小屋まで約1500mの登り、コースタイム7時間。天
気は曇り。滝見橋から登り口へ。吊り橋を渡るといきなりジグザグ急登。今回は2割増しでの登山
時間でコースタイム、ようやく鉄塔下には休憩も入れたらほぼ標準タイム。尾根筋に出たと思った
ら岩場のアップダウンや崩落個所が何か所もあり、鎖と梯子とロープの個所が予想以上にあって、
下降は結構慎重に、その後は林道をクロスしながら着実に高度を稼いでいきました。ちょうど椹島
ロッジで昨日夕食テーブルをご一緒させていただいた50歳ぐらい?のご夫婦(千枚小屋で話しを
していると100名山90座登頂済みとの事)や、私より少し年配の60歳台後半?の男性3人組
とほぼペースが同じで、お互いが休憩を毎に抜いたり抜かれたり。「お先にです」とお互いに声を
掛けたりしながら、写真を撮ったりマイペースな感じで波長が合う。水場がある清水平までは林道
を何度か横切り、その横を進みます。清水平はたっぷりの水とベンチもあって昔からの絶好の休憩
場だったのでしょうか、何組もの先客がおられて、顔を洗ったりにぎやかでした。湿気が多いのか
色鮮やかなキノコが幾つも生えていているので写真を撮ったりしながら、シラビソの森が続く登山
道を登ります。
「蕨段(わらびだん)」のあたりは平らな窪地で特種東海製紙フォレストの説明版があっって「南
アルプスは急登の途中にポンとひらけた平らな場所のところに「樺段」や「山犬段」などつけられ
ているところが数多くあるとの事。
次のポイントの見晴台は道からすこし外れていて、下ばかり見て登っていたら見過ごして行ってし
まいそうな細い逆向きの分岐を登ります。すぐに見晴台に到着。日も射し天気は良いのに強風。そ
れはそれで濡れたシャツの汗がすぐ乾いて爽快感がありましたが。残念ながら正面に見えるはずの
悪沢岳はガスに覆われていて見えません。なんとなく連なる尾根が見え悪沢岳のボリューム感がす
ごく伝わってきて、明日からの登頂に期待が膨らみます。見晴台のベンチにすわり昼食休憩。一服
中、頂上付近はガスっていても山の景色は独占状態、気持ちの良い眺めと爽やかな風とカップヌー
ドルで山食を頂きました。
その後は昔、木材搬出に使っていた木馬道跡のしっかりした登りルートをひたすら登ります。
2400m付近のピークに到着。ほぼ予定タイムで進むうちに天気が怪しくなってきたので、駒鳥
池は通り過ぎようとしたら、休憩中の年配のご婦人が元気な声で「せっかくここまで来ているのに
見ないでいったらそんしよるよ」っと、どこの地方の言葉か分かりませんが、親しい感じで声を掛
けられ、そのお誘いに従うことに。木々に隠れた足場の悪い急な道を降りて行くと、目に飛び込ん
できたのが、一面緑に輝く駒鳥池。小さな池(直径20m位)ですが、周りのシラビソの木の白さ
をバックに池を緑色に染める水草が一面に広がり、池のちょうど真中には橋を掛けたような大木が
倒れていて、とっても幻想的な雰囲気をつくっていました。曇り空なのに池が光り輝いていてみえ
て、おとぎの国の森の中の絶景ポイント。お誘いに感謝でした。
千枚小屋まではそこからは約1時間、予定時間を大幅に短縮して、余裕のコースタイムで千枚小屋
に13時20分到着。これまで昼過ぎに山小屋に就く事はなかったので(早くても15時)。ゆっ
くり千枚小屋で真正面に存在をアピールする富士山を眺め、夕方にはオレンジ色から紫色に染まっ
ていく富士のシルエットを肴に、まだ一座も登頂してないのに生ビールで乾杯。満足の2日目を楽
しんだのでした。

