《個人山行報告》
     島々〜徳本峠〜上高地
     (霞沢岳・大滝槍見台)
 普通
【日 時】 2017年9月23日(土)〜26日(火)
【天 候】
【参加者】
 

 

【コース】 コースタイム
9/23(土) 四条大宮7:30=安曇野知人宅15:30
9/24(日) 知人宅6:20=安曇野支所7:20〜登山口7:45〜二股9:35〜
  岩魚止小屋12:55〜ちから水16:20〜徳本峠小屋17:45
9/25(月) 徳本峠小屋6:05〜ジャンクションピーク7:10〜K1のコル9:10
  〜K1ピーク10:00〜ジャンクションピーク13:10〜徳本峠小屋14:05
  ―14:55〜明神館17:05
9/26(火) 明神館6:55〜上高地散策後バス=安曇野支所=京都

【山行報告】
                                                     記:T・M

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温めて温めて、卵が鶏になるくらいまで温めていた所に行ってきました。
1日目 四条大宮集合。中大路さん運転、小沢さんナビで安曇野目指して出発。
2日目 安曇野支所に車を置かせてもらい、島々谷を行きます。ずっと川の横です。道が崩れてい
たり、斜面が崩壊していて足場の悪い所もあります。「戦国落人悲話の碑」があったり、「炭焼き
の窯」があったりします。「行き橋」を渡ると、次は「戻り橋」が出てきます。岩魚留橋を渡ると
やっと岩魚止小屋です。縁側に座って休憩です。桂の大きな木がありました。徳本峠から下りてき
たお二人さんとしばし談笑。
 ここから徳本峠まで高低差900M、愛宕山を登るような感じかな。1時間ほど進んだときに、2本の
丸太の橋が登場、目まいがしそうで竦んでしまいました。中大路さんは2本のストックで難無くク
リア。小沢さんと谷川はウロウロ。私は丸太の上に足を置くこともできず、川を渡るしか有りませ
ん。靴と靴下を脱ぎ、裾をまくり上げ、流されそうに無いところを渡りました。水は冷たかった!
 「ちから水」からジグザグの登りが続きます。“徳本峠まで1.0km”の標識を見て、あと少しと
思ったのが大きな間違いで、行けども行けども小屋は現れず、折り返しになるたびに小屋が見える
のではないかと期待し、夢破れ・・・の繰り返し。九十九折りから抜け出たときの喜びはどんなに大
きかったか!小屋の方には心配をおかけしましたが、暖かく迎えて貰えました。
3日目 谷川は霞沢岳を目指します。中大路さんと小沢さんは、先に上高地に下りる予定でしたが、
大滝槍見台へ行くことになり、14時に小屋で待ち合わせとなりました。
 ザックの中を軽くし、残りは小屋に預かってもらい、出発です。日焼け止めも置いてきてしまい
焼け放題です。人生初の大きな山での単独行で、気を抜かないよう慎重に行動します。登ったり下
ったりの繰り返しです。「下に水溜まりの大きいのが見えるけど、あれが小湿地?」(当り!)。
「ここよじ登ったらK1?」(外れ!)。まだ先がある・・・。タイムリミットは10時まで。せめてK1
まで行きたいと思っていたので、K1ピークに10時に着けたときは心底嬉しかった。目の前に穂高
岳がドーンと見える。奥穂登ったね。先に着いていた人が、「あれが蝶、常念・・・笠・・・」と教え
て下さる。噴煙が1本上がっているのは御嶽山らしい。
 K1ピークの先にあるのがK2ピーク、その先が霞沢岳の頂上。今回これ以上は進めないけれど、こ
こまで来られてホント嬉しい。「さあ、気を付けて戻ろう」。・・・・・・ここでつまずいたら、どこ
まで落ちるやろうと思ったり、厳しい所は後ろ向きになって下りたり、気を付けて、気を付けて、
K1のコルに着いてやっと一息つけました。また、登ったり下ったりの繰り返しです。途中でハイ
キングクラブの人達と一緒になり賑やかに下りました。今朝4時に小屋を出発したそうです。霞沢、
大きな山です。
 小屋のコーヒーで疲れを取り、明神へ下りました。
 夜に明神館の前から見た星空はきれいでした。
4日目 明神から上高地に出て、バスの切符を手に入れ、後は散策。連日天気に恵まれ、いい山行
ができました。
 五千尺ホテルでコーヒータイム。その後、バスで安曇野支所に戻り、京都に帰ってきました。
運転、計画、ナビに会計、情報収集、ありがとうございました。宝物になりました。




 

 



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