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8月23日(水)
登山者の多くは4時過ぎに出て、千枚小屋から荒川小屋を通り赤石岳に登り赤石小屋まで行くそう
ですが、私たちは無理しないで荒川小屋泊りのスケジュール。
昨夜は強い雨。天気予報では、今日は荒川岳は午前中は強風で荒れ模様との事。覚悟を決めて5時
40分出発。朝方は一瞬晴れ間もあり、御来光も富士山も綺麗に見えて登り始めは好天になるかな、と期待も持ちながらの出発。期待はかなわず予 報通り千枚岳に近づくころにはガスも出てきて、小雨も混じる強風の中に突入。見えていた富士山や並んで見えていた笊ヶ岳(2629m)も全く 視界から消え、ただただ灰色ガスと強風の中を進むことに。一時間かけて6時40分千枚岳(2880m)到着。半端じゃない風にふらつきながら も3000m越えの丸山(3032m)に7時35分到着。半端じゃない風にめげそうになりながらの丸山頂上では、千枚小屋でテント泊をしてい た若者4人グループが追いついてきて、写真を撮ってすぐに動きはじめることに、7時40分発。先に行ってもらってルートをつかみながら悪沢岳 への岩場を進む。荒川三山の主峰の東岳(別名悪沢岳)はその名の通り荒々しい岩場の連続。痩せ尾根では強風に煽られ、時々4点確保になりなが ら、スリルを満喫(恐怖を味わいながら)進んで荒川岳の主峰、悪沢岳(東岳)(3141m)に8時20分到着。頂上は強風と濃いガスで灰色の 世界。展望はなく先に到着していたテント泊若者グループも早々に降りるとのこと。我々もご一緒に、と動き始めザックを担ぎ始めた時に、千枚小 屋でもご一緒だったゆっくり年配の男性3人組の方たちが登頂。写真のシャッターのお手伝い。「じゃあ、ついでにこちらも」とお願いし、会話を 交わすうちに「今日は荒川小屋泊りですか、小屋に早く着いてもすることないし、もう少しゆっくり休憩されたらどうですか?」のお誘いの言葉。 これまで日程に合わして山登りをしてきていた私には、カルチャーシヨックを受ける甘いお誘いのお言葉。それもそうだ妻とザックを下す。と、そ の時からが奇跡の始まり。ガスがいきなり薄くなり、まず斜面を駆け上がって来ていたガスが切れはじめる。なんと強風が幸いしてか、どんどん視 界が広がっていく。頭上の雲はなくなり青空も見え始め、再度写真撮影会の始まり。頂上写真だけ見るとどんなに良い天気に登頂したのかと思う写 真が撮れて「冗談みたいですね」と一緒に笑いながら喜び合う。待ち望んでいた展望が一気に広がり360°大パノラマになり、塩見岳や農鳥岳、 登ってきた登山道や千枚岳や丸山の全景もはっきりと見え始め、富士山、笊ヶ岳が気持ちの良いくらいにはっきり見えてくる。赤石岳方面は頂上付 近は雲に覆われていても、これから向かう中岳、前岳への稜線を歩く登山者たちの姿も見えて最高の眺望。30分待っていた甲斐がありました。そ の後はまた、ガスが途切れ
途切れ流れてきて、大パノラマの景色は消えていきましたが、大満足で悪沢岳登頂が出来ました。
中岳避難小屋までは岩場とザレ斜面の急坂、アップダウンの繰り返しで、注意が必要でしたが、時
折ガスが切れては視界が広がり、中岳や前岳、赤石岳も一瞬目に入り強風に煽られながらも暫し足
を止めて、3000mの尾根からの眺望を味わうことが出来ました。
中岳避難小屋に着く頃には雨雲の中状態、風も強く、短時間の天候の変化に自然の厳しさを感じな
がら一時避難、昼食をとらせて頂きました。小屋には宿泊予定のお兄さんと仲良しになったゆっく
り3人組と私たちだけでした。避難小屋の主人は少し個性的な方でしたが、地元ならではの話しが
とまりません。工事が始まったリニア新幹線の話しでは、ルートは塩見岳と荒川岳の間の下を通る、土地の所有権は地下40mまでなのでトンネル を掘るのは自由らしく、名古屋までトンネルばかり掘る話や麓の大鹿村は工事関係者がどんどん入ってきていて、反対署名も集められているが準備 が着々と進んでいるらしい、南アルプスの下を通るのなら中央構造線もあり影響がない訳ないだろうな、と思いながら山小屋の主人にお礼を言って 避難小屋を後にしました。強風の小屋のすぐ横の中岳ではガスで全く見えない展望が前岳に着く頃には、またまた、ガスが切れて、下ってきた悪沢 岳からの尾根ルートがくっきりと見え、再度荒川三山の眺望を味わえました。
荒川小屋への分岐を下りていくと、そこからは南側斜面に移り、これまでの天候がうそのように風
もガスも無くなりやがて緩やかな下りの道になります。お花畑が広がっていくあたりでは鹿の食害
除け柵が設置してあって、柵の扉を空けて進むと、8月下旬なのに、一面に広がるピンク色のハク
サンフウロや黄色のウサギギク。紫色のイワギキヨウなどのお花が咲き誇っていていました。満開
のお花畑の真ん中を通らせてもらって最高の気分、ゆっくり写真も撮れて、またまた嬉しい時間と
なりました。
この日も余裕の時間で荒川小屋13時25分到着。きれいな山小屋でビールとうどんが美味しかっ
た。ここは水場までが離れている(徒歩3分高低差有)ので少し不便でしたが、大量のとっても冷
たい南アルプスの天然水を味わえました。持ってきた焼酎を天然水で割り、ミックスナッツとバッ
チリマッチでGood!でした。夕陽に染まる富士山も美しく、大満足の3日目となりました。

小屋では椹島ロッジ・千枚小屋、同じ小屋泊まりのゆっくり組の方たちともお近づきになり、会話
の中で「今日悪沢岳から下りてくる時にテレビカメラで撮影していた人たち、今度NHKでやる番
組の撮影隊らしいですよ」との話。「確かにザレ場を降りいる時にタレントみたいな女の子?とそ
の後を行くカメラクルーがおられました」と話をしていると、ちょうど山小屋のフロントにその集
団が到着。よく山番組に出ている小林千穂氏(山岳ライター)と撮影クルーの一行と判明。南アル
プス全山縦走の「にっぽん100トレッキング」の撮影中らしい。黒部尾根から甲斐駒岳,北岳、
荒川岳、赤石岳から聖岳まで10日間ぐらいの全山縦走計画らしく、今日は天候が悪く何時間も荒
川岳で撮影できるタイミングを探していたとの事。悪沢岳に何度も登ってたらしく、さすがにプロ
の方たち。明日は赤石岳から百闢エ山の家まで予定しているとの事。夕食後食堂でスタッフと打ち
合わせしながら、ぜんざいを食べている小林千尋さんの姿は、たくましさと可愛さ?(失礼)が伝
わってきてファンになりそうでした。(9月20日夜放映予定と聞きました、再放送もあるかな)

私たちは4日目の明日は、ゆっくり赤石小屋泊りにするか椹島まで一気に降りて翌日にゆっくりす
るか相談。
「下りはかなりハードですよ」とゆっくり組の同宿の方たちからお誘いもありましたが、明日は天
気は悪そうなので、椹島に一気に下山してロッジでお風呂と赤石生ビールに決定。9時間のロング
コースちょっと不安も残しながら翌日の早出に備えたのでした。
  
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8月24日(木)
4日目は11時間の予定コースなので早出、朝5時過ぎに荒川小屋前で記念撮影。天気はそう悪く
なく朝日に照らされた富士山も見えてラッキー。小屋の前で写真を撮っていると昨日の撮影隊の方
たちが出ておられたので、妻との2ショットをお願いする。その流れで傍におられた小林千穂さん
にも入ってもらって3ショット。さすがプロのカメラマンさん。3人笑顔の素敵な記念写真を撮っ
て頂きました。
少し楽しんで5時20分荒川小屋を機嫌よく元気に出発。「天気は何とか持つかな」と空を見上げ
ながら森の中を登る。森林限界を超え、ザレ場をトラバースしながら大聖寺平(だいしょうじだい
ら)へむかうが、このあたりから急に風が強まりしっかりと雨になる。ザレ場で吹きさらしの中、
風に煽られながら合羽を着て、濃い灰色の世界を進む。暫くして幸い雨は小雨になったが、なかな
か厳しい風の中でのザレ場の登り。ようやく大聖寺平分岐の標柱に到着。そこからはゆるい登りに
なったが10m先が見えない位ガスが濃くなり、岩のマーキングを探してのコース取り。ようやく
赤石岳への登りにつくとルートもはっきりとれて、小赤石岳の肩(3030m)に向う。急登と強風に
ちょっと根を上げながらも肩の稜線に辿り着く。「稜線の空中散歩」と表記にあるが、稜線に出て
も空中散歩どころではなく、風に煽られ早足で進む、岩場が出てきて風が緩むとほっとしながら肩
付近の岩陰に咲いている花たちにほっとする。
小赤石岳(3081m)に到着。ここまで来るころには、ガスが時々切れて眼下に大聖寺平や荒川小屋
も見える。ゆっくり組の皆さんが大聖寺平分岐後の急登の取りつきを登り始める姿が見える。心の
中で応援。
小赤石岳を過ぎ赤石岳への分岐では、昨日から何度もお会いしているテント泊4人若者グループと
再開。赤石岳頂上から下りてきて休憩中とのこと(出発は同じくらいだったのですが)。今から椹
島へ降りるとの事。
今回の登山計画のメインの赤石岳登頂まであとわずか。若者たちの話しではガスで何も見えず強風
で早々に降りてきたそうで、一瞬でもガスが切れたら良いのになと、期待しながら分岐を出発。
8時10分、赤石岳山頂(3120.1m)到着。濃いガスと強風で写真撮影のみで滞在時間は5分でし
たが、念願の赤石岳。様々なアングル20枚ほど撮って分岐まで早々に降りてきました。分岐で小
休止して、これから始まるロング下山(標準6時間 約2000m下降)に向けエネルギー補給。
分岐からの下山は険しい下りの岩場、ガレ場が続くとのこと。急斜面を下り始めながら「登りは大
変だろうな」と思いながら下りていくと、初めて出会った登り登山者(熟年男女)に挨拶すると
「今から降りられるのですね」「登りもきつかったけどここ下りられるのもきついコースですよ」
と先制の言葉。善意のアドバイス(脅しに聞こえた)。覚悟はしているが「いきなりそんなこと言
われてもな」と言いながら、ガレ場の浮石に気をつけながら下降を続ける。確かに急降下の岩場、
ザレ場、足場を探してのちょっと緊張の下降個所が続く。
下降を続けガスも無くなり富士山の見える砲台型休憩所、続いて赤石岳から2時間半ほどかけて4
20mほど下てきて、10時35分に富士見平(2701m)に到着。ここでは赤石岳はガスで覆
われているが悪沢岳は頂上以外が見え、稜線の勇壮な姿の眺望もよく、今回の縦走ふり返り、まと
めのような景色が目に入る。富士見平は名前の通り富士山がくっきりきれいに見えて、富士をバッ
クに記念撮影。南アルプスの風2700mの景色を味わう。30分ほど下ると赤石小屋に到着。雲
はなくなり、青空に。強い日差しのもと赤石小屋のテラスで、赤石小屋うどんと行動食のお片付け
昼食にはいる。
食事の後はここからが下りの正念場。椹島まで3時間半の表示。一気に1400m下降だ。大倉尾
根をひたすら下りなので、足元注意で出発。はっきり言って下りは好きではない。キツイ下りの岩
場がいつまでも続き「どこまで続くのや」と嫌になってくる。途中、歩荷返しと称する平らな場所
が何度も表れる。昔の歩荷さんは、ここまで登って運んで来たら「この先はきついので山小屋の人
に、取りに来てや、無理でっせ」と言っていた意思表示の場所だったのかな、と思いながら、「歩
荷さんも嫌がる崖のような岩場を今降りてきてるのやな」と言いながら、一息も二息もついて歩荷
返しで休憩。
ゴツゴツした岩場の急坂を降りる事一時間余り、相当下降してきたと思っていても、次の起点まで
はいつまでも辿り着けず。赤石岳からの最初に出会った方の「登りもきついですけど、下りもきつ
いですよ」の言葉が繰り返し聞こえてくるのでした。
嫌な下りでしたが「この間の愛宕山歩荷トレーニングのおかげか、以前のような膝ガクガクもない
な」、と妻に話しながらペース良く下りてきて、林道跡を過ぎ椹島が近づいてきます。車の音も聞
こえてきて期待したのに、そこからの樹林帯の中の下りは、つづら折り何十回もあり、長く、とど
めの下りの修行を味わうことに。必ず終りはあると言い聞かせ、ようやく長いつづら道が終り登り
口の道路に出ました。
椹島には午後3時15分着。休憩込みで標準コースタイムで下りて来れて、良かったです。気分は
最高。
椹島ロッジはお風呂にも入れて生ビールも飲めて、夕食は2泊目の宿泊者はメニューが違い、なん
とエビフライが出されました。レストランでエビフライ定食を頂いているようで(笑い)美味しく
って大満足でした。
今回の山登り、念願の赤石・悪沢の100名山と言われている2座制覇で大満足(100名山登頂はめ
ざしていませんが3000m級は13座、だいぶ登れたかな)
ゆっくりスケジュールで、悪沢岳でたっぷり眺望を満喫、お花畑もまだ残っていて良かったです。
4日目の荒川小屋から椹島までは赤石岳へのアップもありましたが、1日で2000m下降、10時
間の歩行はかなり厳しかったですが、「ゆっくりと厳しく」で悪沢岳から赤石岳縦走ができて、南
アルプスの魅力をしっかり味わえました。自然いっぱいの南アルプスの醍醐味も味わいながら山々
を歩けて大満足でした。
次は聖岳と光岳も登りたい、との思いを抱きながら、翌朝、芝生が広がる椹島を後に帰路に着いた
のでした。
 
以上報告と感想です。 
 

 



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